2001年3月分のつれづれです。
2001年3月8日(木)のつれづれ
オネアミスの翼を久し振りに見た。ぐうたらな主人公が立派に使命を果たすのも良かったがそれ以上に主人公の友人の言葉が心に残った。「親でも兄弟でも友人でもいい、誰からでもいいから少しでも必要とされているから俺たちは生かされているんだ。誰からも必要とされなくなったら、その時は消されるだけさ」こんな意味合いの言葉だったと思う。この言葉を真に受けてもよいのなら、自分も誰かから必要とされているということ?生きているのはつらいけど、少しでも必要とされているのなら、その人のために生きなければ。「〜のため」というのは押し付けがましいかもしれないけど、そう思われたくないのなら必要と思わなければいい。誰からも必要とされなくなる日はいつ来るんだろう。
2001年3月2日(金)のつれづれ
グリーンマイルを見た。後半は泣き通しだった。なぜコーフィが?と思うと涙が止まらなかった。ポールの心中を考えるといたたまれなかった。最後にポールが口にした「人間は皆グリーンマイルを歩いているようなもの、人によってその歩調が異なるだけ」という意味合いの言葉には考えさせられた。こういう映画を見てしまうと真面目に生きなきゃと思ってしまう。
2001年3月1日(木)のつれづれ
ちょっと前12モンキーズを見た。ショックを受けた。自分が正常なのか異常なのかわからなくなってしまった主人公を待ち構える最後の悲劇。やはり運命は変えられないのか。どうあがいても自分が乗ったレールからは降りられないのか。少し戻った所から再出発しても到着地点は同じ。
つれづれその2。ユニコを見た。ちゃんと見たのは最後の方だけだったけどやっぱりショックを受けた。悪いことをすることでしか自分の存在をアピールできないククルック。優しい言葉を掛けられて木偶に戻ってしまうククルック。自分の存在を表現する方法は人それぞれ。正しいと信じてきたその方法を根底から覆されることのショックの大きさ。その2つを学んだ気がする。
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