2005年4月のブルガリアでのこと。


2005年4月25日(月)〜30日(土) 4月が終わりました。あと7ヶ月で帰国予定…。
25日(月)、腕時計が戻って来ました。今日、実家から届いた小包の中に入ってました。大切なものなので、うれしさもひとしお。親父殿、どうも手間とらせました。ありがとう。今度は壊れないように、丁寧に扱わなければ…(といっても、何が原因なのかわからないので、どうしようもないといえばどうしようもない)。…えー、その他の出来事。職場の同じ部屋にいるおばちゃん(いつも15時頃になると帰るから、パート的な立場なのかな)の誕生日だったようです。朝、パソコンで作業してると、おばちゃんと仲のいい同僚たちがわらわらと集まってきて、お茶飲み会が始まりました。自分も、コーヒーをいただいたりしてたんですが、なんかプレゼントないかな、と思って、そうだ、花だ、と思って、最近折れるようになったバラを折り紙で折って渡しました。えらく喜んでくれて、あげたこちらもうれしくなりました。そのほかは…家の電話の話が、いよいよ大詰め…?今日、開設のお金を払って云々、みたいなことを聞いてたんですけど、それがどうやら明日の午後になったらしい。果たしてどうなるか、お楽しみに〜。26日(火)、蝶々夫人を見て来ました。日本でも見たことなかったのに、ブルガリアで、初。あらすじも知らないまま、イタリア語(ですよね、多分)で歌い上げられているのを聞き、読めないブルガリア語の字幕を見てました。まぁ、なんとなく動きを見てるだけでも、話の流れはわかりましたけどね、大体。でも、こういうのは、一語一句理解するんじゃなくって、体で感じるものですよね。前に、アイーダを見た時のように、圧倒的な声量に翻弄されてました。ちなみに、座った席は、前から2列目のど真ん中、役者さんの舌の震えまでよく見えました。約3時間、途中で休憩をはさんだから、実質2時間半くらいかな、そんなに長い時間見ていた気がしないのは、集中してた証拠でしょうか。良い経験になったと思います。上演が終わって、外に出てみたら、雨。雷も鳴ってる。そういえば上演中に、ゴロゴロいってたけど、てっきり舞台効果音だと思ってた…本物だったんだ…。一緒に見てた、同じ町のUさんと、カザンラクのSさんとOさんとその知り合いのブルガリア人とともにご飯を食べ、タクシーで家に帰りました。そうそう、忘れてた、お昼に、家の電話開設料金を払ってきたんだった。明日はスタラザゴラにいないから、明後日、午前中に技術屋さんが来るんだか、開通の電話をしてくるんだかで、家にいなきゃいけないんですけど、それが終わったらどうやら電話が使えるようになるらしいです。おぉ、おうちでネットができるようになる…でも、内蔵モデムを使おうとしてたノートパソコンが使えなくなった今、デスクトップに付けるモデムを何とかしないといかんなぁ。まぁ、実際開通してから考えるとしよう。27日(水)、ノヴァザゴラでお仕事してました。パソコン関係で、また呼ばれたので。今回は、新しいパソコン導入に伴う設定やらなんやら。前回と同じ時間のバスでスタラザゴラ出発、今回も、ノヴァザゴラのGさんとは、バスターミナルで、ドンピシャのタイミングで会えました。Gさんの職場の博物館へ行って、ちょっとごちゃごちゃやってたら、前回と同じように停電。おぉぅ、今回も夕方まで作業ができんのか?と思ってたら、数分で復旧しました。良かった良かった。新しいパソコンは、まだ電源投入すらされていない状態、UPSから電源をとるために、電源ケーブルをかえなきゃいけないんだけど、ものがないので、とりあえず買い物。電源ケーブルを2本買って、帰りに別の電気屋へちょっと寄り道。鍵穴とか蝶番(ちょうつがい、ってこんな漢字なんだぁ、知らんかった)にさす油(クレ556みたいなやつ)と、半田吸い取り器購入。自分用です、念のため。博物館に戻って、新しいパソコンとモニタを、買って来たケーブルで接続。ここで、よくよく考えてみたら、別のパソコンのケーブル使いまわしで、もう1本の買って来たケーブルは不要なことが発覚。別の部品の買い物もあったので、Gさんに返品を依頼。さて、電源投入。画面を見てると…あれ?ハードディスクが認識されてない模様、いくら待っててもブートしない。別のパソコンを開けて、フラットケーブルを交換したり、ハードディスク交換したりして切り分け作業、なんかマザーボードがくさいなぁ、と思ってたんですが、よくよく起動画面を見たら、ローカルブートかネットワークブートかを選択できるみたいで、それがネットワークブートになってたみたいです。1秒か2秒で消えちゃう画面だったから、見落としてたよ…。ローカルブートにしたら、何事もなかったように起動しました。でも、この選択画面より前に出る画面では、やっぱりハードディスクが認識されてないことになってるんだよなぁ…あんまり気分よくないなぁ。BIOS設定画面にも入れないし。まぁいいや、とりあえず起動したので、気を取り直して。LANケーブルを接続して、ネットワークの設定、これは難なくクリア。そうこうしていると、買い物からGさんが帰ってきました。CD-RWドライブと増設ハードディスクと延長タップ、買ってきてもらってから気付いた、フラットケーブルが足りない、装置固定用のねじがない、LANケーブルも必要(ネットワークの設定は、別のパソコンから拝借したLANケーブルを使った)、そんなわけで、申し訳ないと思いながらも、もう一度買い物に行ってもらいました。その間、もともと付いてたハードディスクのスレイブとしてCD-RWドライブを接続。ついでだから(何のついでだ?)日本語も読み書きできるようにしてやれ、と設定。そしたら…おや?officeが変なエラーを吐き出すようになってしまったぞ…office関連アプリを起動しようとすると、officeのCDを入れるように指示が。フォント関係でおかしなことになったかな?後で調べてみないと。Gさんが帰ってきて、増設ハードディスク接続、ねじで各装置固定。xpでパーティションを切るところからやったのは初めて(ん?2回目だっけ、忘れた)だったので、ちょっと戸惑ったぞ…しかも表示がブルガリア語だから、どこに何があるのやら、手探り状態。それでもなんとか使える状態になったので、ふたを閉めてできあがり。新しいLANケーブルも接続して、ネットワークもOK。あとは、UPSまわり。延長タップをばらして、UPSに付けられるコンセントが付いたケーブルを接続、導通チェックをして完成。さて、実際にUPSに取り付けて試験。パソコン3台を起動した状態で、擬似停電の状況を作ると…見事に3台とも落ちました。うーむ、UPSの容量が足りないらしい。2台で試したらUPSはちゃんと作動してくれたので、なるべくその状態で使って欲しいということをGさんに伝えました。一応、新しいUPS購入も検討して欲しいということも一緒に。あとは、windowsupdateをちょこちょこっとして、今日の作業終了。またスキャナ接続までいかんかったなぁ…まぁ、次回の課題、ということで。帰りは前回と同じ時間のバスでスタラザゴラへ。家に着いて、そういえば電話の開設料金払ったんだから、もしかしたら信号来てるんかな、と思って電話をつないでみたら、なんと使えるじゃないですか。発信も受信もできるみたい。明日、技術屋さんを待たなきゃいけないことになってるけど、もう必要ないんじゃあ?まぁ、約束は約束だから、時間には家にいるようにしますけどね。それから、デスクトップ用のモデムもどっかで入手しなきゃね…。せっかくだから、おうちでネットしてみないと。あ、あとそうだ、夜、アパート共益費徴収の人が来ました。いつもと違うおばちゃん、交代したんかな。まぁそれはいいんですけど、なんか値上がりしてました。今まで2レヴァ(約140円、物価換算約700円)だったのが、2.3レヴァ(約160円、物価換算約800円)になってました。うーん、ここでもEU加盟に向けた値上げか…?28日(木)、おうちでネットができるようになりました。ちょっと複雑な心境ですが。電話が開通したということは、月々の基本料金を払わなきゃいけないわけですね。さらに、ネットに接続している時の通話料、つなぐためのインターネットカード代、何かとお金がかかるわけです。でも、まぁ、職場に行かなきゃメールが見られなかったことを考えれば、いつでもネットが見られるようになったのは便利だと思います。…せっかくだから、ネットにつなげるまでの顛末を書いておこうかな…。午前中、電話屋が家に来るんだか、電話をかけてくるんだかわからないけど、とにかく家にいなきゃいけないということだったので、単語の整理をしながら待ってました。9時半から11時半の間、と聞いてたけど、12時になっても、連絡も何もなし。まぁ、昨日の時点で信号来てて、受発信できてるからいいです。ご飯を食べて、職場へ。今日は、博物館のウェブサイトの更新作業をしてました。夕方、電気代を払ったあと、ネット接続に必要なものを買いに行きました。まず、モデム、これがないと話にならない。今まで何度も前を通りかかっているけど入ったことがなかったコンピュータ屋さんへ行ってみました。モデムがないかどうか訊くと、中古ならある、とのこと、別に新品じゃなくてもいいので、購入。次は、電話のケーブル。電話機とモデムにラインを分けるための二股と、それぞれのケーブル購入。よし、これでハード面はOK、あとはインターネットカードだな。適当に露店をのぞいて、一番安いのを購入。歩きながらカードを見てると、ダイアルアップのアクセスポイントは、ウェブサイトに書いてあるらしい、家じゃ見られないじゃん。しょうがないので、ネットカフェで該当のサイトを見て、番号をメモってきました。家に帰って、早速モデム取り付け。1年保障の封印シールを「ばりっ」と破いてフタオープン。9月までの保障が、これで切れました。まぁ、壊れたら自分で直せばいいよね。PCIバスにモデム取り付け、おぉぅ、ネジ買ってくるのを忘れてた(昨日に引き続き)。しょうがないので、合いそうなハードディスクのネジを1本拝借。さて、電源投入、win2000では、どうやらドライバが必要らしい。xpは、そのまま認識してくれたので、こっちでとりあえずダイアルアップの設定。そんなに苦労することなくネットにつながりました。win2000用のモデムのドライバを探してダウンロード、再起動して、ドライバインストール。ちゃんと認識してくれたようです。ダイアルアップの設定もうまくいき、メールも持って来れました。でも、たまにモデムが無応答っぽくなるのはなんでだろ…。xpではそんなことないのに…。まぁいいや、中古だし、しょうがないんだろう、きっと。そんなわけで、これで休日もメールが見られるようになったのでした。29日(金)、トピックは4つ。朝、去年亡くなった同僚の6ヶ月供養(?)、いる人で集まって、コーヒー飲んでコーラ飲んでお菓子つまんで。40日供養よりは、ずいぶん明るい雰囲気でした。館長が途中から来た時は、なんか雰囲気変わったけど。みんな好きじゃないんだね、館長のこと。これが1つ目。次は、これも午前中の話で、民俗学のおばちゃんに、アンティークショップへ連れてってもらいました。館長のコネなのかな、よくわからんけど、その店に、民族衣装が入荷したという情報を確かめに。店の人の話では、100年前のものらしい。上下と中に着る白い服の3点セットで240レヴァ(約16800円、物価換算約84000円、高っ!)ということでしたが、ためしに上だけ羽織らせてもらったら、ちっちゃい…。微妙だなぁ、欲しいには欲しいけど、実用的でないし…。他にも欲しいと言っている人がいるそうで、ちょっと考えて返答するとは言ったけど、その欲しがっている人に譲ったほうがいいような気がするなぁ。4年間で、これ1着、とも言ってたけど…ホンマかいな。これが2つ目。次は、昼下がりの出来事。何時頃だったかな、14時過ぎだったと思うけど、同僚が部屋に来て一言、「今日は15時半で仕事終わり」。おいおい、唐突だなぁ、相変わらず。この週末、イースターで、それの前ということで、仕事を早く終えるらしい。早く帰れるのはいいんですけどね、もう少し、前もって知らせて欲しい…。これが3つ目。次は、夕方。18時から、写真家のおばちゃんが作品を出している展示会のオープニングがある、と聞いていたので、ギャラリーへ行ってみました。企画展示用の小さな部屋に、「スタラザゴラ」をテーマにした写真が、5人分展示してありました。おばちゃんの作品は…いつぞや職場で見た、フォトショップを使ってエフェクトかけまくったものが5点。ほかの人の作品は、撮った写真そのままか、加工しても切り貼り程度で、なんか浮いてるよ、おばちゃん…。でも、本人が納得してればいいんです、芸術的センスなんて、本人しかわからないんですから。18時ちょっと過ぎから、オープニングセレモニー開始。終わってから、別の部屋の絵を見たり、常設っぽい一番大きい展示場の絵を見たりしてから帰りました。これが4つ目。なんかばたばたしてたなぁ。天気もそれに合わせてか、めまぐるしく変わってた1日でした。30日(土)、回線が不安定だったのかなぁ、午前中、町の電話屋さんで日本に電話してたんですけど、途中で2回ほど切れました。…早よ切れ、言うことか…?まぁまぁ、それはいいんですが。お昼過ぎ、久しぶりにスタラザゴラへお客さんが来ました。日本から来て、東欧旅行中のKさんと、ケルメンのKさん(おぉ、2人ともKさんだ)。久しぶりに会った日本から来たKさん、元気そうで何より。せっかく来てもらったんですが、天気がいまいちで、職場の同僚から「連れて行くといいよ」と言われてた公園へは行かず、自分の職場を案内したり(外から見ただけですが)、中心街をフラフラして、自分のアパートへ。コーヒーを入れて、少ししたら、電車の時間、なんともバタバタした案内でしたが、大体町の雰囲気はわかってもらえたのでは。日本から来たKさんは、もうしばらくブルガリアを見てから帰るそうです。ケルメンのKさん、また機会があれば、スタラザゴラへどうぞ(何にもないですが)。そんなわけで、いつも使わない気を使って疲れたんでしょうか、早く寝ました。日本語を教えているMさんに、イースターの行事(?)に誘われてたんですけど、真夜中(深夜0時)にどーのこーの、って言ってたから、無理だ、と思って断ったしなぁ…。やっぱ元気だよ、ブルガリア人…。

2005年4月18日(月)〜24日(日) 週末は首都ソフィアでした。大きなイベントがまたひとつ終わりました。こうして帰国が近付いて来るんですね…。
18日(月)、石井印刷所、稼動。週末のイベントで配るものを、ひたすらプリントアウトしてました。黒インクの在庫がなくなったので、明日買って来ないと。それにしても、インク残量の表示が曖昧です。「少なくなっています」になってから、随分と印刷できます。何を基準に、残量を出しているんだろ。1枚あたりのインク使用量を大体決めておいて、あとは印刷枚数でもって、警告表示、かな。でも、それだったら、カラーとブラックの使用量の差が吸収できないなぁ。黒一色で大量に印刷した時、使ってもいないカラーインクが減っていく、ということになってしまう。まぁ、いくら残量警告が出たところで、印刷がかすれてこない限りは、インク交換しないんですけどね。そんなわけで、明日は、この続き。終わるといいなぁ。19日(火)、なんかバタバタしたなぁ。なにもまとめてこなくても。家の電話関係の手続きに振り回されている気がする。思い出して書くのも面倒なので、今日はこれで終わり。20日(水)、昨日、なんだかいっぱいいっぱいで書けなかったけど、夕方、職場の写真家のおばちゃんの知り合いのお店に行ったのでした。画家さんなんでしょうけど、時期柄、イースターの卵の絵付けをしてました。前に、写真家のおばちゃんに、その写真を見せてもらったことがあったので、「連れてって」とおねだりして、昨日一緒に行ってきた次第です。お店のテーブルに並んでいる卵(もちろん、本物の卵じゃないです、陶器で、ダチョウの卵くらいの大きさのもの)を見ていたら、お店の人が「ポダラク(プレゼント、というような意味)」と言って、卵を1個くれました。…と、こんなことがあったので、今日、職場からの帰り、そのお店へ行って、その卵のお返しをしてきました。前に、トロヤンで作った、エッグスタンド。…卵なだけに…。お店の人は、喜んでくれたみたいで、とりあえず良かった良かった。21日(木)、ノートパソコンの電源が入らなくなりました。アダプタのプラグまでは、電気が来てるから、問題は、本体。前からジャックの接触があまりよくなかったので、それかな、と思って、プラグをぐりぐりしてみても、ダメ。しばらく電源入れてなかったからなぁ。すねたかな。明日から首都に上京するので、連れて行こうかと思ったけど、こんな状態じゃあ何の役にも立たないので、おとなしく留守番しててもらいましょう。帰ってきたら、オペだな、こりゃ。22日(金)、首都ソフィアに来ています。明日のイベントのため。幹事は大変ですねー。でも、自分なりには、それなりにあらかじめ準備しておいたからか、そんなにバタバタしてなかったような気が。重要なことは、人に投げてた、とも言うのかも知れませんが。この、幹事になっていること以外でも、仕事はたくさんあったけど、今回は割と余裕をもって用意をしていたからか、なんとなく心にゆとりがあるような気がします。…明日が終わってみないことには、実際はどうなのか、わかりませんけどね。まぁ、「なるようになれ、なるようにしかならない」。23日(土)、終わりました〜。特に大きなトラブルもなく。自分の役回り以外は大変だったのかも知れませんが。まぁ、何しろ一段落です。しばらくはゆっくり休ませてもらいます。24日(日)、ノートパソコン君、やっぱりダメみたいです。夕方、ソフィアから自分の町に戻ってきて、とりあえず開けてみました。アダプタのプラグがささる、本体のジャックから、マザーボード(って言うのかな、ノートの場合も)までは、電気がきてる(テスタで確認)、その先だなぁ、不良個所は。デスクトップみたいに、ある程度ユニットに分かれてれば、原因の切り分けもできそうだけど、ノートだと全部オンボードだからなぁ。さっぱりわからない。今回ばかりは、お手上げです。修理するには古すぎるパソコン、でも、長いこと使ったから、愛着あるんだよなぁ…。どうしよう…。

2005年4月11日(月)〜17日(日) 週末はブルガスでした。日中は「夏じゃないか」と思うほど暑かったです。
11日(月)、フンを踏んだらしい…えー、今日は暑いくらいの陽気だったので、ちょっと涼しくなろうかと。お昼に、同じ町のUさんとキャッチボールをしてた時に、どうやら踏んではいけないモノを踏んでしまったようです。職場に戻って、作業してると、何やらカグワシキカホリが…。ごめんね、同室の方々、という感じです。そんな靴で、家に帰る途中、かなり久し振りに髪を切りました。確か、7月か8月くらいから切ってないはずだから、かれこれ半年以上伸ばしっぱなしでした。なにしろ、ちっちゃなポニーテール(ブタのしっぽと言ったほうがいいかも)が作れるくらい伸びてたから。前回のように、坊主ではなく、今回は普通の長さ。それにしても、店の中、臭くならなかったかな。大丈夫かな。まぁいいや。家に帰って、ご飯作って食べてると、水道検針のおばちゃんが来ました。「先月はいなかったから、今回2ヶ月分ね」って言われたんですが、いつ来たんだろ…。平日の夜は、大体家にいたはずだけど。まぁ、来月初めに市役所へ行って払ってきます。あとは、そうそう、ブルガリアの子どもと文通を希望している日本の小学生から、手紙がきました。これをブルガリア語に直して、相手に渡さなきゃならんわけだ…この忙しい時に…申し訳ないけど、ちょっと一段落してからにさせてもらおう。そんな感じで、パタパタしてた月曜日でした。…あ、そうだ、ブツがついた靴で、銀行にも行ったんだった…その時は気付いてなかったんだけど…銀行の中、臭くならなかったかな…。12日(火)、お金を忘れました。職場の入り口近くまで行ってから、気付きました。もしもの時のへそくりをカバンの中に入れてあるので、取りに帰るまでもありませんでしたが。昨日もそういえば、いつも胸ポケットに入れているペンを忘れたしなぁ。物忘れが加速している…?というか、単に疲れがたまってるだけだと思うんですけどね…。今日は日付が変わる前に寝よう…。13日(水)、ようやく、バス時刻表が形になりました。まだ間違い探しをしないといけないんですけど、とりあえず出来上がったのは嬉しいです。さて、そしたら、次の作業に取り掛からないと…。14日(木)、久し振りに雷が鳴りました。最近、暖かい日が続いていたから、空気が乾燥してたんでしょうねぇ。電化製品が壊れないことを祈りつつ…。15日(金)、家の電話の話が、また急に浮上してきました。事務所的には、やっぱりどうしてもつけなきゃいけないことになっているみたいで(どうせ責任逃れの口実だろうけど)、昨日、確認の電話が携帯にあって、そこから動き出したみたい。今日、館長に呼ばれて、電話のことがどうなっているのか、訊かれました。市役所からの連絡を待ってるけど、なしのつぶて、ということを告げると、前に市役所へ一緒に行ってくれた同僚に確認をしたあと、頼りになる人になんとかしてもらうから待ってろ、みたいなことを言われました。ふーん、ここでもコネか、と思いながら、折り返しの連絡を待ってたんですが、全然返答がない。自分の部屋で待ってる、と言って、館長の部屋を出たんですけど、その後、別件で2度呼ばれただけで、結局今日は、電話に関しては、それ以上の進展なし。あー、前みたいに立ち消えになってくれないかなぁ。手続きとか面倒なんですよ。つーか、もうあと1年いないはずだし。他の人の話を聞くと、ほとんど家の電話を使ってない人もいるようで、そんなものに月々の基本料を払うのは、税金の無駄というものです。携帯電話があるからいいじゃん。まー、しばらくは様子見です。16日(土)、またしても、石井マジック?黒海沿岸の町、ブルガスに来てます。来週のイベントの打合せと、電気工事(似非)が目的。実際は、それにプラスアルファの水道工事(似非)もしてたんですが。朝9時10分のバスでスタラザゴラ出発、12時ブルガス到着。同期のAさんちへ行って、先に来てた、スモリャンのKさんと、ヴェリコ・タルノヴォのKさんと合流。昼ご飯をいただいて、Aさんちの風呂場の水道の蛇口点検。相当きつく締めないと、水が止まらないということで、パーツ交換だな。そうこうしていると、ケルメンからKさん到着(Kさんばっかやん)。先に来てたKさん2人が、ホテルのチェックインをするというので、自分も一緒にAさんち出発。チェックインを済ませて、センター方面へ。蛇口のパーツを買って、古着屋へ。珍しくこういうお店で買い物、ズボン購入。Aさんと、ケルメンのKさんと合流して、南バスターミナルへ。ノヴァ・ザゴラからGさん到着、今日泊めてもらう、もう1人のブルガスの住人、Kさん(またKさんやん)と夕ご飯を一緒に食べることになったけど、合流するまで時間があったので、Kさん2人(先に来てたKさん2人です)と、海へ。久し振りに黒海を見た気がする、やっぱり海というか、「水」はいいですねぇ。しばらくボーッとしてから、ほかの人たちと合流、レストランで食事。海の幸でお腹を満たし、Aさんちへ。2日前に誕生日だったAさんのお祝いをして、その後打合せ。大体まとまったところで、ホテル組のKさん2人と一緒にAさんち出発、タクシーでホテル経由Kさんち。とりあえず、頼まれてた電気のスイッチ点検。そこで、最初に書いたことが起きたわけです(長かった、ここまで)。聞いてたのは、スイッチを入り切りしても、電気がついたまま、とのことだったんですが、確認してみたら、問題なし。でも、一応再発したらイヤなので、買ってきたスイッチと交換。そしたら、なんかそっちの方が調子が悪い。2つのスイッチが組になっているものだったので、前に使ってたものの正常な方を、買ってきたものの不良な方と交換、取り付けたら大丈夫そう。ハイ、1つ終わり。次は、風呂場のコンセント。ケーブルが壁から出てて、それを使いたいから、というので、メスコンセントの取り付け。どうも電気がきてないようだったので、風呂場の入り口のスイッチをバラしてみたら、電気がきているラインがスイッチに接続されていない。それをくっつけて、コンセントをくっつけて、電気がきたのを確認して、作業終了。場所が場所なだけに、ビニル袋をかぶせて、一応防水。あとは、Kさんと夜更けまで話をして、就寝。うーん、色んな人と話をすると面白い。17日(日)、大都会、ブルガス。帰りのバス、2本満席で、結局15時発のに乗りました。13時半のバスに乗るべく、Kさんちを出発したんですが(Kさんも付き添ってくれました、どうもです)、チケット売り場で訊いたら「ない」と言われてしまいました。じゃあ、次は14時45分、これも「ない」、マジ?と思いながら、15時のを訊いたら、今度は大丈夫でした。ふぅ、良かった、とはいえ、2時間くらい空き時間ができてしまいました。Kさんちから来る途中に、まだ中を見たことがない教会があったのを思い出し、引き返してみました。Kさんは、途中で電話屋さんに行くというので、とりあえず、お別れ。かなり新しい教会、内装もピカピカです。ちょっと変わった聖障、ブルガスには、一風変わったイコノスタシスが多いような気がします。教会を出て、バスターミナル方向へ戻ろうとすると、Kさんとバッタリ、2人でプラプラ、バスターミナル近くでお茶をして、Kさんとはお別れしました。どうもお世話になりました。待ち時間で、ちょっと電話してからバス乗車、中では、「TROY」が流れてました。確か、2回目。それを見たり、うとうとしながら、約3時間でスタラザゴラ到着。密度の濃かったブルガスだったからか、何だか久し振りの自分の家のような感じ。ちょっと疲れたので、早く寝るとするかな…。

2005年4月4日(月)〜10日(日) うか゛ぁ゛ぁ゛〜〜、早くこのディスプレイ凝視の生活から解放されたい゛ぃ゛ぃ゛〜〜(壊)。
4日(月)、ようやく、ブルガリア語−日本語の、日常的かも知れない単語の辞典が形になりました。元ネタ(資料)はあったので、ただ整理するだけなんですが、アクセントを付けるのと、索引を作るのが、思いのほか時間がかかった…。「辞典なのに、なんで索引?」と思われるかも知れませんが、テーマごとにセクションが分かれている辞典なので、どこのテーマにある単語かわからない時のために、索引が必要かな、と思って作ってみました。次は、日本語−ブルガリア語、逆にするだけですが、ちゃんと50音順で単語の並び替えをするために、全部ふりがなをふらないといけない…。前にふったやつが残ってれば、今回追加した単語の分だけふりがな付ければよかったのに、消しちゃったんだよなぁ…。明日中には無理だろうから、今週末、金曜日くらいまでを目標に、作ることにしよう。他にも作らなきゃいけないものが山ほどあるのに、こんな「趣味」みたいなことやってていいんだろうか…。まぁ、需要があるみたいなので、いいんですけどね。5日(火)、今日はノヴァザゴラへ行ってました。同期のGさんの職場のパソコンを見に。9時半前には着いてたと思うんですが、コーヒーをいただいて少しくつろいでたら、停電になりました。あー、しばらく作業できんなぁ、と思いながら待ってましたが、なかなか復旧せず。Gさんが同僚に訊いたところによると、早くて15時頃復旧の予定らしい。おいおい、わしゃ一体何しに来たんだい。まぁ、なんにもしないのもアレなので、呼び出し音が鳴らなくなったという電話機をばらしてみました。圧電ブザーのリード線が、基盤から浮いてるよ…イモ半田やね。こんなこともあろうかと、半田ごてを持ってきててよかった。でも、電気がないぞ、しょうがないので、UPSに頑張ってもらって、半田付け完了、ちゃんと鳴るようになりました。あとは、家から持ってきた、プリンタのヘッドを、Gさんに家から持ってきてもらったプリンタに取り付けてみて、動くかどうかの試験、見事に動きませんでした。ヘッダ不良でしょう、多分。それから、夏に発掘した馬車の部品を見せてもらって、使用途がわからないパーツがある、というので、ない知恵を絞ったりしてました。昼食をはさんで(デュネル屋巡り、ついでに教会巡りも)無事15時頃に電気復旧、2時間くらいで、不具合と聞いてたことを大体片付けられました。…って、大したことやってないんですけどね。17時過ぎに、Gさんの職場を出発、バスでスタラザゴラに帰りました。近い町は、移動が楽でいぃやぁね。6日(水)、日本語−ブルガリア語辞典、完成。気を良くして、バスの時刻表にも着手。思った以上に大変そう、期限までにできるかな…。まぁ、やるしかないんですけど。そんなわけで、週末の9日に、コテルという町に行かないか、と職場の同僚に誘われたのも断ったので、ひたすらパソコンやってそうな予感の土日。7日(木)、いや、マジ大変。バス時刻表。集まったデータを、とりあえずエクセルに起こしてるんですけど、ちっとも進まん…。キリル文字で地名(行先)を表記するというのも、時間がかかってる原因の1つだろうなぁ。まぁ、ぼちぼち。8日(金)、今日も時刻表。とりあえず体裁考えずに電子化(いや、もともと集まったデータも電子化されてるから、それの整理)してるんですが…まぁ、なんとかなるでしょう。エクセル使ったほうが、並べ替えとか簡単にできて便利なんですよね。最終的に印刷する時は、ワードかなんかの文書にしないとアカンような気がするけど。9日(土)、今週も、午前中に電話屋さん。だんだん通話時間が長くなってる…まぁ、いいんです、次とその次の週は電話できなそうなので、その分、ということで。今日も、時刻表作ってました。とりあえず、集まったデータは、エクセルに起こしたはず、あとは、もともとある紙ベース(これも電子データはあるんだけど、そのままエクセルに流用しづらい)の時刻表の整理。それが終わったら、行先が重複してるのとかを手直しせにゃならんな。ちなみに、試しにエクセルからワードの文書にしてみたんですけど、かなり面倒くさい…。エクセルからCSVで出力、「,」を全角スペースに変換、「"」は削除、余計なスペース削除(「,」「"」の変換はメモ帳の置換で、余計なスペースは「連続した全角スペース」を置換で削除した後、末尾のスペースを手動で削除)、それを一旦オープンオフィスで開いて、フォントを「Times New Roman」にしてワード形式で保存、それをワードで開いて、一旦フォントを「MS P明朝」にして、また「Times New Roman」にしてやる、それから段組みやら余白設定やら行数設定やら。使っているワードのバージョンのせいでしょうか、キリル文字が日本語として認識されちゃってて、単純にワードで読み込んだだけだと「Times New Roman」にならないんです。オープンオフィスは、それをやってくれる、でも、使い慣れてないのと、再配布を考えた場合、ワードのほうが一般的なので、しょうがなく。というか、手順がとてもSEとは思えない煩雑さなんですけど…もっと簡単な方法があると思うんですけどねぇ…。誰か知ってたら教えて下さい。10日(日)、今日もひたすら時刻表作り。午後、ちょっとでかけたけど、それも時刻表関係。自分の町のバスターミナルの時刻調査、あと、ネットカフェで、ソフィアの中央バスターミナルの時刻調べと、参考ウェブサイトチェック。あー、疲れた…。でも、とりあえず電子化は終わったはずだから、あと行先の重複チェックして、データを送ってくれた人に確認して、製本用に体裁整えて、と、こんなところかなぁ。うまくすれば、今週中にもう1つのお仕事に入れるかも知れない。本当は週末までに一通り片付けておきたかったんですけどね。週末に打合せだから。でも、ちょっと仕事量が多過ぎた気が…。結構余裕をもって作業してたはずなのに、時間が足りない…。まぁ、受け持った分担だからしょうがないです。なんとかしましょう。…時刻表ネタばかりじゃ、つまらないので、ちょっと小ネタを。夕方(といっても19時半頃でしたが)、呼び鈴の音がしました。覗き窓から見てみると、見たことないおばぁちゃんが2人。アパートの共益費の人でもないし、水道検針の人でもない(そういえば最近来てないな)、いないフリしようかと思ってたら、扉をドンドンと叩くんですねぇ。以前、アパートの地下室のことで、やっぱり見知らぬ人が来たこともあったので、今回も、もしかしたらそんな感じかいな、と思って、開けてみました。話を聞くと、階段の踊り場のベランダ(変な表現、踊り場に扉があって、外に出られるようになってるんです、そこのこと)にあるゴミを処分したいが、あれはあなたのか、というようなことを訊かれました。知らない、と言うと、片付けなきゃならないんだけどなぁ、みたいなこと言われたんですけどねぇ…知らないものは知らないわけで。「自分のじゃない」という表現が、とっさに出てこなかったんですねぇ。まぁ、なんかごちゃごちゃっと喋って帰って行きましたけどね。そんなわけで、まだまだろくに聞き取れず・喋れずの生活を送ってます。

2005年4月1日(金)〜3日(日) 次の週の分と一緒にしようかとも思いましたが、なんとなく3日分だけ小出しにしてみました。
1日(金)、エイプリル・フールです。ブルガリアにもあります。朝一番、早速写真家のおばちゃんにだまされました。「掃除のおばちゃんが呼んでたよ」と言われたので行ってみたら、「あー、それは嘘だね、嘘」と言われてしまいました。…ちくしょう、なんか悔しい。言い返そうにも、そこまでブルガリア語ができないし。まぁ、いいです、実害はないですから。その後は、普通に喋ってたし。その話の中で、昨日、古銭学のおばちゃんが誕生日だったことが発覚、去年は呼ばれたような記憶があるけど、今年は声がかからんかったな…。写真みても、小ぢんまりと少人数で飲食してたみたいだし。まぁ、いいです。お昼、携帯料金の支払い。手持ちのお金が、見事にすっからかんになりました(もともとたくさん持ってなかった)。あ、そうだ、午前中か午後か忘れたけど、実家から荷物が届きました。これでまた、しばらくは日本食にありつけます。ありがとう。夕方、一旦アパートに帰り、出直して、抽象画の画家さんの展示会のオープニングセレモニーに行ってきました。写真家のおばちゃん情報。でも、抽象画って、わからんのよねぇ。なんで行ったの?って感じなんですが。まぁ、せっかく話を聞いたから、ということで。飲み物と軽食が用意されてたけど、手をつけずにさっさと帰って来ました。そんな感じで、それなりに書くことがあった1日でした。2日(土)、先月末に届いた小包の不在通知、今頃出てきました。アパートの入り口にあるポストの口に挟んであったんですけど、日付は3月31日になってるんですよね(2006年になってるのはご愛嬌でしょう)。郵便局の人が、違う人のポストに間違って入れてしまったんでしょうね。で、その間違って不在通知が入ってた家の人が、日の目を見させてくれた、と。不在通知を見ると、部屋番号が間違ってかかれているように見えなくもない、でも、小包の宛先は、間違いなかったはずだからなぁ。もしかして、部屋の入り口の、電気のメータの番号見たかな?あの番号、部屋番号じゃないんだよなぁ…。扉に部屋番号をわかるように付けとこうかなぁ。まぁ、なにしろ、一応郵便局の人は不在通知を書き置きしてくれていたようでした。本人に届かなきゃ、全く意味がないんですけどね。…と、これが午前中にちょっと出かけようとした時の出来事。小包を送ってくれた人にお礼の電話、町の電話屋さんのIP電話だと、「安い」というのが頭にあって、長話してしまうんですよね。楽しいからいいんですけどね。その後、家に帰って、昼食の準備をしていると、日本語を教えているMさんから電話。勉強会かな、と思ったら、カフェに行こう、と。まぁ、普通に喋っているだけでも、お互い勉強になるから、と思って、またお出かけ。どうやら、仕事を変えるようです、Mさん。前から「辞める」と言ってたから、良かったんじゃないでしょうか。適当な時間に帰宅、あとは、辞典作ってました。日常生活に密着しているかも知れない単語の辞書、もらった資料の単語をどんどん追加していったら、収拾がつかなくなってきた…。3日(日)、日本語を教えているMさんが、家に来ました。14時、って約束してたのに、13時過ぎに来ました。早いってば。まぁ、ちょうど掃除が終わったところだったのでよかったんですが。2時間くらい勉強会して、帰って行きました。今日は、それくらいしかなかった…あとはずっと辞典作ってたし…。はぁ〜、外に一歩も出ないと、本当に不健康だと感じます。


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