2000年4月分のつれづれです。

2000年4月23日(日)のつれづれ
祖母が亡くなった。木曜の朝のことである。水曜の夜に親から電話がかかってきて「そろそろ危ない」ということは聞いていたが、まさか次の日にそうなるとは思わなかった。18歳まで一緒に暮らしていた人の死。初めての、身近な人の死。木曜の昼過ぎに実家に帰って、布団に横たわっている姿を見ても、なんだか実感が湧かなかった。今にも起きてきそうな寝顔。でも、棺に入れる時に手を触ったら、冷たかった。血が通っている感じがしなかった。通夜の途中、焼香する時に「あれ、もう会えなくなるのかな、あっちの世界に行っちゃうのかな」と思ったら、胸が熱くなってきた。次の日の葬式の時も、そう思ったら涙が出てきた。
苦しんで、苦しんで、ようやく解放された祖母。生前はずっと入院していて、見舞いに行っても痛々しかった。冥福を祈りつつ、合掌。

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