2004年10月のブルガリアでのこと。


2004年10月31日(日) 10月も終わってしまいました。最後の週末はブルガリア北部ツアー(日帰り)。
25日(月)、明日の予定決定。先週話は聞いていた「カザンラク」。午後から、という当初の予定が変更になり、8時10分前に図書館前集合。いつもよりちょっと早めに起きなければ。…と思ってたのに、夜、不覚にもパソコンをしながらうたた寝。目が覚めたら2時前だった…。しかも、すぐ寝りゃいいものを、本を読み出してしまい、止まらなくなって読破。5時半ですよ、眠ったの。アホですね、ホント。そんなわけで、明日の小旅行、バスの中で間違いなく爆睡です。26日(火)、ツアーに参加してきました。集合時間に間に合うように家を出て、集合場所付近に行くと、バスがとまっていたので乗車。ツアー参加料2レヴァ。安っ。出発は、予想通り遅れたんですが…30分くらい遅れた気がするぞ…。まぁ、目的地は近くなので問題ないでしょう。ちなみに、カザンラクだけかと思っていたら、シプカにも行くそうです。古墳と僧院と日本人画家の展示の予定らしいですが…どうなることやら。出発してまもなく、強烈な睡魔に襲われたのでそのまま爆睡、気付いたらカザンラクに到着してました。全く眠っている間の記憶がないので、そうとう熟睡していたようです。まず、歴史博物館見学、ちょっと前に近くの古墳から出土した装飾品が展示されています。出土品の中では、黄金マスクが一番の目玉なんですが、残念ながら、別のところに出払っているようで、この博物館では見られませんでした。でも、ほかの金製品や銀製品、銅製品などが見られて良かったです。ちなみに、博物館の同僚の人たちにくっついて行ったら、入場料タダで入れちゃいました。同じ「博物館勤務」ということで、なんですが、何かいつも後ろめたいんですよね。できればきちんと払いたいんですが…。まぁ入っちゃったものはしょうがない(笑)。展示を見て外に出て、出発までしばらく時間があったので、すぐ近くの土産屋を見てたら、前からどっかで手に入れようと思っていた掛け時計のよさげなのを発見、衝動買い。店を出て、バスが待っているところまで行く途中の店では、カザンラクの地図発見、衝動買い(地図ヲタク)。バスに乗り、またうつらうつらしながら、次はシプカ近くの古墳見学。多くの装飾品が見つかったところらしいですが、入るまでめちゃくちゃ待たされました。1時間以上は余裕で待ってた気がするなぁ。天気が良くて、頭がじりじりと熱くなってきたので、上着を頭からかぶって一時しのぎ。中に入ると、うーん、涼しい。装飾品は全部博物館に持っていかれてしまってて何もないんですが、がっちりした石室が見られて良かったです。古墳の次は、シプカの僧院。前に来たことあるので、どっちでもいいかなぁ、と思いましたが、一応入場券を買って中へ。カザンラクに住むOさんもたまたま来てました。示し合わせたわけではないんですが。ぐるっと見て回って、ベンチで昼食代わりのお菓子を食べていると、Oさんと、シプカの日本人画家が近づいてきました。ちょっと立ち話(ん?座り話?)、これから展示場に行く予定であることを告げて別れました。バスに戻り、展示場に向けて出発、当然のことのように「道がわからん」「人に聞け」「オレはこっちだと思う」のやり取りで車内一時騒然、結局人に訊くも、どうやら大型バスが通るには無理のある道を入っていかないといけないようで、断念したようです。…下調べしとけよ…まぁいいんですが。帰りがけにも古墳に寄り、少し見学、ここは最初に行ったところのように賑やかではなかったですが、ここが黄金マスク出土の場所だそうです。ふーん、という感じで見学終了、スタラザゴラに戻ります。帰りのバスの中でも、やっぱり爆睡、記憶がありません(笑)。出発した場所のすぐ近くに到着、まだ勤務時間内なので、職場に行き、定時までたらたらとパソコン。いや、いろいろと重なって疲れましたね。雨が降っているよりはマシですが、天気良すぎ…。暑かったです、ホント。気温差でやられないように気をつけないと。27日(水)、ドルがどんどん弱くなってますねぇ。電気代を払わないといけないので、銀行でお金を下ろしたんですけど、前回より低いレート、今回も小額換金です(生活費がドル支給なので、レヴァに換金する時にレートが重要になってくるんです)。電気代も、ケチったはずなのに、そこそこの金額、これから寒くなるにつれて、暖房機器を使わなきゃならなくなるから、ますます電気代が高くなる…。まぁまぁ、そんな感じで、これが昼休みの出来事。仕事が終わって帰る途中、何かのデモ行進のようなものを見ました。ちらっと見ただけなので、なんだったのかわかんなかったんですが、先頭きって歩いている女性がマイクで何かを訴えかけていました。さっぱり内容がわかりませんでした。ホント、いつまでたっても「聞く耳」ができないねぇ。28日(木)、昼休みに部屋で折り紙してたら、別の部屋の同僚に突然「発掘現場に行くぞ」と拉致られました(爆)。いや、一応「仕事あるか?」と訊かれて、切羽詰った仕事はなかったから「ね(いいえ)」と答えたら、じゃあ行くぞ、と。どこ?と訊くと、チルパン、と答えが返ってきました。いつもプロヴディフ・ソフィア方面へ行く時に、必ず通る街、降りたことはないので、ちょっと楽しみ。車を運転してくれる人(博物館の人ではないなぁ、多分、でも現場にかかわっている人らしい)と呼びに来た同僚と3人で出発、30分くらいの距離ですが、途中眠くてちょっとウトウト。気付くと着いてました。同僚は市役所に、もう1人はコピーをしに、自分は車のところでボーッ。2人が戻ってきて、同僚に「チルパンを見歩いたことがあるか」と訊かれて、ない、と答えると、じゃあコーヒーでも、とすぐ近くのカフェへ。コーヒー1杯おごってもらって、車に戻る途中、あれが市役所、郵便局、警察、ここにお店、以上!と説明が…別にカフェに入る必要もなかったんじゃあ…。その後、車で移動しながら、あっちに博物館が、こっちにハウスミュージアムが、と教えてもらいました。次に来ることがあったら行ってみよう。でこぼこの道をしばらく行くと、建設中の高速道路のど真ん中に出ました。ちゃんと工事してるんやねぇ。自分が帰国するまでにはできてないような気はしますが…。更に道を進み、発掘現場へ。道路工事をしてたら遺跡が出てきちゃって、緊急発掘をしていたようです。今はあらかた終わっているみたいです。何しろすぐ隣りで重機がうなりをあげているんですから。更に違う現場へ。ここは車を運転してくれていた人が掘ってたところらしいです。昔の集合墓地、穴がいっぱいあいてました。いずれ埋め立てられてしまうんですよねぇ…。その後、近くのマルコトゥルァノヴォという村へ。夏の間、この村のとある家に、同僚が住み込みで発掘をしていたそうで、その手続きで役場へ、その足で住んでた家へ。人の良さそうなおばぁちゃんがいました。冬用なのかな、その家からタイヤを車に積み込み出発、スタラザゴラに戻ってきました。たまにこうやって外の空気を吸うのもよいものです。ちょっと暑かったですが。博物館に戻って、定時までちょっとしか時間がなかったので適当に時間をつぶし、帰ろうとしていたら、同室の人に、明日は博物館が管理している展示場でイベントがあるから16時過ぎにはここを出るよ、と言われました。明日のネタ確保(ニヤリ)。帰宅途中、あんまり腹が減ったので、家の近くでデュネル買い食い。何度か買っているので、店の人がフレンドリーに話し掛けてきてくれました。勉強してるの、とか、どこからきたの、とかありきたりの質問ですが、金品のやりとり以外の話ができるのって、なんだか嬉しいですね。そんな感じの木曜日でした。29日(金)、思っていたようなネタがなかったなぁ。博物館が管理している展示場のイベント。25周年というので、そこそこ人を集めて、館長が挨拶してました。あとは、お決まりのコース。軽くアルコール、軽食。でも、いつもとちょっと違ったのは、同僚(いつも博物館にいる人たち)以外とちょっとだけ話ができたこと。といっても知り合いなんですが。昨日、チルパンに一緒に行った人(車運転してた人)、スタラザゴラ温泉の現場を発掘している人(前に館長に連れて行かれた時に会っている)。温泉の現場を発掘している人には、温泉に行きたいけど、時間がない、時間ができたら電話する、と言った手前、そのうち行かんとなぁ。しばらく週末の予定は埋まってしまっているけど、来月中頃なら大丈夫かな…まだ雪は降らないよな…雪が降るまで現場にいる、って言ってたからそれまでには行かんとな…。まぁ、そんな感じで18時半過ぎくらいかな、会場をあとにしました。来る途中、ずっと探してたプラスチックのテーブルを発見したので、帰りがけ、その店に寄って値段を訊いてみました。ふむ、ポケットに入っている手持ちのお金では買えないなぁ(爆)。また次の機会に。さて、明日は少々強行軍、カザンラク-シプカ(日本人画家の展示会)-カザンラク-ソフィアの予定。バスにうまく乗れればいいんですが…ソフィア行きのバスに乗り遅れたら目も当てられない…。一旦スタラザゴラまで戻ってきて、最終のソフィア行きで向かうなんてことはないようにしないと…。というか、シプカから直でソフィアに行けるのが一番いいんだけど、バスの時間がわからない、というか、直通バスがあるかどうかもわからない…。まぁ、すべて行き当たりばったりということで(いつも通り)。30日(土)、シプカ、近いなぁ。普通に遊びに行ける距離。そんなわけで、日中はカザンラクとシプカをプラプラして、夕方ソフィアに移動しました。8時20分にスタラザゴラ出発、9時頃にカザンラク到着。シプカ行きのバスが10時発だそうなので、カザンラク市内をプラプラ。センター付近の教会(イコンが綺麗でした)を見て、バスに乗りました。30分くらいでシプカのセンター到着、カザンラクにいる時、連絡がとれたシプカ在住の日本人のIさんが迎えに来てくれてました。その足ですぐ近くの民俗博物館へ、シプカ在住の日本人画家さんの展示見学が、シプカに来た目的。博物館には、展示されている絵を描いた画家さんが2人いて、説明を聞きながら絵を見ることができました。その後、Iさんちにお邪魔して、日本食を一杯いただきました。やっぱり日本の味付けはいいなぁ。ご馳走様です。途中でIさんの旦那さんも帰って来て、画家さん1人も交えて4人で話をし(まぁ自分は聞き役でしたが)、14時半にバスでシプカ出発。30分くらいでカザンラクへ、ソフィア行きは16時なので、とりあえずバスのチケットを買ってから、また市内フラフラ。結局、教会めぐりしかしてないですが(笑)。1つ目の教会は、多分初めて見ました、祭壇が白いです。普通、塗っているのかススのせいなのかわからないんですが、黒がほとんどですが、ここは白でした。珍しいものを見られたかも。2つ目の教会は、1つ目と正反対、全体が黒でまとめられていて、落ち着いた感じです。どちらも、いつものように寄付をして、バスターミナルへ。ソフィア行きのバスは、既に来てました。16時丁度に出発、間もなく眠りに落ち、気が付くとパヴェルバニャのバスターミナル。あー、しばらくブルガリア人のGさん(パヴェルバニャ在住)に会ってないなぁ、と思いつつ、この先もしばらく週末の予定が埋まっているから遊びに来るのは厳しいなぁ。そんなことを思いながら出発、またウトウトしながら、約3時間でソフィア到着。今回もお世話になるMさんに連絡、市内バスを乗り継いでMさんちへ。初めて乗る経路だったからドキドキでしたが、人に訊きながら無事到着、道を訊くくらいなら、なんとかなるらしいぞ、自分の語学力。Mさんちでは、シチューをいただき、いやー、ここでも日本の味。ご馳走様です。前回同様、いろいろ話をして就寝。そうそう、夜中に冬時間に移行でした。時計を1時間戻す(これで日本との時差は7時間)、つまり1時間余計に寝られるわけだ。でも寝たのが遅かったから、結局寝不足、まぁ明日はバスの中で眠っていけばいいか。31日(日)、行って来ました、ベログラドチックとマグラ。色んな意味で疲れた1日、向こうで1泊というのが正しい旅程だなぁ、多分。8時にツアーのバス乗車、予定通りバスの中では爆睡、トイレ休憩したり何だりで何度か目は覚めましたが、ほとんど眠ってました。昼頃にベログラドチック到着、奇岩見学。天然の岩を利用した山城、ローマ時代のものらしいです。じっくり見てみたかったけど、そこは駆け足ツアー、滞在30分くらいで次の目的地マグラへ出発。ここではワイナリーの見学。別に「ワイン大好き!」というわけではないけど、製造過程がまだ途中のワイン(正確にはワインと呼べないかも)を何種類か試飲できて良かったです。ここで、泊めてもらっているMさんに土産購入、その後昼食へ。ひらすら肉料理やねぇ、胃もたれしそう…。すぐ近くの鍾乳洞へ、みんなで行く予定だったのが、時間の都合で希望者のみ、一応手をあげましたが…なんだろうねぇ、「赤信号、みんなでわたれば怖くない」状態、受付に人がいなくて入場そのものも15時の受付を最後にもうダメのようなことが書いてあったのに、入り口が開いているから、とみんなゾロゾロと入ってしまいました(まぁ自分もそのうちの1人だったんだけど)。ガイドがいなくて見落としたか、もっと奥だったか、道が違ったか、この洞窟には古代の人が描いたといわれている壁画があるらしいのですが、残念ながら見られませんでした。まぁまた次に機会があれば。マグラの洞窟からは、あとソフィアに戻るだけ。中間くらいのトイレ休憩以外、ずっと眠ってました。21時頃ソフィアに着きましたが…いやぁ〜、疲れた。今日はとっとと寝よう。あ、そうだ、次の週末は、ガブロヴォの予定です。ホテル代が出るというので、泊まりで行ってきます。

2004年10月24日(日) 初めての街、スヴィシュトフ。
18日(月)、週末の野球大会の筋肉痛が、もっと激しくくるかと思ったら、案外大したことなかったようです。前のソフトボール大会の時のほうがよっぽど酷かった…多少鈍っていた身体がほぐれた?それとも、明日くらいにくるんかな(爆)。まぁ、右足の「骨が欠けてる」と前に言われたところが若干痛いので、それなりにこたえているとは思います。今日は特記事項なし。仕事も、データベース関係の調べものをしていたら終わってしまった…。そうそう、先週「行かない?」と言われてて、野球大会で行けなかったマルコタルノヴォという街、行った同僚の人の話を聞いたら、結構良さそうな感じの印象を受けました。いずれ機会があれば行ってみたいなぁ。そんな感じの月曜日でした。19日(火)、ビデオキャプチャ装置が必要だがね(なぜか名古屋弁)。午後、職場の同室の人の知り合いの人が部屋に来ました。ビデオカメラからパソコンに動画を取り込みたいとのことで、カメラを見てみたんですが、普通のVHS-Cのカメラ、パソコンとつなぐUSB端子のようなものが見当たりません。それで、冒頭のような感想。実際口にはしてませんが(笑)。これじゃあできないね、ごめんなさい、と言って、ものの1分足らずで用事が済んでしまいました。ふむ、それにしても、簡単なことを説明するのに、やっぱり全然単語が出てこん。笛の類を練習する前に、語学やろうよ、ってな感じですかねぇ(爆)。20日(水)、館長〜、やっぱりあなたの言っていることがほとんど聞き取れません。難しい言い回しや単語を多用しているからなのか、それとも方言だからなのかよくわかりませんが、「わかったか?」というところしかわかりません(笑)。午後、館長に呼ばれて仕事を頼まれたんですが、ノートパソコンからCDにデータを焼きたい、ということは前から聞いてたから理解できてたけど、どこのデータをどういう風に焼くのか、という説明が、どうもはっきりしない。紙に書いたり、一緒に館長の部屋にいた同僚の人の助けを借りたりしながら、なんとかやることがわかりました。で、自分の部屋に戻ってデータコピーから。何しろ、CD-ROMしかついてないノートです。しかもLANもない。かろうじてUSBポートがあったので、フラッシュメモリを駆使してデスクトップパソコンにデータコピー。ノートがwindows98だから、ドライバをインストールするところから。それにしても、ほとんど写真データだから、全部で1.5GBくらいありました。256MBのフラッシュメモリで、何往復したことやら…。作業をしていると、17時までにできるか?ときかれてたのに、16時過ぎくらいから2回も催促がありました。結局、17時前に館長はいなくなり、そのちょっと後に作業終了、主のいなくなった部屋に、ノートパソコンと焼きあがったCDを置いておきました。うーん、やっぱりこっちの人の行動パターンがいまいち掴めん…。まぁ、こっちの人からしてみたら、自分の行動パターンもわからんのでしょうけど。そんなこんなで、仕事終了、帰りに野菜と肉を買って帰り、今日はカレー。前にもらったカレールーを使って3日分くらい作りました。しばらくはカレー三昧。昼は違うけど。そんな水曜日。21日(木)、実家から送られてきた荷物を、郵便局へ取りに行ってきました。職場に送ってもらってたんですが、どうやら誰もいない時に郵便局の人が持ってきたのか、それとも最初から郵便局に留め置かれたのかわからないんですが、昨日不在通知のようなものを見せられました。最初、なんのことやらわからず、知らない、と言ってしまったんですが、今日になって、よくよく話を聞いてみると、どうやら自分の荷物のよう。いつも行く中央の郵便局ではなく、街の外れの郵便局へ取りに行かなくてはならず、職場の人と一緒に行きました。わかりやすい場所にあったので、次からは一人で行けますが、手間を考えたら、最初から自分のアパートに送ってもらって、近くの中央郵便局に取りに行ったほうがいいなぁ…。荷物受け取りは、滞りなく終了、多少は待たされましたが。余計な税金とか払わないといかんのか?とか思ってちょっとビビってたんですが、意味もなく荷物を開封されて、ちらっと見ただけでまたテープ貼ったくらいで、特にお咎めなし。書類にサインをして、受け取って終わり。まぁ、良い経験になりましたよ。こんなことがなければ、街外れの郵便局なんて行かなかったでしょうし。なんにしても、しばらくは日本食にありつけます(喜)。22日(金)、これも仕事か?夕方、別の部屋の同僚が自分の部屋にやって来て、CDを焼いてくれ、と。いや、データCDじゃなくて音楽CD。まぁ、別に焼く作業するのはパソコンだからいいんですけどね…。あと、相変わらず古銭学のおばちゃんは「時間がない」といいながら、プリントアウトするデータをフロッピーで持ってくるし。プリンタ共有してあるから、おばちゃんのパソコンから出力できるようにするよー、と思っているんだけど、なかなかチャンスがない。なんか、この「土壇場のバタバタ」気質に、まだ慣れないなぁ。まぁ、そのうち、そのうち。23日(土)、やって来ました、ドナウ川。対岸はルーマニアです。スヴィシュトフという街に来ています。日本文化展の手伝いです。13時からのオープニングに間に合わせるために、スタラザゴラを6時15分のバスで出発、8時にガブロヴォ到着、ここで乗り換え。30分後のバスを待っていると、ガブロヴォに住んでいるUさんが来ました。同じバスでスヴィシュトフへ。到着の30分くらい前に、どこだかわからないバスターミナルで休憩だったので、前の席に座っていた人に地名を訊いたら、なんだか話が弾んでしまいました(Uさんと。自分は聞いてただけ)。試験を受けるようなことを言っていたので、お守り代わりに組み星を作ったら、えらい喜んでました。スヴィシュトフに入り、スヴォボダ広場というところでバス下車。話をしてた人も一緒に降りて、ここでお別れ。試験頑張ってねー。とりあえず、その広場の目の前にある教会見学。壁画がない代わりに、祭壇のイコンが立派。でも全体的にさっぱりとしてて、良い感じです。その後、Uさんの記憶を頼りに(前に一度きたことがあるらしい)会場へ移動、既に準備が佳境に入っていて、流れに飲まれて手伝いを始めました(笑)。そのままオープニングになだれ込み、ステージで何かやっているのを尻目に、水風船ヨーヨー釣りの水風船を作ってました(的屋みたい)。ステージの出し物が一段落して、見てた人がなだれ込み、ストックの風船はあっという間に終わり。道具を片付けたら、今度は同じ場所で腕相撲大会(笑)。スヴィシュトフに住む日本語教師Kさんの教え子で、腕っぷしのたちそうな人が、ずっとお客さんの相手をしてて、自分はその脇で応援係(爆)。しばらくここに居とどまり、自分も腕相撲の相手をしてもらったりしていたら、Kさんが交代してくれるというので、別の場所をプラプラ見て回りました。書道、折り紙、お茶のセレモニー、着付け、日本食(豚汁、おにぎり)の試食、囲碁、アニメコーナー(笑)と、一通り見て、最後に辿り着いたカラオケコーナーで、足止めされてしまいました(いや、勝手に居座っただけですが)。「花」を歌おう、ということになって、一緒に歌ったり、知ってるブルガリアの曲を一緒に歌ったりして、17時過ぎに終了、結局今回も仕事らしい仕事をしなかったなぁ。まぁいいか(笑)。その後、泊めてもらうKさんち移動、窓からドナウ川が見えます。すばらしい。川の向こうは異国の地。すばらしい。夜は、対岸のディスコの音が聞こえることがあるそうです。すばらしい(ホンマか?)。少し時間を潰して、みんなで夕食、サラダとカヴァルマで腹一杯です。その後カフェに移動、コーヒーを飲んで解散。Kさんちに戻り、とっとと寝ました。参加された皆さん、そして何より企画のKさんと、同じスヴィシュトフに住むIさん、お疲れ様でした。24日(日)、夢を見た。いや、夢なのか現実なのかわからないが、眠りに落ちて、しばらくしてから、幽体離脱する感覚を味わった。魂が身体から抜けて、浮遊する感覚。息をしていたかどうか、記憶にない。気が付いたら、寝袋で寝ている自分がいた。…まぁ、疲れていた上に、浅い眠りだったんでしょう。そんなわけで、熟睡できたかどうかわからないまま起床。でも、目は冴えているので、それなりには眠ったのでしょう。泊めてもらったKさんと一緒にアパートを出発。どうもお世話になりました。Kさんは用事があるので学校へ、自分は近くのホテルに泊まっていた人たちと合流、カザンラクのKさん運転の車に乗せてもらう予定。まず、歩きでハウスミュージアムへ行き、見学、アレコという作家さんの家のようです。凶弾に倒れた人だということで、穴の開いた心臓のホルマリン漬けがありました。その後、管理人さんの厚意で、近くの民俗博物館も見せてもらえました(本当は日曜日休みなのに)。博物館を見たあと、教会を見学しつつ、ホテルに戻り、車に乗って、まずトロヤン向けて出発。皆さんトロヤン焼き御購入。自分は絵葉書買っただけ(笑)。その後、セヴリエヴォを通り、ガブロヴォ到着、Uさんここでお別れ。お疲れ様でした。少しコーヒータイムをとって出発、カザンラクに18時半頃到着。Kさん運転お疲れ様でした。同行の皆さん、道中ヘボナビでご迷惑おかけしました。カザンラクからスタラザゴラまではミニバス、40分くらいの道のり。途中ちょっと寝ながら、自分ちの近くで下車。今回も無事帰って来れました。次の週末は、ソフィア経由でベログラドチックというところへ行く予定。

2004年10月17日(日) ソフィアで野球やってました。
11日(月)、久し振りに雨が降った気がします。といっても、夕方、家に帰ってからの話。日中も微妙な天気ではありましたが、帰るまではもってくれました。そんなわけで、昼休みにはキャッチボール。教えられた通りに投げてるつもりでも…違ってるんでしょうねぇ、思った通りにいきません。まぁ、そのうちそのうち…。仕事はデータベースばっかり、プロヴディフから頼まれてるもの、いい加減どうにかせんといかんなぁ。そうそう、夜、水道の検針のおばちゃんが来ました。今回は、ずいぶん間隔が短いぞ…。先週水道料金を払ってきたばかりなんだけど…。まぁまぁ、一気にドカンと請求されるよりは小出しのほうがいい、ということで。12日(火)、今日は写真家のおばちゃんの誕生日でした。いつものように、朝おばちゃんの部屋に行くと、とりあえずラム酒が出てきました。…朝から酔っ払いか(笑)。まぁ、量は少ないので問題ないですが。コーヒーもあるし。チョコレートもお菓子もあるし。「見せて」と言われてた、週末旅行の写真を見せたりして、まったり時間が過ぎました。さて、今日はあいにく1日中雨でした。昼のキャッチボールもナシ。仕事が終わって帰る時も降ってて、ズボンが微妙に汚れてしまった…。そんな雨の中、市場で野菜と肉を買って、前にレシピを教えてもらっていた、ブルガリア料理っぽいのに挑戦。ピーマンの中に米と野菜と肉を詰めて、オーブンで焼くだけなんですけど、材料がすべて大体なので、うまくできるかどうか心配でしたが、なんとなくそれっぽいのができたのでよかったです。そのうち料理のページに追加しときます。最近寒い(というか、今日は雨が降ってて特に)ので、ぼちぼち冬支度を始めないと…。13日(水)、ミキサーを買いました。一応何軒か店を回って、一番安いところで。早速知り合いの人から教えてもらってたジュースを作ってみました。うーん、バナナはすぐに色が変わってしまうな…。本来の目的の、豆乳作りは、今日は大豆の用意ができてないので、明日。豆を一晩水につけておくので。あとは、昨日も作ったピーマンの料理を作ってみました。中身が溢れ出してこないようにするにはどうしたらいいんでしょう…。ちなみに、市場でピーマンを買ったんですが、最初に行ったところで「選んでいい?」と聞いたら「ダメ」って言われました。…ケチ(笑)。さて、明日は、週末のソフィア移動に備えて銀行でお金を下ろさないといけないんですが、最近ドルが弱いですねぇ。レートが悪いので、とりあえず小額をレヴァに換えて様子見、というところでしょうか。14日(木)、豆乳、なんかとりあえずそう呼んでもよさそうなのができました。非常に微妙ですが。それにしても、なんでこっちの大豆はこんなにかたいんでしょう。1日水につけてても、ちっともやわらかくなりません。ミキサーで砕いて煮込んでも、粗いおからができます。やっぱり古いんかなぁ。いろんな種類の大豆で試してみないとなんとも言えませんが。できた豆乳で、昨日のジュース再び。昨日は粉の豆乳を使いましたが、今日は本物(らしきもの)。味は…わかりません(笑)。やっぱりバナナジュース。レモン果汁を入れたら酸化を遅らせられると聞いたのでそうしてみました。…気休めかな(笑)。もしかしたら入れる量が少なかったのかも知れません。さて、明日はソフィア移動、約1ヶ月前の上京の教訓を生かし、朝はなるべく水分をとらないようにしないと…寒いだろうからトイレも近くなるだろうし…。15日(金)、また同じ過ちを繰り返すところでした。9時10分のバスに乗るつもりでバスターミナルに行ったんですが、窓口に人がいなくて、バスが到着するまで待ちぼうけ。しょうがないからチケットなしでバス乗り場へ行き、並んで待ってから乗車。トイレに行く時間的余裕がなく、バスに乗った時から尿意が(キタナイハナシデゴメンナサイ)。意識してしまうとダメですねぇ。まぁそれでも、何とか少し眠りにつき、気がまぎれました。バスが停まった気配で目を覚ますと、どうやらドライブインのようなところで一時停車している模様。開いた扉から「WC」の文字が見えます。別の人がトイレに行っていたんでしょうか、これはチャンス、と思い、乗務員にトイレに行っていいか訊くと、かなりしぶしぶながら、行ってこい、というジェスチュアをされました。ラッキー。とっとと済ませてバスに戻ると、別の人もほぼ同じタイミングで戻ってきて、バス発車。いやー、助かりました。タイミングが良かったです。本来は多分休憩なしのバスだと思うので、停めてくれた人に感謝です。さて、そんなこんなでソフィア到着、事務所へ。立替分の清算とメールチェック、あと本を読んだりして、ぬるぬると時間が過ぎました。夕方、ホテルに泊まる人たちである程度かたまってホテルに移動、荷物を置いて、野球の試合があるグランドへ。とりあえず練習ですが…多分ソフトボールの時よりはマシになっているとは思いますが、いかんせん、ベースがベースなので、ポカばかり。しかも、硬球って…怖いですね。当たったらシャレにならんですよ。怪我のないように試合に臨みたいと思います。暗くなってきて、ボールが見えなくなったので、夕食、近くの店で、大体みんな一緒に。お勧めの手羽先を注文したつもりでしたが、どうやら別モノだったようで、残念。まぁまた機会があれば。ちなみに、練習後のビールなので、めちゃうま(死語?)でした。食後、ホテルに戻り、明日着るユニフォームに背番号貼り付け(ビニルテープで数字を作るだけなんですけどね)。あと交通費の清算をしてもらって、部屋に戻って寝ました。天気が微妙ですが、どうなるでしょう…?16日(土)、素人の付け焼刃にしては、よくやったと思いますよ、野球大会。小学生の時、練習が嫌で少年野球を途中で辞めてしまった自分が、なんで今頃野球なんかやる羽目に…と思ってたんですが、終わってみれば、参加して良かったかなぁ〜、と思ってます。朝、8時頃起床、朝食をとってホテルを出発、グランドに着いたらまず練習。ランニング、準備運動、キャッチボール、トスバッティングなど、一通り済ませ、いざ試合。打順8番、レフト、背番号00(自分で貼りました)。守備的には、左中間に飛んだフライを捕りに行って、センターの人とぶつかってしまったり、サードやセンターのカバーが遅れたりと、技術的・体力的な限界をヒシヒシと感じましたが、結構頑張って捕ったフライが2つ、ミスの帳消しとまではいかないまでも、多少のタシにはなったのでは。攻撃は、前のソフトボール大会と同じ、2打席0安打。1打席目は、見逃しでアウト。球はえぇ〜。2打席目は、一応前に飛んだけど、内野ゴロであえなくアウト。スイングフォームを教えてもらっていたのに、イメージ通りにはいかないものです。結局試合は、途中から降り出した雨により、5回でゲームセット。大差で負けてしまったけど、怪我もなく試合ができたことは、良かったと思います。その後、事務所を開けてもらえるということだったので移動。17時過ぎまでずっとネットしてましたよ…ネット人間?…某巨大匿名掲示板を巡回するほどではないので、まだ大丈夫だと思いますが…。まぁそれはいいとして、事務所を出て、近くの中華料理屋で夕食。腹一杯。ホテルに戻り、同室の人と語って(笑)寝ました。17日(日)、昨日の夕方まで降り続いた雨が、グランドに湖を作ってしまった、ということで、今日の試合はナシ。関係者の手により、排水処理が施されたものの、素人が試合をして怪我をしたらどうしようもない、ということで、我々寄せ集めチーム(笑)の試合はなくなり、ソフィア代表チームと地方選抜チームの1試合だけが行われました。折角なので、何か手伝えることがあれば、と思い、朝ホテルで軽く朝食をとってから、グランドに向かいました。といっても、得点表の貼り付けをしたくらいで、ほかに素人が手伝えることは何もなく…あ、ボール拾いくらいはできたかな、結構ファールボールやらホームランボールやらが、柵越えしてたので…でも試合観戦してて、ほとんど動かんかったな…ごめんなさい…。試合は12時過ぎから、ということだったので、近くの中華料理屋(また(笑))で早めの昼食、グランドに戻ると、丁度始まる模様。試合中は、憎らしいくらい日差しが強かったですね。暑かったですよ。グランドもこれで乾くことでしょう。16時前くらいだったかな、試合終了、表彰式・閉会式。選手の皆さん、お疲れ様でした。その後、すぐ近くのカフェでビールをすすってたら、店の人からラキアの提供があり、思わぬところで酔っ払い(爆)。17時頃、お世話になった関係者の方々と別れてバスターミナルへ向かい、18時のバスに乗ることができました。バスの中では、ひたすら寝てました。疲れと酔いがかなり回ってたようです。21時頃アパートに到着、本当に何にもせずに寝ました。ちょっと頭痛かったしねぇ…。寝れば回復するでしょう、ということで。さて、今度の週末は、初めての街、スヴィシュトフ。ドナウ川沿いです。ちょっと楽しみです。
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結婚指輪について。日本と逆で、右手の薬指にするのが一般的のようです。ただし、日本と同じように、人によっては結婚していても指輪をしてない人もいるし、派手な人は、別の指にも指輪をしているようです。

2004年10月10日(日) この短期間で、トロヤン3回目って、どうよ(爆)。
4日(月)、昼に話を聞いたので、仕事が終わってから、展示会のオープニングを見に行ってきました。一応博物館管理の展示場、今回の展示は、明日の「スタラザゴラの日」関係のようです。時代的には、復興期から近代・現代史、そして民俗学という感じのようです。所狭しと、主に生活に密着したものが展示されていました。1時間弱くらい、同僚の人たちがみんなの前で話をするのを聞いてましたが、相変わらず内容がさっぱりわかりません。一通りセレモニーが終わり、みんなぞろぞろと外へ。そこでまた、今度はこのあと展示場の上のギャラリーで別の展示会のオープニングがあるということを聞いたので、行ってみました。常設展示の絵が、前と変わってるなぁ、と思いながら見てたら、奥のほうに企画展示がありました。1ヶ月くらい、イコンの展示をするようです。4聖人か5聖人くらいしか確認できなかったので、テーマを決めて展示しているのでしょう。ここでのセレモニーは30分強くらい、一通り展示を見て外に出ました。帰り道、電気屋でミキサーの品定めをしたり、本屋でカヴァルの教本を探したり、スーパーで買い物したりしてアパートへ。もらったラーメン食べてパソコンしてたら眠くなったので、とっとと寝ました。5日(火)、仕事じゃなかったのかよぉ〜。「スタラザゴラの日」だけど休みじゃなくて仕事だよ、って聞いてたから職場へ行ったのに、誰もいなかった…。家に帰るのも面倒だったので、いいや、警報装置作動しても、と思って入っちゃいました。結果的には、警察も来ずに、静かに1日職場で過ごしたんですが。だ〜れもいない職場というのも、なかなか面白いものです。お昼、携帯の料金を払いに外にいったんですが、市役所の前でなにやらイベントやってました。中心にある歩行者天国にも、普段はない出店が並んでいました(風船売りが多かった)。夕方、同じ街のUさんと、近くの学校の校庭でキャッチボール(学校も休みだったので)、そのあとUさんちに行って、またカレーをご馳走になってしまいました。美味しかったです。ぶらごだりゃ(ブルガリア語で「ありがとう」)。家に帰って、相変わらずパソコンいじり、とうとうノートパソコンも98から2000にしてしまいました。これで日本語環境がなくなってしまった…。まぁいいんですが。こんなことばっかりしてるから、最近カヴァルの練習をしてないなぁ、音が出なくなってるかも…。6日(水)、お昼にキャッチボール。相手をしてくれるUさんの仕事の関係上、夕方は時間的に厳しいということなので、これからは昼休みにキャッチボール。ソフトボールの筋肉痛もようやく和らぎ(ホントようやくです)、多少マシになるかなぁ、と期待してたけど、相変わらずのへたっぴ。まぁ、しょうがないやぁね。徐々に、徐々に。夕方、仕事が終わって、ミキサーを物色しながら帰宅、久し振りにカヴァル吹いてみたら、一応音は出ますね。指の押さえが微妙ですが(前から)。中指・小指で押さえるのが難しいです。ちゃんと押さえられてなくて、空気が漏れることが多いです。夕食は、前にKさんからもらったラーメン、うまいばい(笑)。あと、適当にパソコン、大体環境が整いました。それから洗濯、手洗い面倒…でもしょうがない。そんな感じの1日でした。7日(木)、なんで水道料金払うだけなのに30分もかかるんでしょうねぇ。もっと簡単にならんのかなぁ。というわけで、午前中に市役所へ行って、水道料金を支払ってきました。何カ月分かわからんけど、前回10立方メートル間違って検針されてたので、ずいぶん少ない使用量でした(見かけ上ですが)。というか、なんで直接水道業者に支払えないんでしょ。市役所に中間マージン取られてる気がしてならないんですが(笑)。まぁまぁ、いいでしょう(何が?)。昼休みは、昨日と同じくキャッチボール、午後は適当にデータベース、仕事が終わってどこにも寄り道せずに帰宅、ご飯の準備をしながら笛の練習。あとはパソコンしたりシャワー浴びたり…そうそう、何気に体重計乗ってみたら、10の位が変わりそうなくらい体重が減ってた…やばい、痩せ気味どころか痩せ過ぎの領域に突入してしまう…。でも、たくさん食べられないんだよなぁ…。まぁまぁ、それはいいとして(いいのか?)、明日はトロヤン移動、同じ街のUさんの同僚の人がタイミングよく明日トロヤンに行くというので、同乗させてもらうことになりました。わーい、バス代浮いた(笑)。8日(金)、やっぱり自家用車は早い〜。スタラザゴラからトロヤンまで3時間くらいですよ。バスだと、4時間半くらい(乗り換えの待ち時間も入れて)かかるのに。まぁ、経路も違うからね…。そんなわけで、朝7時頃、同じ街のUさんの同僚の車に便乗、カルロヴォという街で軽く朝食をとって(といっても自分は家で食べてきたので、ガム買っただけ)、トロヤン峠を越えるルートでトロヤンへ。10時過ぎにバスターミナル到着、Uさんの同僚とは、ここで別れて(どうもありがとうございました)、Uさんと一緒に街の中心近くにある教会見学、その後、トロヤン在住のWさんと連絡をとり、Wさんちへ。ちょっとうだうだして、再び街の中心へ、用事を済ませたWさんと一旦別れ、バスターミナルの近くの店でUさんと昼食、ちょうど食べ終わった頃にUさんの同僚から連絡があり、Uさんともお別れ。1人でまた街の中心へ、今日のイベントである、日本の陶芸家の講演会と和楽コンサートが行われる建物近くでフラフラしてたらWさん発見。そのあと、スヴィシュトフという街から来たIさん合流、3人で今日のイベント参加。コンサートでは、終わってからステージに上がって楽器を見せてくれるというので、行って尺八を吹かせてもらったり(ちょっとだけ音が出ました)。記念撮影を済ませ、会場を出て、今度はヴェリコタルノヴォから来たTさんとKさん(あ、同期じゃないKさん)と、ゴルナオリャホヴィツァから来たWさんと合流、みんなで夕食、ヤバイ、すごく腹いっぱい食べたよ…でも体重は減る一方だよ…会う人会う人みんなに「痩せた?」って言われるよ…。まぁ、いいんですが(笑)。食後、ホテル組のTさんと自分はタクシーでホテルへ。シャワーを浴びて寝ました。明日は日本文化紹介展、役割は…何だっけ、折り紙部隊だったような…。9日(土)、う〜、二日酔いだ…。次の日にこれを書いてますが、夜になっても頭が痛い…。そんなんで、飲み過ぎました。朝、ホテルの近くを軽く散歩、待ち合わせ時間に間に合うようにTさんと一緒に会場へ。準備をして(といってもロクに手伝えてませんでしたが)、日本文化紹介展の始まり始まり〜。お茶のセレモニー、折り紙教室、着物の着付けと記念撮影、書道セレモニー、生け花、プレステデモ(笑)、などなど、なかなか盛り沢山の内容ですが…いや、すんません、今回はホントに何も手伝ってませんでした…勝手に横笛吹いてただけ…。何をしに来たんだか…。出し物が一通り終わり、一旦ホテルへ、すごろくのようなゲームでちょっと遊んで、再び会場のあるWさんの職場(学校)へ。校長先生がバーベキューを振舞ってくれるというので、飲み食いしてたんですが、ここで飲み過ぎました。だってラキヤが美味しかったんだもん…。ラキヤがなくなってから、ビールをちゃんぽんしたのもよくなかったですねぇ…。なにしろ、同じ席にいた人たちに、わけのわからんことを口走って、迷惑をかけました。バーベキューが終わって、軽くカフェ、という話になったんだけど、ここでも具合が悪くなって、とっととホテルに帰ってしまうし…。アルコールには気を付けんと、といつも反省するんですが…学習能力ゼロですねぇ…。10日(日)、前日の飲み過ぎからは考えられないくらいスパッと朝起床、もちろん具合は良くないです。バスのチケットをあらかじめ買ってあったので、そのバスに乗るべく6時半頃ホテル出発、バスに乗るまでかなり最悪な状態でしたが、乗ってからすぐに眠りに落ち、具合も悪化することなくプロヴディフ到着。今回このバスに乗った目的である、トロヤン峠を逆方向から越える、というのも一応達成ですが、ほとんど寝ててあまり実感がなかった…。なにはともあれ、プロヴディフでバス乗り換え、お昼頃にはスタラザゴラのアパートに着いてました。とりあえず昼寝して、あとはパソコンやってたかなぁ、まぁ頭も痛かったので、早々に寝ました。次の週末は、ソフィアで野球大会参加。どうかポカしませんように…。

2004年10月3日(日) 9月最終週の分は別ページ。ソフトですっごい筋肉痛です。
1日(金)、直前まで迷ってたけど、今朝、休みの届を出して、プロヴディフの国際見本市を見に行くことにしました。いつも通り、朝職場へ、届を出して、ちょっと調べ物をして、バスターミナルに向かい、10時半のバスでプロヴディフへ。12時頃にプロヴディフの中心到着、迷いようのない道を迷いながら会場へ、いやー、すごい人ですね。会場の外も中も人・人・人。雰囲気がさっぱり掴めないまま行ったんですが、車展示スペースはモーターショーみたい、室内の展示は、前職柄でいうと池袋のサンシャイン60でやってるケーブルテレビショーのような感じ、趣味柄でいうと、ビッグサイトでやってるハムフェアのような感じ(掴めない人、スミマセン)。ようは、ビジネスショーのような感じですね。一般ピープルがフラフラと迷い込むところではなさそうです(笑)。しかし、せっかく入場料を払って入っているので、見切らないと損、と思い、5時間くらい会場内を歩きっぱなし(もちろん休憩入れてですが)。見られるところは大体見た気がします。クタクタになって、会場を出て、近くの北バスターミナルへ向かう途中、1つ教会を見てバスターミナル到着、ソフィアまでのバスのチケットを買おうとしたら「ない」と言われてしまいました。そう、あれですよ、席がないんじゃなくて、バスがないんです。南バスターミナルからだったらあるよ、と言われて、市内バスで向かいました。19時狙いだったんですが、18時半頃着いた時には、もうバスが出たあと。満席になって出発してしまったようです。恐るべし、イベント効果。次は20時、まだ時間があるなぁ、と思ったけど、乗って待ってたら、次々に人が乗ってきて、あっという間に満席、立ってる人もいます。このバスも結局1時間早く出発しました(なので結局乗ろうと思っていたバスと同じ時間)。2時間くらいの道のり、ほとんど寝てました。ソフィアに着いて、今日泊めてもらうMさんに連絡、軽く飲み食いしてから、ということだったので、レストランで合流。疲れてたからビールがうまい。スープもうまい、パンもうまい。腹減ってたんだねぇ。食後、タクシーでMさんちへ。熱く語り合って(爆)寝ました。2日(土)、ソフトボール大会、まぁ、よかったんじゃないでしょうか。2打席0安打でしたが、一応バットにボールが当たったのでよしとしましょう。守備も、危なっかしいながらもフライが取れたし。チームも勝ったし。そんなわけで、午前中から昼過ぎにかけてソフトボール大会に参加してました。練習で異常に体力を消耗してしまい、ゲームでヘロヘロでしたが、最初に書いたように、大ポカをやらかすでもなくゲーム終了。まぁ、出ずっぱりだったわけではなかったので、確率の問題といえば確率の問題。そうそう、試合が始まる前に、ジェラヴナで受け取ってきた頼まれ物を無事持ち主に返せました。お返しに、日本食をいろいろもらってしまった、ありがとう、Kさん。試合後は、相手チームが振舞ってくれた昼食でお腹一杯、そのあと事務所へ。メールを見たりして、夕方中心地へ行き、夕食、今日もMさんちに泊めてもらうんですが、まだ家にいないそうで、帰るまでホテル泊まりの人たちの部屋で待機させてもらうことに。テレビでビリヤードやってて、思わず見入ってしまった…。そのうちMさんから連絡があって、ソフトボールの相手チームと飲む、ということだったので、待ち合わせ場所へ行き、1時間くらいかな、ビール1杯で粘りましたねぇ。その後、Mさんちへ、写真への熱い語りを聞いて(笑)寝ました。3日(日)、オリエンテーリングに参加しました。すごく久し振りの響きです。朝9時半頃Mさんち出発、どうもお世話になりました。スタラザゴラにきた時は、是非うちをご利用下さい(笑)。タクシーでソフィア市内の南公園へ向かったんですが、珍しくキチンとおつりをくれる運転手にちょっと感動。ほとんど日本人ばかりの集まりでの競技なんですが…総勢40人以上はいたでしょうか、どこにこんなに日本人がいたの?という感じです(爆)。10時半頃からこの公園内を舞台にオリエンテーリング開始、15個あるチェックポイントを回って、1時間ちょっとで自分たちのチームはゴールしたんですが、チェックポイントにある文字を使って作った問題文も、その答えも、ことごとくケアレスミスで点数をもらえず、1番にゴールしたにもかかわらず、総合成績は4位。詰めが足りませんでした。まぁ、楽しめたのでよかったです。主催者提供の弁当をいただき、解散、公園近くの市場をちょっと見てみました。大豆を探したんですがなかったので、駅の近くの中華食材・雑貨屋さんへ移動。袋に入った大豆発見、ついでにそばモドキも買って、近くの市場を突っ切ってバスターミナルへ。途中、店で買った大豆の半額くらいの量り売りがあって、ちょっとショックだった…。バスターミナルに着いて、バスの時間を見ると、30分待たずにバスがあるようで、チケット購入。バスの中では、トロイやってました。一番最初の肝心のところを寝てて見てなかったので、あらすじいまいちわからず…。3時間弱でスタラザゴラ到着、いやいや、何かと疲れた週末でした。来週末は、トロヤンの予定。


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