仮称温泉愛好会+魅食倶楽部 2005年の活動


2005年12月29日(木)の活動 その1
行先:志羅山旅館(岩手県西磐井郡平泉町志羅山139-8)[ヘルストン温泉]
泉質:弱アルカリ単純泉
魅食:宿の食事
雑感:普通のお風呂だと思って入ってたら、実は「温泉」と名前が付いていたので、ここに書いてみました。本州最東端で初日の出を見ようツアーの途中で泊まった宿です。風呂・トイレ共同の旅館でしたが、ほかの宿泊客はナシ、気兼ねなく利用できました。男女別の浴室があったんですが、凍結のため女湯は閉鎖、男湯のみの利用、つくりは同じかなぁ、ジェット水流でお湯を回している大き目の浴槽に、シャワーが3つ。リンスインシャンプーとボディーソープあり。脱衣所には籠だけですが、荷物は部屋に置いておけるので問題ないでしょう。お湯は、弱アルカリだけあって、ほんのちょっとヌルッとしてたような気がします。当然循環でしょうけど、そう割り切って考えると、ジェット水流もありかな、と思います。適度に温まり、部屋で夕食、これが郷土料理で、うまかったので、魅食認定。時期が時期だけに、材料がない、と旅館の人が言ってましたが、限られた食材でおいしい料理を作り上げる腕前、さすがです。食後に行った、別の温泉は、その2に続きます。

2005年12月29日(木)の活動 その2
行先:悠久の湯 平泉温泉
源泉名:湯元平泉温泉(黄金の湯)
泉質:ナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
泉温:42.5度(気温17.5度)
pH値:8.0
ラドン(Rn)含有量:17.8×10^(-10) キュリーラドン/kg (4.89マツへ)
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚症、虚弱児童、慢性婦人病
雑感:上の志羅山旅館から、車で数分、中規模の温泉施設です。料金は500円、券売機で購入、タオル付だったと思います。営業時間が21時までなのに、20時過ぎに行ったので、ちょっと慌しい入浴でした。脱衣所は、ロッカーなしの籠のみ、貴重品は受付に預けたほうが良いでしょう。浴室は広々、浴槽も広々。シャワーは10個くらい、確かシャンプーもボディーソープもあったと思います。サウナも水風呂もありました。露天風呂がないのがちょっとさびしいです。まぁ、一般的な中規模温泉施設、という感じですね。ちなみに、すぐ隣にホテルがあったんですよ。ここに泊まってれば、移動も楽だったかなぁ、と…。でも、泊まった旅館は、味のある旅館だったので、文句は言うまい(笑)。

2005年12月17日(土)〜18日(日)の活動
行先:明石温泉 人丸花壇
源泉名:湧昇の湯
湧出地:明石市貴崎4丁目174-14
泉質:含鉄-カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉(高張性・中性・低温泉)
源泉温度:27.8度
浴槽温度:40.0度
適応症:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害
魅食:宿の食事
雑感:有馬温泉に続く「企画してもらって温泉に行こう!」第2弾(なんじゃそりゃ)です。今回は1泊小旅行でした。料理に重きを置いたので、温泉にはそれほどこだわらず。そんなわけで、循環加熱方式です。宿のウェブサイトにも、そう書いてあります。施設は、というと、入った時は、女湯が桧丸風呂、庭園風呂、庭園蒸気風呂、男湯が桧角風呂、槙露天風呂、蒸気風呂でした。時間帯によって入れ替えするようですが、夜と朝、どちらも同じでした(2回入りました)。ちなみに、なんで女湯の風呂がわかったかというと、温泉に続く廊下に、各風呂の名前が書かれた温度計があったからです。それによると、浴槽は39.3度から42.3度、蒸気風呂は44.8度と45.4度でした。脱衣所は広々としており、備え付けの扇風機があります。ロッカーはなく、衣服を入れる籠しかないのですが、貴重品は客室に置いていけばいいので問題なし。ドライヤーも、確かあったはず。浴室内には、シャワーが10近くあったと思います。シャンプーもボディソープも完備。浴槽については、男湯の露天風呂、それはないやろ、という露天風呂。一応、屋根の隙間から空がちょっとだけ見えるので、露天と言えば露天なんですが…。女湯の庭園風呂は、宿のパンフレットを見る限りでは、かなり良い感じでした。蒸気風呂は、サウナが苦手な自分でも、がんばれそうな熱さでした(実際はがんばらなかったんですが)。総評としては、わずかながら消毒臭がすることを除けば、悪くないと思います。湯温もそれほど高くなく、ゆっくり入れる温泉だと思います。

2005年12月11日(日)の活動
行先:上之保温泉「ほほえみの湯」(湧出地:岐阜県武儀郡上之保村字大牧672番地)
魅食:風呂上りのコーヒー牛乳と五平餅
雑感:帰国後初の温泉。母親に誘われて、実家から車で40分くらいの温泉に行ってきました。自分がブルガリアへ出発する前からあったようですが、全然知りませんでした。できてから2年以上経っているわけですが、施設はきれいです。母親の話では、ここ最近、シャワーも増設されたし、外の店も増えたし、ということでしたが。駐車場は、施設のすぐ近くと、坂道を下ったところにあり、建物のすぐ近くの駐車場が満杯だと、下から少し歩かないといけません。自分たちが行った時は、たまたま帰る車があったので、入れ替わりで温泉に近い駐車場に入ることができました。靴のロッカーは無料で鍵がかかります。入湯料は、大人500円。自販機でチケットを買い、靴箱の鍵と一緒に受付へ提出すると、脱衣所のロッカーの鍵がもらえる、というシステムです。脱衣所は、やや狭いと感じましたが、日曜で人が多かったからそう見えたのかも知れません。お風呂は、内湯が1つと、露天風呂が1つ。内湯は平均的な大きさだと思いますが、露天風呂が結構広いです。ただ、残念なのが、源泉が28.6度に対し使用位置は42度なので、間違いなく沸かし湯、掛け流しではなく排水溝があったので、おそらく循環。でも、泉質の「低張性弱アルカリ性低温泉」を感じさせる、ちょっとぬるっとしたお湯でした。シャワーは、露天風呂の脇に確か2つ、内湯の近くに確か10個、でも、人が多くて順番待ちでした。もう少し数を増やしてくれると良いのかな、と思いました。シャンプー(リンスイン)とボディソープは備え付けのものがあるので、タオルのみの持参で問題ないです。脱衣所にあった「温泉分析書別表」に、浴用の適応症というのが書いてあったので、抜粋します。「神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消火器症、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進。」だそうです。その他、「概要」も掲示してあったので、そこからも源泉の成分を一部抜粋。陽イオン成分では、ナトリウムイオンが主成分、陰イオン成分では、炭酸水素イオンが主成分、陰イオン成分のほうが多いです。休憩所では、飲み物が売られています。ビンのコーヒー牛乳100円。うまい。別館では、軽食が食べられるようになっています。食堂とは別の店も入っていて、そこで五平餅150円。うまい。というわけで、魅食にしてみました。こんな感じで、帰国後第1回目の活動終了です。

2005年9月17日(土)の活動
行先:Момина баня в Хисаря(モミナ・バニャ in ヒサール)の個室
魅食:ЛОВЕН ДОМ(狩猟の家?)のСърна(シカ)とКартофи соте(ジャガイモのソテー)

雑感:2度目になる、ここモミナ・バニャ、前回は大浴場でしたが、今回は個室に入ってみました。料金的には、大浴場が2レヴァ(約140円、物価換算約700円)、個室が3レヴァ(約210円、物価換算約1050円)、1人でゆったりくつろげることを考えたら、差額は高くないと思います。16時半受付終了のところ、5分前くらいにヒサール在住のTさんと窓口へ滑り込み。個室の空きはあるそうで、それぞれ適当なところで出ることにして個室へ。入り口の扉、鍵はかからないんですが、ノブが内側にしかついてないので、閉めてしまえば外から入ることはできないようです。中は、一応脱衣所と浴室が分かれていますが、仕切りはカーテンのみ。マッサージ用と思われる長いすのようなものが、脱衣所にあります。浴室を見ると、大き目の浴槽と、壁固定のシャワー、小さな洗面器も備え付けてあります。とりあえず、浴槽にお湯を入れながら、シャワーで体を流します。椅子も備え付けてあるので、楽な姿勢でシャワーが浴びられますね。大体お湯が入ったところで、入浴。足を伸ばし切ってなお余裕のある大きさです。じっくり汗が出るまでつかって、一旦出て休憩、そしてまた入る、の繰り返し。十分温まったところで、軽くシャワーを浴びて出ようと、お湯の蛇口をひねると、徐々にぬるくなっていき、最後に水になりました。あとでTさんに訊くと、17時10分頃にお湯を止めるんだそうです。知らずに体を洗い始めたりしてたら、ちょっとキツかったかも。そんなわけで、服を着て出てみると、Tさんがロビーで待ってました。展示してある結石の数々を見学して(ヒサールで治療した人たちから出てきたものらしいです。えげつないくらいでかいものとかあって、見応え十分です(笑))、施設を出て、ちょっとお茶して、夕食、狩猟協会がやっているというレストランで、シカやらイノシシ(?)やらの肉を食べてみました。シカのほうが美味しかったかな、あと、付け合わせ的に食べたジャガイモのソテー、これがうまかったので、魅食にしておきます。

2005年6月12日(日)の活動
行先:Баня "Свежест" в гр. Хисаря(「スヴェジェストゥ」温泉 in ヒサール市)
魅食:風呂上りのいちご牛乳
雑感:半年ぶりくらいに、温泉へ行ってきました。ヒサールのセンター近くにある温泉です。ここには、上に書いた名前の建物と、もうひとつ、「Бистрица(ビストゥリツァ)」という名前の建物があります。男湯と女湯が、日によって違うようで、今回入れたのは「スヴェジェストゥ」のほうでした。また日を改めて、「ビストゥリツァ」のほうにも入りに行こう。さて、活動内容です。建物に入ると、左手に窓口があります。料金は2レヴァ(約140円、物価換算約700円)。脱衣所は、右手奥の扉の向こう。ロッカーがありますが、鍵はかかりません。貴重品が心配なら、窓口に預けると良いでしょう。脱衣所には、横になれるベッドがいくつもあります。多分、マッサージ用のものでしょう。お風呂は、入ってきた入り口に向かって左にある扉の向こうです。浴槽は、タイル張り、中型のプール、という印象を受けます。身体を洗う場所は、風呂場に入って、左手、壁伝いに行くと、浴槽の部屋とは別の部屋があります。シャワーがいくつかありましたが、使っている人はいませんでした。自分も使わなかったので、お湯が流れるのかどうか、わかりません。何箇所かある、お湯がたまるようになっている石の桶のようなものから、持参のミニ洗面器でお湯をすくって、身体を流します。石鹸やシャンプーの類は備え付けられていません。頭や身体を洗いたい場合は、自分で持ってこないといけません。洗い終わったら、浴槽へ。浴槽は、割と深め、縁に座るところがありますが、座高の高い自分で丁度なので、普通の人にとっては、座るのは至難の技かも知れません。泉質は不明、ぬめりも硫黄臭もないので、単純泉か、ラジウム泉かも知れません。泉温は、割と高め、流れ込んでいる管のお湯は、触り続けることができないくらい熱いです。お湯のほかには、浴槽に流れ込んでいる管が確認できなかったので、水を使わず、自然冷却だと思います。行ったのが朝早かったから、というのもあるのかも知れませんが、お湯はきれいでした。人がまばらであれば、浴槽の上がり口で寝転がって、掛け湯することも可能です。脱衣所への扉近くがお勧め。人の出入りがあると、涼しい風が入ってきます。風呂場に熱気がこもるということはなさそうですが、なにしろ泉温が高いので、のぼせやすい人は、長い時間温泉を楽しめないかも知れません。かくいう自分も、そうとうクールダウンした割に、30分くらいで出てしまいました。脱衣所は、窓が開いてて涼しいです。マッサージ用のものと思われるベッドに勝手に腰掛けて、一服。近くにいたおっちゃんも、勝手に寝そべってたから、多分大丈夫でしょう。ちなみに、この建物のすぐ近くに、温泉汲み場が2つあります。外のベンチに腰掛けて、ボーっとしてると、結構たくさんの人が、入れ替わり立ち代わり、汲みに来るのを見ました。ヒサール市内に何箇所もある汲み場の中でも、ここの温泉は、成分が弱めなんだそうです。だからぬめりも香りもないんだな、きっと。そんなわけで、今年最初の活動、終了です。


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