四国歩き遍路 〜同行二人〜 歩いてみたい方へ

僭越ながら、自分の「歩き」について書いておきます。
何かの参考になれば幸いです。


動機…自分探しのつもりで出掛けたが、実際は思い付きの見切り発車。歩いているうちに、後付けも可。

目を通してみた書籍

装備(最終的に、こんな感じでした)

  1. 菅笠(おへんろ交流サロンでいただいた「同行二人」バッヂ付き)
  2. 絵般若心経手拭(4月6日の宿で購入)
  3. 輪袈裟(輪袈裟留め)
  4. 白衣
  5. リュック(約5kg、ほとんど使わなかったものを減らせば、もう少し軽くなる、Timberlandのものをアウトレットで安く買った)
    1. 写経用紙(27番神峰寺駐車場の店で購入。使い切れなかった)
    2. パンフレットなどが入った封筒
    3. 「四国八十八ヶ所遍路大使任命書」(おへんろ交流サロンでいただいた)
    4. 「へんろ功徳記と巡拝習俗」
    5. 「結婚式・二次会 友人のスピーチ 実例とポイント」(結局最後まで持って歩いた)
    6. 「HAM NOTE BOOK 2006」(ほとんど使わなかった手帳。はさんであるアドレス帳はたまに使った)
    7. 小物袋
      1. テーピングテープ(マメ対策用、太いほうは、金剛杖修復に役立った)
      2. 赤チン(マメ処置用、2度ほどお世話になった)
      3. ビニルテープ(金剛杖修復に活躍してくれた)
      4. 手鏡(ゴミが目に入った時に使用)
      5. 綿棒(風呂上りの耳掃除、薬塗布など、2度買い足した)
      6. 水虫用の薬(出発間際に医者に掛かってもらった、遍路中に完治)
      7. 唇の荒れ用の薬(高知県幡多郡黒潮町内の薬局で購入、良く効いた)
      8. 携帯電話の電池式充電器(中の乾電池を別用途に使った、充電器としては確か使用せず)
      9. 胃腸薬「百草丸」(ビンは酔い止めのもの、中身入れ替え、でも一度も飲まなかった)
      10. 精密ドライバ(眼鏡用のプラスとマイナスドライバ、使わなかったと思う)
      11. 縫い針(何度か裁縫した)
      12. のり(番外霊場用に買った納経帳に、紙でもらった納経を貼り付けるため、途中で購入)
      13. 絆創膏(持って行ったものが途中でなくなり、薬局で購入、結局買ったものはほとんど使わなかった)
      14. 縫い糸(何度か裁縫した)
      15. 刺抜き(一度か二度活躍)
      16. カッター(それなりに使ったが、切れ味が悪かった)
      17. ロープ(出発時3mのもの1本、一旦帰省した時にもう1本追加、洗濯を部屋に干す時に大活躍)
      18. 凧紐(金剛杖にミニミニわらじを取り付けるのに使用)
    8. シップ、塗り薬、痛み止め(76番金倉寺で広島のTさんにいただいた)
    9. 雨具(ポンチョタイプのもの+セパレートのズボン)
    10. 着替えなど(シャツとパンツと靴下が2組、タオル2枚、ハンカチ1枚)
    11. 歯磨きセット(途中で買い換えたもの)
    12. 小型ライト(一度使っただけ)
    13. オロナイン(手が荒れたときに重宝)
    14. 方位磁石(一度も使わなかった)
    15. ポケットティシュ(実家から持って行ったものやもらいもの、あまり使わなかった)
    16. シャープペンシル/ボールペン 2役ペン(頭陀袋のボールペンで十分、一度も使わなかった)
    17. お守り(どちらもブルガリアへ行く前に友人からいただいたもの、遍路にも持って行った)
    18. ガム(いつからリュックに入ってたんだろ…)
    19. デジカメと携帯電話の充電器
    20. お茶のペットボトル(ホット用のものは熱いお茶をそのまま入れることができて便利)
  6. 金剛杖(鈴部拡大、ミニミニわらじ付き、真ん中で折れている)
  7. 頭陀袋(約2kg、札挟みも兼ねているので重くなるのはしょうがない、でも納経帳2冊はやっぱり重い)
    1. 持鈴
    2. 時計
    3. ちりめんマスコット(76番金倉寺で広島のTさんにいただいた)
    4. 礼拝用具
      1. ローソク(3回買い足した)
      2. 線香(3回買い足した)
      3. ライター(2代目。1番霊山寺でいただいた初代のものは、途中でガス欠)
      4. 筆ペン(2wayのもの、とはいえ筆側はほとんど使わなかった)
      5. ポケットウェットティシュ(3月31日に泊まった宿でいただいた)
      6. 納札(自分が納めるものと人からもらったもの)
      7. ボールペン(家から持参、インク切れにならなかった)
      8. 多分シナモンの枝(4月8日に松山市浅海地区あたりでいただいたもの)
      9. 御影(88ヶ所のものと番外霊場のもの)
      10. 賽銭用の袋(ただのビニール袋)
      11. 教本(51番石手寺でいただいたもの。在家勤行法則「梵行」)
      12. 神社での参拝の作法(番外霊場琴弾八幡宮でいただいたもの)
    5. 「四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編・解説編」
    6. 納経帳(88ヶ所用と番外霊場用)
    7. 「御本尊さまとご利益」
    8. メモ帳
  8. 数珠
  9. 軍手(3代目。初代は帰省時に交換、2代目は指先に穴が開き、66番雲辺寺手前の店で3代目購入。ゴミ拾いに威力を発揮)
  10. (よくぞ持ちこたえた、made in Bulgaria。)

日課のようなもの

 ※若干時間が変動することもありましたが、大体こんな1日の繰り返しでした。

実践してみた遍路の慣習(だと思うもの)

費用について
非常に大雑把ですが、分類してみました。これくらいかかりました。
項目金額備考
宿泊費\276,60046泊分、お接待いただいた4泊分は、泊数に入れてません
交通費\56,360実家と四国の行き来+α(ただし区切った際の往復交通費\31,420含む)
食費\50,916食事も飲み物もお菓子も、とにかく口に入れたものは全部
霊場で落としたお金\44,93088ヵ寺+番外霊場の納経料、賽銭、お布施などひっくるめて
仏具\26,875遍路用品だと思われるもの
薬類\4,919足用、風邪用、唇用、など
洗濯関係\3,525洗濯機や乾燥機を回すためのお金、洗剤料金も
身につけるもの\2,553ハンカチとかパンツとか
雑費\13,145郵便料金や日用品など、上記以外、お土産や博物館観覧もここ
合計\479,823歩き遍路が贅沢と言われる所以です。


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