2004年4月30日(金) 週末の分は、まとめて書いてるんですが、月ごとに分ける都合上、30日だけ別にしてあります。
30日(金)、今日も写真家のおばちゃんとお出かけ。いや、お出かけというより、連れまわされてる?まぁ、それはさておき、今日は新聞の編集社に行って来ました。そこで編集している新聞の、職場用のを取りに来たようです。建物の入り口で、丁度出て来た人とおばちゃんが話をしていると、そこへ昨日職場に来た人が顔を出しました。ここの人だったんだ、これでつながった、写真家のおばちゃんから漏れてました(笑)。無事新聞を受け取り、職場に戻ります。途中、前に写真を撮りに来たことがある遺跡に寄りました。中まで入ることができて、近くで見ることができたんですが…なんかやっぱり遺跡を大切にしてないなぁ、というのが伝わってきてしまって、ちょっと考えてしまいました。そもそも、その場所が「保存」されているわけではなく、演劇などの上演に使われているという時点で、扱いとしては雑ですよね。この遺跡の隣りも同じような遺跡なんですが、こっちは広場になってて、子供たちが普通に遊び場として遺跡の上を駆け回っていました。保存するには価値がないのか、数がありすぎて手が回らないのか、予算が厳しいのか…まぁ全部なんでしょうね。日本とは感覚が違うところだと思います。さて、これで今日もネタができた、めでたしめでたし、と思っていたら、定時少し前、写真家のおばちゃんから呼び出しが。そういえば、ギャラリーの展示会のオープニングがあるって言ってた。というわけで、今日2回目のお出かけ。前に行ったことがあるギャラリーに行ってみると、なんと1時間以上早かったらしい。時間をつぶすため、下の階のカフェへ。1時間くらいだらだらして、ギャラリーに行ってみると…まだ始まってないなぁ。人はそこそこ集まっているので、おばちゃんが色んな人と話をする後ろを金魚のフンのようについてまわります(笑)。18時過ぎくらいに、ようやく「始まるよー」の声が。会場に行ってみると、スタラザゴラを主題にした作品が飾られ、その写真の撮影者がみんなの前に出て、花を受け取っていました。おばちゃんは、写真家というだけあって、すごい勢いで写真を撮っていました。待った割には、セレモニーは15分くらいで終了、会場を出るところに飲み物とお菓子があったので、適当にいただいて帰りました。久し振りのアルコール、ちょっといい気分。
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数字のこだわり?タクシーの電話番号、何故か「6」が多いです。なんででしょう。商売に使うのだから、何か都合がいいんでしょうね。ブルガリア語で「6」は「シェストゥ」と言うんですが、電話番号を言う時に語呂がいいからかなぁ、と思ってもみたけど、理由としてはイマイチ。実際に電話をかける時の「6」の位置?プッシュ式にしてもダイアル式にしても真ん中じゃないし、違うなぁ。「ラッキー7」みたいに、何か縁起の良い数字?商売には「6」が良い、とか。文字としても、特に書きやすいというわけでもないしなぁ。うーん、謎。
2004年4月29日(木) 今週は真面目に仕事してるなぁ(いつもは?)。でも真面目に仕事してるということは、パソコンの画面を見続けてるから、目を酷使してるなぁ。コクシといえば、もう1年も麻雀してないなぁ(関係なし)。
27日(火)、朝から瞬停。微妙なタイミングだったようで、完全に電源が落ちずにリセットスイッチも電源スイッチもきかない状態のパソコンが、自分のも含めて職場内で3台。しょうがないので電源コードを引っこ抜いて再起動。大事なデータをいじっている時じゃなくて、よかったー。書きかけのメールは消えたけど。その後は停電することもなく大丈夫でした。そうそう、今日は職場の鍵を忘れてきてしまったのでした。朝、入る時も、昼に出る時も、丁度鍵を持っている人と一緒になったので、事なきを得ましたが。そんなわけで、昼休みに一旦家に帰り、鍵を取ってきました。その足で市役所に行って、水道代を払ってこようと思ったんですが、またしてもタイミングが悪く、断念。また明日だなぁ。28日(水)、不覚…。うたた寝してしまった。23時前に、パソコンしながら「眠いなぁ」と思って、ゴロッと横になって、目が覚めたら3時前。あうぅ、この間の電気代がもったいない…。まぁ、それは置いといて、今日こそは水道代を、と思い午前中に行くことを決心、いつも行っている写真家のおばちゃんにその話をしたら、一緒に来てくれるとのこと。心強い。10時くらいに職場を出て、市役所へ。おぉ、開いてる(当たり前)。前に教えてもらった部屋に行って、水道代を払う旨を伝えると、何やら同じ部屋の人と話をして、返って来た答えが「書類が準備できてないから数日後に来てくれ」(多分こんなことを言ったんだと思う)。というわけで、30日くらいに、また行って来ます。前に払った時も、末日くらいだったっけかな。後で領収書を見てみよう。市役所の帰り、ギャラリー前を通りかかった時に、写真家のおばちゃんに「行ったことある?」と訊かれたので「ない」というと、じゃあ行こう、ということになり、絵を見てきました。芸術的センスがない自分が見るので、何とも言えないんですが、中にはそれでも面白いと思う絵がありました。無料で見られるので、次に行く時は、ゆっくりと見てみたいです。29日(木)、話題が2つ。1つは、午前中に、昨日に引き続き写真家のおばちゃんとお出かけ。話の流れで、おばちゃんがいつもデジカメのデータを写真にしてもらっている店に行くことになりました。あらかじめCDを渡してあったようで、店のパソコンの画面を見ながら3枚ほど写真を選んでました。自分は、というと、人からちょくちょく写真をもらうので、それを入れるミニアルバムを買ったりしてました。店の人に「写真のことなら当店で」みたいなことを言われたので、また来なくちゃ(笑)。写真のできも悪くなさそうだし、一度試しに出してみるのもいいかも。午前中はこんな感じ。もう1つは、午後、ウェブサイト修正の仕事をしていると、内線電話が鳴りました。受けた人が、ちらちらと自分のほうを見ながら話をしてるぞ、なんだろう、と思ってたら、自分にお客さんが来ている、女性だよ、と言われました。はて、誰だろう、全然心当たりがないんだけど。部屋で待っていると、その人が来ました。話を聞いてみると、日本人向けのメッセージを日本語で書いたんだけど添削して欲しい、とのこと。バラ祭りの時に、カザンラクに来る日本人観光客用に本を出すらしく、その一節のようです(何しろまともに聞き取れてないので、本当にそうかどうかは不明)。ブルガリア語の文と見比べてみると、大体意味はわかりますが、日本語だけ見せられたら、理解するのにちょっと時間がかかるかも。なので、自分なりに訳した文章をパソコンで書いてプリントアウトして渡しました。その人が帰り際に名刺をくれたんだけど、ディレクターって肩書きだぞ…でも「何の」ディレクターなのか、わからん…。というか、根本の疑問、なんで自分のことを知ってるんだ?確かに、この街に来て何ヶ月か経ってるから、日本人(らしい人)が住んでるぞ、くらいは認識されててもおかしくないけど、どこに行けば会える、ということまでは、普通の人は知らないと思う。これぞブルガリアの特色、コネのなせるワザか?誰かから情報が回ってるんだろうなぁ。くわばらくわばら…。
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道路の清掃人。多分ロマ人だと思うけど、朝、通勤する時に道路を掃き掃除している人を見かけます。政府的に、職もなくその日暮らしのロマ人に対し、低いながらも賃金を支払って雇っている、という話を聞いたことがあります。ゴミのポイ捨てが横行している中、こういう人たちがいるから、なんとか秩序が保たれているのかも知れません。もし、ゴミのポイ捨てが全くなくなったらどうなるんだろう。この人たちは職を失ってしまうのだろうか。だとしたら、ゴミのポイ捨てを推奨しなくては…何か違う…?
2004年4月26日(月) 週末はソフィアでした。とりあえず、行事1つ終わり。
22日(木)、今日も特別なことは何もなかったので、あまり特別でもないことを少々。職場の同室の人が、日本の写真を見たい、というので、たまたま持ってた、デジカメの写真が焼いてあるCDを見せました。説明をしながら一緒に見てたんですが(といっても、わかる単語でボソッと一言だけですが)、やっぱり感覚が違うんでしょうかねぇ、自分が気に入っているきれいな写真には無反応、手ぶれしてたりしてあまりパッとしない写真に反応したり。こっちに無い建物に興味を示すのはわかりますが、撮影技術的にイマイチの写真をきれいだ、と言われてもねぇ…。あ、でも光量が足らない写真には「とぅぁむの(暗い)、ろしょ(悪い)」という評価を下していました。ちなみに、写真を見ている途中で、前にここにいた日本人は日本の食事を持ってきてくれたのよ、みたいなことを言われました(今回の写真も、前にいた人は見せてくれたんだけどねぇ、みたいなことを前から言われてたんですが)。別に日本の押し売りに来たわけでもないので、気が向くまで何もしないつもりですが…。前の人と比べられるのは、やっぱり何か良い気分ではないですね。仕方のないことではあるんですが。23日(金)、今日から日曜まで、首都ソフィアです。今日はワクチン接種、明日は関係者の集まりと、新しくブルガリアに来た人たちの歓迎会。日曜は帰るだけ。どっかで批判(?)されてたように、月に1回から2回のペースで歓迎会やら送別会やらがあるので、これも仕事の内なのか?と洗脳されつつある今日この頃(爆)。特に今回、歓迎会の幹事だから、というのもあるんですけどね。それはさておき、同期の人たちとの待ち合わせの時間に間に合うバスに乗れるよう起床、準備をしてバス発着所へ。窓口でチケットを買おうとしたら、バスで買って、と言われました。少し外で待っているとバス到着、おぉ、2階建てバスだ。迷わず2階へ。高さがあるぶん、多少揺れが大きくて酔うかと思ったら全然大丈夫で、何事もなくソフィアに着きました。同期の人たちと連絡をとって合流、まず注射。その後二手に別れ、自分は買出しへ。何しろ50人分くらいなのですごい量。事務所に運び込み、準備して夕食へ。新しく来た人を交えて中心街のレストランで。注射打った時にアルコールは控えめに、と言われたんだけど、ビール2杯、まぁこれくらいなら許容量でしょう(笑)。一旦ホテルに戻り、少ししてから同期みんなで集まって準備の続き。めどがついたところで解散、お疲れ様でした。明日の歓迎会、うまくいくといいな。24日(土)、歓迎会、無事終了しました。念入りに準備したつもりでも抜けはあるもので、だいぶドタバタしたけど、大きくコケることもなく、参加してもらった皆さんにもそれなりに楽しんでもらえたように思います。いろんなことがあり過ぎて、いろんなことを考え過ぎて、いちいち書いてたら切りがないので、思い切って一言でまとめます。「あぁっ、もぉ、幹事なんてコリゴリだぁ!」(爆)。でも、大きな波が、あと最低2回は来るんですよねぇ…。まぁ、その時はその時、ということで。25日(日)、スタラザゴラに帰る日。午前中くらいに会計のことを一通りまとめて、紙ベースのものは、同期でソフィアにいる人に渡し、さて帰ろうとタクシーを待っていると、その人のところに遊びに来た先輩を発見。ちょっと話をしていると、なんでもこれから「たこ焼き」を作る、とのこと。たこ焼き!ブルガリアでたこ焼き!このミスマッチがたまりません(笑)。来てもいいよ、ってことだったんで、遠慮なくお邪魔しちゃいました。同期の人のパソコンで、会計関係の書類を作らせてもらっている間に準備ができたようで(すみません、全部やってもらっちゃいました)、昼からビール片手にみんなで奪い合い(笑)。何個食べたかわかりませんが、昼食の替わりになるくらいは食べました。どうもご馳走様でした。その後、バスで帰るため、発着所までタクシーで。一緒に乗った先輩におごってもらってしまった、ありがとうございます。着いた10分後くらいのバスがあるようで、しかも方向が同じ先輩も一緒のようです。まだ席に余裕があるようで(というかガラガラだった)、乗ることができました。話をしたり、ビデオを見たりして、3時間弱でスタラザゴラに到着、全くどこにも停まらず(休憩もなし)快適なバス旅でした。明日からまた職場に行かねば…はぁ…って、いやいや、ため息ついててもしょうがないので、気持ちを切り替えてまぢめに仕事をします(文字が既に真面目じゃないんですが(爆))。26日(月)、お金をいっぱい使った日でした。昼に電気代の支払い(前回の半分くらい、3月は2週間留守にしてたからこんなもんか)、帰りにインド雑貨屋に寄ってお香購入(安いのしか買ってませんが)、露店で卵購入(10個買っても2レヴァしない)、同じく露店でCD購入(ラジオでCMしてて、いつか買おうと思ってた)。本当は水道代も払おうと思ってたんですが、市役所に行くタイミングを逃したので明日リトライ。今日だけで50レヴァくらい使ったんかな、生活するのに必要な光熱費を払ってだから、そんな「いっぱい」というほどでもないかな。ちなみに、CDを買った店のおっちゃんに「どこから来たんだ」と言われて「日本」と答えたら「なんでここにいるんだ」と訊いてきたので「コンピュータ技師として働いてる」と偉そうに言ったら質問されてしまった。パソコン持ってて、DVD見たいんだけどどうしたらいい、というようなことを言われたと思うんだけど、説明のための単語が出てこないので適当なことを言って逃げてきてしまった。ドライブがDVDに対応してないといけなくて、映像が見られるソフトはこれで、使い方はこんな感じ…あぁっもぉ、言葉がわからないことがこんなじれったいなんて(笑)。せめて自分の専門分野については簡単な説明くらいはできるようにせんといかんなぁ。まぁそんなこんなで、家に帰ってきました。そして、ショックなことが2つほど。1つは、卵を冷蔵庫に入れてたら、1個落として割ってしまいました。もったいない…。カーペットの上ではなく、タイルの部分だったのがせめてもの救いです。久し振りにやらかしました。もう1つは、風呂場の水漏り。天井の、前から気になってた部分(水道管近く)からポタポタと水が垂れてます。上からなのかなぁ、それにしては止まらないし、もしかしたら、上の階との間の部分の水道管が劣化してて、あふれてきた水が垂れてきてるとか。もしそれだったら問題だなぁ。どうやって修繕するんだろう。気にはなるけど、しばらく様子見かなぁ。そんな大量に垂れているわけではないし。というわけで、放置(爆)。
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車のウィンカーについて。前に、追い越しする時もウィンカーを出さない、と書きましたが、その中でも出している車について。戻さないんですよねぇ。右側通行だから、左にウィンカーを出しますよね、で、前の車を抜きますよね、で、元の車線に戻る時も左に出したまま。大抵対向車のウィンカーを見ているので、いつ戻しているのかわかりません。あ、でも今自分が乗っているバスを抜いてった車、ちゃんと右ウィンカー出してたなぁ。人によるみたいです。
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都市間バスについて。バス発着所に停車して、人の乗降が終わり、出発する時、ほとんどのバスが、一旦ほんの少しだけ前に出てからバックします(あ、スタラザゴラの発着所が、頭から突っ込む構造になっているので、下がらないと出られないんです)。なんでだろうなぁ、とずっと思っていたんですが、今回の上京で、ギアが入りづらそうにしている運転手を見かけて、ひょっとしてそういうことか?と思ったりしました。リバースに入れるために、最初ローに入れる…面倒ですよね。本当の理由がちょっと知りたいです。知ってどうなるわけでもないですが(笑)。
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単語の後ろに付ける言葉について。冠詞とは違うと思いますが、会話の中でよく耳にするのが、「-а」「-ка」が付いた形です。例えば、「ここ」という意味の「тук(トゥク)」は「тука(トゥカ)」、「今日」という意味の「днес(ドゥネス)」は「днеска(ドゥネスカ)」、「外」という意味の「вън(ヴァン)」は「вънка(ヴァンカ)」というように。パヴェル・バニャのGさんは、これはジプシースタイルだ、というようなことを言ってましたが、くだけた言い方なんでしょうね。日本語でもあるじゃないですか、「これは」がくだけて「こりゃあ」になったり。多分、そんな感じだと思います。あともう1つは「бе」。呼びかけの時によく聞くような気がします。例えば「待て(命令形)」という意味の「чакай(チャカィ)」は「чакай бе(チャカィ ベ、でもチャケベに聞こえる)」、「〜しよう」という意味の「хайде(ハイデ)」は「хайде бе(ハイデ ベ)」、「はい」という意味の「да(ダ)」は「да бе(ダ ベ)」というように。レンタルビデオ屋勤務のS君は、これは親しみを込めて仲の良い人の間でしか使わない、と言ってましたが、別の人からはあまりきれいな言葉ではない、というのも聞きました。いずれにしろ、これもくだけた表現でしょうね。
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靴について。女性に限ってですが、先のとがった靴を履いている人をよく見かけます。まるで武器です。蹴ったら刺さりそう。日本でも見かけたような気がしましたが、あまり意識してなかったので覚えてません。流行なんでしょうかね。機能重視の自分としては、足を痛めているようにしか思えないのですが…。
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バスの車内サービスについて。今回の上京でもそうでしたが、3時間前後くらいの乗車時間になると、お茶かコーヒーのサービスがあるようです。これまでにも何回かいただいたことがありますが(今回は飲まなかった)、長旅ゆえ、迂闊に飲むと、トイレが近くなってヤバいです。前に、トイレの近い人が、こっちの人はなんであんなにガバガバ飲むのにトイレに行かなくて平気なんだぁ、とのたもうておりましたが、まったく同感です。
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車の給油について。タクシーなど、車に乗るたびに、みんなエンプティぎりぎりでいつも走ってるなぁ、と思っていたんですが、この前、パヴェル・バニャのGさんの給油に立ち会う機会があったので、ちょっと観察させてもらいました。満タン入れてないんですね。日本で言う「1000円分」とか「10リットルだけ」とか、そんな感じだと思います。メータを見たら、下からちょっと上がっただけでした。これかぁ、みんないつもガス欠気味で走っている原因は(笑)。でも、燃料切れて牽引されている車をまだ見たことがないので、そこはやはりこちらの人特有の第6感で空になる前に給油してるのかな(爆)。
2004年4月21日(水) 今週末はソフィアです。
20日(火)、何も特別な出来事がない、平和な日でした。夜に、事務所関係の何だかよくわからない委員になってくれ、という電話があったくらい。というわけで、今日はこれだけ。たまには短い日があってもよいでしょう(笑)。21日(水)、部屋の模様替えをしました。と言っても、机の位置をちょっと変えたくらい。いつもパソコンするのに使ってたテーブルを窓際に移動して、ちょっと低いテーブルにパソコンを置いてみました。しばらくこのままで使ってみて、具合が悪いようだったらまた考えます。というわけで、今日も特に変わったことなく、平穏に1日が過ぎました。
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不可解に見える行動について。街中で、電話をかけるわけでもないのに公衆電話の受話器を上げている人をたまに見かけます。さて問題です。この人たちは何をしているのでしょう。…答えは、どうやら時間を見ているらしいのです。受話器を上げた時に、電話機のディスプレイに時間が表示されるらしく、現在時確認のための行動のようです。ではなぜ公衆電話なのか?これは、別に公衆電話じゃなくてもいいみたいです。たまたま一番近くの時計付きのものが電話だっただけみたいです。なぜだかわからないけど、こっちの人は自分で時計をあまり持ちません。だから、人に時間をよく訊きます。もしかしたらGSM(携帯)とか持っているのに、訊いているかも知れません。何でも人に訊いちゃえ気質なのかな、とか勝手に思ってますが、実際のところ、どうなんでしょう。
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ナニジンに見える?最初に「日本人やろ」と言われることがほとんどなく(というか、滅多に話し掛けられないんだけどね)、大抵は中国人、地域的にベトナム人に間違われます。うーん、顔つきかなぁ、多少彫りが深いし。こっちの人からしたら、アジア系の顔は、みんな同じに見えるのかも知れませんね。日本人からしたら、こっちの人の細かい顔の違いなんて、わからないし。あとは確率の問題かな。人口を考えても、日本人より中国人だと考えるほうが無理がない。それに、中国人やベトナム人は、だいぶ前からブルガリアに入っているらしいけど、日本人が入り始めたのなんて、ごく最近でしょう。そんなわけで、旅行に来ても、日本人だと思われないことが多いと思ってて下さい(笑)。
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性別について。ほとんどの品詞に性別があるブルガリア語、人の名前にまで性別があります。例えば「Слав(スラヴ)」という名前があったとします。これは男性形です。女性形は「а」か「я」で終わるのがほとんどなので、この場合「Слава(スラヴァ)」となります。これが苗字になって、家族を表す場合、複数形になります。普通「и」が付くので「Слави(スラヴィ)」となります。名前を見たり聞いたりしただけで、性別がわかるのはよいのですが…なんとなくなじめない(笑)。ちなみに、自分の名前が「タクマ」なので、これをブルガリア語にすると「Такума」になって、最後が「а」で終わっているので、女性の名前になってしまいます。でも、外国人なので、特に問題なく使っています。たまに、男性形にしてくれてるのか、呼びやすいから言っているのかわかりませんが、「Таки(タキ)」と呼ばれることがあります。でもこれって…苗字的使い方?謎です…。
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鳩の鳴き方。うーん、あれは鳩だよなぁ、街で普通に見かける、あの鳥。鳴き方が違うんです。歌にあるように「ポッポー」と鳴かないんです。何て言ったらいいのかな、上品なカラスとでも表現したらいいのかな。録音してお聞かせしたいくらいです。まさか、サカリがついた猫みたいに、時期的なもの…?
2004年4月19日(月) 週末は温泉に行ってきました。そこでの2日間といい、その前後の平日といい、ブルガリア人にお世話になりっぱなしです。
15日(木)、午前中に、中世史のおっちゃんが部屋に来て、「発掘した物を写真に撮ってCDに焼けるか」と訊いてきました。いつも行っている写真家のおばちゃんに撮ってもらえばできるので「もじぇ(できるよ)」と言ったら「えらっ(来いっ)」と。ついて行ってみると、そこは職場のすぐ近くの建物の1階。こんなところに復元した土器の倉庫があったんやねぇ。初めて入りました。おっちゃんに言われるままにおばちゃんは写真を撮り、職場に戻ってCD焼き焼き。おっちゃんのところに持って行くと、画像の加工を始めました。モノクロにしてプリントアウトしたいらしい。とりあえず試しで1枚出してみて、あとは午後に、と言われたけど、いつまでたっても声がかからない。こっちから行ったほうがよかったかな。まぁいいや。16日(金)、日本語がわかるブルガリア人がいるって、すばらしい。予定していた3つのことの見通しが立ちました。結果的にはあまり芳しくなかったけど、それがわかっただけでも大きな収穫。お昼に、まず電話関係、窓口で訊いてもらったら、住んでいる部屋に最初に電話をひいた人の名前か、使っていた電話番号がわからないとダメらしい、ということがわかりました。新規でひくこともできるけど、やっぱりかなり高いらしい。初代開設者はわからないけど、使っていた電話番号だったらわかるはず、次はそれを持って再チャレンジ。その後、携帯の修理のためにお店へ。何軒か回って、最終的に25レヴァで直してくれる所で15分待って修理完了。中のOSを再インストールしたっぽいです。今までできなかったゲームもできるようになってたし(笑)。携帯の問題はこれで解決、一旦職場に戻り、夕方に再会、今度はケーブルテレビの会社へ。話を訊いてもらうと、どうやらアパートの持ち主が市役所というのが問題らしく、ケーブルをひくのがとても難しいとのこと。サクッと諦めたほうがよさそうやね。電話が使えるようになれば、一応ネットはできるようになるし。そんなこんなで、今日はこれで一段落。色々お世話になったブルガリア人のS君と一緒に軽く夕食をとり(もちろんおごりました)、家に帰りました。月曜の昼に、電話に関して再アタックする約束をしたので、また後日談を書きます。乞うご期待(笑)。17日(土)、パヴェル・バニャ、再び。4月になったら行く、と言ってあったので、頃合いを見計らって行って来ました。今回は隣町の同期の人と一緒です。待ち合わせの場所へ時間より少し早く行き、待っていると、Gさんが車でさっそうと、いつもの笑顔でやって来ました。車に乗せてもらい出発、前回立ち寄ったカザンラクは通らず、郊外のバイパスを抜け、約50分でGさん宅に到着。子供たちと遊んだり(オヂサン疲れました、と思わず言ってしまった)テレビを見たり(NHKでイラクの人質解放のニュースやってました)昼食をいただいたり(ギュヴェチェ美味しかったです)散歩に行ったり(今回は山ではなく街の中心のほうでした)ゆるゆると時間が過ぎ、夕方に温泉へ。一度行ったことある所なので、今回は愛好会ページの追加はナシ、ということで。お湯から出ようとした時に「日本人か」と話し掛けられ、質問責めにあってたら、危うくのぼせそうになりました。昼に食べ過ぎたのもあるんでしょうけど(笑)。シャワーのところで、またGさんに背中を流してもらい、マッサージまでしてもらって、ご満悦(爆)。外に出ると、隣町の人が既に出て待ってました。ちょっと待たせてしまったかな、ごめんなさい。一旦Gさん宅に戻り、しばらくしてから再度中心街へ。公民館のようなところで、イベントがあるようです。Gさん曰く「水の祭り」だそうで、民族衣装に身を包んだ子供たちが、音楽に合わせてすごい勢いで踊っていました。かなり前の方で見ることができたので、迫力満点でした。後半は、ブルガスから来たという歌手2人組のショー、前半の踊りとの組み合わせの意図がわかりません(爆)。イベントが終わり、外に出て、次は夕食。街の中心辺りのレストランで食べました。Gさんにごちそうになってしまい、なんだかすみません(払うって言ったんですが…)。その後、家に戻って、テレビをちょっと見て寝ました。風呂で体力を消耗したからでしょう、すぐに眠りに落ちました。18日(日)、7時半頃に1度目が覚めたけど、起きるのが面倒くさくて2度寝したら、次に目が覚めたのが9時。うーん、よく寝た。朝食のパンや卵やチーズなどをいただき、テレビを見たりビデオを見たり(the silent fluitという映画、知ってます?突込みどころ満載で面白かったです)子供と遊んだり(またしても「オヂサン疲れました」発言)相変わらずゆるゆると時間が過ぎていきます。13時ちょっと前にGさん宅出発、今回もすごくお世話になりました。前回はシプカに寄ったけど、今回はどこにも寄ることなくスタラザゴラに戻りました。隣町の人は、買い物をしてから帰るということで、車を降りたところで別れて、自分は家に帰りました。なんかすごく眠くて、ちょっと横になったつもりが、気付いたら19時過ぎ。わぁ、寝すぎ。お土産にもらってきたパンと卵で食事を済ませ、荷物の片付けやら洗濯やらしました。明日からまた仕事かぁ、土日とのギャップが激しいと、社会復帰がつらいですね(笑)。19日(月)、電話開通しそうです。ブルガリア人S君のおかげです。お昼に待ち合わせ、電話の窓口に行ってみました。自分が今住んでいる部屋に以前住んでいた人が使っていたと思われる電話番号を持って窓口に行ってみたんですが、その番号は現在別の会社で使われているらしく、やはり新規で契約しないといけないようです。でも、今はキャンペーン中らしく(何のキャンペーンかは知らない)、普段は120レヴァの新規契約料が、今ならなんと1/3の40レヴァでできるそうです。違う窓口で、S君の助けをかりながら書類に必要事項を記入、滞りなく終わったようで、手続きが済んだら、携帯に連絡が入るようです。うまく受け答えできるかな。用件はわかっているから、「だー(はい、の意)」「どぶれ(わかった、の意)」って適当に言っとけばいいかな。向こうから言ってくるのは、多分「電話が開通した」「窓口で40レヴァ払え」ということだと思うので。連絡が入るまでの具体的な時間は言われなかったみたいだけど、S君の予想では、1週間くらいかな、ということで、うまくすると今月中に電話が使えるようになるかも知れません。S君、どうも色々ありがとう。今度会ったら、お礼するね。
2004年4月14日(水) 気付いたことをためてたら、すごい量になってしまった…。何も全部いっぺんに書かなくてもいいのに書いてしまうのが自分らしいです(笑)。
12日(月)、観光はゆったりとしたい。ネセバルとソゾポルに行ってみた率直な感想。お金に余裕があれば、その地のホテルに泊まって、2日がかりでのんびりしてきたいですね。というわけで、今日はソゾポルに行ってきました。ネセバル同様、片道バスで40分くらいの道のり。途中、コウノトリをいっぱい見ました。飛んでいるのや休んでいるのや巣の上にいるのなどなど。でかい巣が不釣合いに電柱の上に作ってあって、よく落ちないものだ、と感心してみてました。ソゾポルのバス発着所に着いて、帰りのバスの時間確認、ブルガスから帰るバスの時間を考えると、あまりゆっくりもできません。まぁ今回は下見ということで(笑)。海岸沿いの道から街の中心を通って戻ってくるコースを大体イメージして出発。海に向かって少し歩くと、魚の日干しを置いている店を発見、トイレもあったので借りている間に、一緒に行った人たちが20匹くらいぶら下がったのをもらった、と言って食べてました。自分ももらってもしゃもしゃ食べながら移動、途中でビールを買って飲み歩き(笑)。柄の悪い観光客になってました。時間を気にしながらだったので、岬の突端までは行きませんでしたが、きれいな街並を見ることができて良かったです。ブルガスに戻るバスは、来る時のミニバスと違って普通の大きいバス。ちょっとだけ料金が高かったけど、しょうがないですね。ブルガスに戻って来て昼食、バス発着所に行ってみると人がいっぱい待ってました。空席はどうやらないようで、チケットを買っといて正解でした。一緒に帰る人と席が離れてしまってちょっと残念でしたが、まぁどうせ寝てくし(笑)。というわけで、かなり楽しかった週末でした。13日(火)、誕生日おめでとー。というわけで、またもや午前中からアルコール摂取でした。考古学者のおっちゃんの50回目の誕生日だそうです。本当は土曜日だったらしいんですが、仕事が休みで、連休明けの今日にパーティ。…そういえば、月曜日がなぜ休みだったかをここで書いてなかったですね。イースターという風習があって、それの関係の休み…こんな簡単な説明じゃダメですか?(笑)ここでタラタラ書くより、ネット調べてもらったほうが詳しく分かると思うんですが。宗教的な行事なので、あまりなんだかんだ書くのもどうかな、と思いますので。とりあえず、卵を食べたということだけ書いておきましょう(爆)。そんなわけで、話を戻して、12時ちょっと過ぎまでつかまってたので、午前中は何も仕事ができず、午後も酔っ払った状態であまり使いものにならず、DBのまとめをちょっとしただけ。うーん、えぇんかな、こんなんで。まぁ、明日からもうちっとまぢめに働きませう。あ、そうそう、夜に水道メーター検針のおばちゃんが来ました。今回は11立方メートル。また10レヴァくらいとられるのかな。25日以降に、市役所に払いに行かなければ。14日(水)、今日も誕生日おめでとー。今日は午後からアルコール摂取でした。近代史のおばちゃんの誕生日だそうです。午前中に、写真家のおばちゃんの所に行った時に話を聞いて、その時はとりあえず折り紙で孔雀が4羽繋がってるのを作って持って行って、チョコとコーラをいただいて部屋に戻りました。1時に来てね、と言われてたので、昼食後に部屋へ。飲んだといっても、コップに1cmくらいのウィスキーを2杯だけ。あとはコーラとパンとチーズとハムみたいなのとケーキと、などなど。出された分だけ食べるもんだから、腹いっぱい。1時間半くらいいて、部屋に戻りました。…明日こそはまぢめに働こう(爆)。帰り道、頼まれてた本を買って、その後、久し振りにブルガリア人の知り合い(日本語話せるので問題なく意思の疎通ができる、すばらしい)に会いに行って、助けを求めました。電話のことと、ケーブルインターネットのことと、携帯のこと。金曜日に約束を取り付けたので、何か進展があるはずです。ホントは1人でできるといいんだけど、いかんせん語学力がなさ過ぎます。夕食くらいはおごるよー、S君。
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露店の品物について。「露」というだけあって、剥き出しに並べてあります。それゆえ、店じまいの時に全部片付けます。品物をしまう箱は、なぜか圧倒的にバナナの箱が多いです。で、朝になると、また箱から商品を出して並べています。毎日手間だなぁ、と思って見てますが、しっかりした屋根がないんだし、防犯的にもしょうがないんだろうなぁ。突然の雨の時など、みんな慌ててるのを見るとちょっと気の毒な気もします。
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3月の風習について。本文中で、1日にマルテニツァという飾りを贈り合うということに触れましたが、それの行方についてです。腕に巻きつけられたマルテニツァ、自分はすぐに外してしまいましたが、本当は風呂に入る時もつけたままなんだそうです。じゃあいつ外すのか、というと、コウノトリを見た時。そしてその時に、一番近くにある、花が咲いている木に結びつけるんだそうです。験担ぎ(ゲンカツギってこう書くんですね、ネット検索して、野球に関する「担ぎ」が多くて、なんか面白かったです)の一種ですよね、きっと。
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車の警報装置について。誤動作の原因は、タクシー無線だという話を聞きました。なるほど、ちょっと納得です。電波関係は、どこをどう回りこんでいるのかわからないので、ありそうな気がします。理屈は、日本のハイパワートラック無線がコンビニとかの自動ドアを開けてしまうのと似ているんでしょうね(ちょっと違う?)。ということは、近くに電波源が何もないのに、自分が通り掛った時に車の警報装置が鳴り出したりしたら、体から怪電波が出てるのか?
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地層について。バスで山を越える時、道の片側あるいは両脇に、地層が剥き出しになっているのを良く見かけました。なんでこんなに目に付くんだろう、と思ってたんですが、日本では大抵コンクリートか何かで固めてしまっていて地肌を直接見る機会が少ないからだと思います。地理学には全く明るくないので、詳しいことはわかりませんが、地層が斜めになっているので、大昔に地表が隆起してバルカン山脈は形成されたのかな、と。プレートテクトニクス(こんな名前だっけ?)が正しければ、地中海にプレートの谷間があって、北に向かって動いたプレートの「しわ」が山脈なのかな。火山もあるらしいので(まぁ温泉があるから当然といえば当然ですが)マグマの活動との相互作用かな。…n先生から厳しい突っ込みがありそうな気が(爆)。
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車のナンバープレート再び。行ったことのある街で見たナンバーから推測。ラズグラッドで多く見かけた「РР(РазгРад?)」「РЗ(РаЗград?)」、スリヴェンで多く見かけた「СН(СливеН?)」「СЛ(СЛивен?)」、プロヴディフで多く見かけた「РВ(РlovдиВ?)」「П(Пловдив?)」、ブルガスで多く見かけた「А(бргАс?)」。古いナンバーには、キリル文字も使われています。新しいナンバーには、ラテンアルファベットしか見られません。プレートを作る時の機械がキリル文字に対応しなくなったので、振替えのきくものはそれを使い、どうしてもキリル文字が入ってくる時は、プロヴディフのように、読みと混在させているのではないでしょうか。…あくまでも予想。管轄に関しては、県単位(確か全部で28)のような気もしますが、未確認。
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国のカタチについて。人に聞いて初めて気付いたんですが、ブルガリアの形、何かに似てませんか?言われて「なるほど」と思うくらいなので、わかり辛いと思いますが「ライオン」です。丸々と肥えてますが。国のシンボルも、ライオンです。国境線が固まってから、シンボルを決めたんでしょうか。ちょっと興味がありますね。
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ネヅミトリについて。結構やってますねぇ。けーさつさん、暇なんでしょうか(笑)。それはさておき。対向車に対する合図は、日本と同じですね。今回、ブルガスに行く時に乗ったバス、席が高くて割と前のほうに座ったので、何の気なしに前を見てたんですが、パッシングする車がいました。少し進むと、パトカーがいて、どうやらひっかかったと思われる車が1台停まってました。ヘッドライトつけっ放しとかも、同じ合図なのかな。でも、この国の人は、昼間でも停車してる時でも関係なくつけてるしなぁ…消し忘れてるだけ?
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外来語由来の単語…というか、派生が同じ単語かな、について。英語との対比ばかりになってしまうんですが、ラテンアルファベットをそのままキリル文字に置き換えて、あとは普通に読むだけ、というパターンが結構あります。例えば「super」。キリル文字に置き換えると「супер」。読みは「すーぺる」。形は同じだけど、読みが微妙に違います。最後が「r」で終わる単語の置き換えが一番わかりやすいかも知れません。「director」は「директор」で「でぃれくとる」と読みます。人の立場的なものを表す単語は、最後が「r」で終わるのが多いですよね。「bus」は「бус」で「ぶす」となります。じゃあ風呂「bath」は?というと「баня」で「ばにゃ」です。「th」は「ня」か?いやいや、そんな単純だったら苦労せんなぁ(笑)。「combination」は「комбинация」で「こんびなつぃや」、「-tion」は「-ция」になることが多いかな。「collection」も「колекция」だし。動詞はよくわかりません。「reserve」が「резервирам」だから「-e」が「-ирам」くらいになるんかな。他にもものすごいパターンがありそう。地道にブルガリア語として覚えていったほうが良さそうです(笑)。
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晴れた日の過ごし方。こっちの人は日光浴が好きなんでしょうか、少し天気が良いと、公園のベンチなどは満員御礼になります。冬が長いから、一生懸命日の光を浴びようとしているようです。まさか光合成をしているわけでは…ないですよね(違)。
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信号について。電気がよく切れてます。いや、そう言うと語弊があるな、いつも通る道の歩行者用信号がちゃんと動作していない確率が低くないです。中の電球が切れてるって、結構問題ですよねぇ。まぁみんな信号をあまり守ってないから関係ないといえば関係ないんですが。あと、表面のガラスだかプラスチックだかが割れてることもよくあります。蓋が開いてることもたまにあります。日本って、どうなってるんだっけ、こういう時。定期的に見回ったり、見つけた人からの連絡で直したりするんでしょうか。長い間、ほったらかしの場合が多いので、この国の人たちはみんなのんびりしているんでしょうね。
2004年4月11日(日) この週末は、ブルガスからの便りをお届けしております(笑)。
9日(金)、予定通り、ラズグラッドからスタラザゴラへの移動。また5時間半の道のりです。地図を見ると、236kmらしいので、単純に計算すると、平均時速は40kmくらいですが、途中4つのバス発着所(トゥルゴヴィシュテ、オムルタグ、コテル、スリヴェン)を経由し、それ以外のところでも何箇所かで人の乗降があり、さらに往路と同じレストランで休憩があったので、実際のスピードはもう少し速いはず。ちなみに、休憩するレストランで、スタラザゴラからのバスと一緒になりました。行きはラズグラッドからのバスと一緒になったから、時間を合わせてあるんでしょうね。疲れが出たのか、微妙にうたた寝しながらバスに揺られて無事家に着きました。うー、洗濯面倒くせー(笑)。ちなみに、週末はまた違う街に行ってきます。打合せという名目の宴会…いやいや、ちゃんと話し合いをしてきます。黒海沿岸のブルガスというところです。ついでに近くの世界遺産ネセバルにも行く予定。天気が良いといいなぁ。10日(土)、昨日遅くまで起きてた割りには目覚ましをセットしていた8時より前に起床。バスの中で寝ろ、ということだな(笑)。ラズグラッドの時と同様、かなり余裕を持ってバス発着所に向かいます。調べた時間通りのチケットを買って、辺りをプラプラ。ブルガリアのコールサインのプリフィックスと同じ「LZ」という名前のチョコがあったので買ってみました。普通のエアインチョコ。発車時間くらいになって、ようやくバスが到着、人いっぱいやなぁ、さっさと乗って座ってしまおう、と空いている席に座って様子を見てたら、乗る人全員座れませんでした。立ってるのはつらいなぁ、都市間バスだからそんなに停まらんやろ。ちなみに、スタラザゴラからバスで30分の街に住んでいる人も、このバスに乗るつもりだったのですが、こんな状態なので、乗ることができませんでした。待っているその人を窓から確認できたのですが、スピードを弛めることなくバスは走り抜けて行きました。その後、その人の街の端っこで20分休憩。うたた寝をしてみたり、ウェブサイトネタを書いたりしてたらブルガス到着、スタラザゴラから2時間半強くらいかな。首都に上がるより近いです。この街の人と連絡をとって合流、同時期にブルガリアに来た人たちが徐々に終結、久し振りにみんな(正確に言うとみんなではないけど)集まりました。同期ってやっぱりいいですね。みんなで夕食をとったり(魚料理が美味かった)海を見に行ったり、かなり目立つ外国人集団でした。夜はこの街の人の家にお邪魔して打ち合わせ(一応これが本当の目的)、充実した話し合いでした。明日は世界遺産ネセバルに行く予定。楽しみですねぇ。11日(日)、ネセバル万歳。世界遺産万歳。行って良かったです。朝、みんな集合して、まずバス発着所で帰りのバスチケットを購入。軽く朝食をとり、ネセバル行きのバスに乗ります。40分ちょっとで到着、んー、きれいな街並です。島のようになっているので、ぐるっと一回り、地球の歩き方には20分くらいで一周できると書いてあったけど、何も見ずに駆け足で回れば可能だという感じ。のんびり写真を撮りながら2時間くらいかけて回りました。ブルガスへの戻りは、たまたまバスを待っている時に来た大きいバスに乗れて、行きより安く早く移動することができました。夏の観光シーズンに来たら、また違った雰囲気なんだろうなぁ。今日もブルガスで泊まり、明日はソゾポルの予定。
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バスについて。長距離バスでも、市内の循環バスでもそうだと思いますが、乗る人みんな、乗降口近くのほうから座っているように思います。乗降口から離れた席が空いてても、乗降口に近い席で2人掛けの1席空いているところに「空いてる?」と訊いて座っています。バスを降りる時に、停留所の随分手前から立って降りる準備をするセッカチ気質からくる行動ではないかと思っているんですが…真相はわかりません。
2004年4月8日(木) あっという間にラズグラッド滞在が終わってしまいます。充実してたってことだなぁ。
7日(水)、昨日に引き続き、データベースの変更。何回も同じことをやってると段々慣れてくるけど、ちょっと違ったことをしようとすると何やっていいかわかりまへ〜ん状態。まぁやっているうちに慣れるでしょう。今日のネタは、昼食くらいかな。近くの製薬会社の社員食堂で食べました。2レヴァで腹いっぱいです。しかも美味しいし。一般人料金は社員料金より高いらしいので、社員の人たちはもっと安く食べてるわけだ、すげーなー。帰りに敷地内のお店でエクレアを買って、職場で食べました。こんなとこ。…と思ってたら、夕食でもネタができました。「ヤキトリ」「カラアゲ」という名前のメニューがある店に行こうということになりました。真っ当なモノは、まぁ出てこないだろう、とは思ってましたが、ここまで変わり果てた姿になっているとは(笑)。証拠写真は、いずれ別サーバに。「ヤキトリ」は、確かに焼いた鳥だから、間違いではないけど、居酒屋とかで食べるイメージからは遠くかけ離れてます。「カラアゲ」に至っては、どの辺が「あげ」なのか、もう名前の原型をとどめていません。でも、どちらも別の料理だと思えば、なんてことないです。美味しいです。というわけで、今日は食事ネタ2つでした。8日(木)、仕事はとりあえず一段落、明日は移動日に当てられます。今日のネタは飲み物。帰りにカフェに寄って「こーら すす ねすかふぇ」なるものを飲みました。簡単に言うと、コーラにインスタントコーヒーの粉がかかっているもの。まずい、と聞いていたので、楽しみにしてたんですが、普通に飲めました。というか、むしろ美味しかったです。味覚オンチ(ミンチって言うんかな?)の自分の感想なので、お勧めはしません。コーヒー飴を舐めながらコーラを飲んでみたら、近い味は再現できるかも知れません。勇気のある人は挑戦してみて下さい(って勧めてるやん!)。
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レストランのスパゲティについて。茹で過ぎです。味付けがおかしいです。今まで何回か食べましたが、美味しかったためしがありません。フォークですくい上げると、ブチブチ切れます。やたら油っこかったり、味が薄すぎたりします。この国で、美味しいスパゲティを求めることが間違っているんでしょうか…。
2004年4月6日(火) 今週はラズグラッド便り。
1日(木)、今日は何事もなく終わりそうだなぁ、と思っていた16時半頃、隣りの部屋の人がやってきて、「今日はこれで仕事終わり、図書館に行くぞ」とのたもうた。なんでも、50周年記念のイベントがあるらしい。ひょこひょことついていって、図書館到着、既に結構な人が集まっていて、何やら喋っている人の姿が見えない。その後、椅子が並べられた部屋に通されて、着席。色んなところから来ている人が、お祝いの品やら花やらを、館長らしき人に一言添えながら渡していました。自分を 拉致った 誘ってくれた職場の人も、前に出て行って、花などを渡していました。一段落したところで、みんな部屋を出て、簡単なカクテルパーティ(って言うのかな)。また今日も意せずしてアルコール摂取ですかい(笑)。コップ半分くらいの白と赤のワインを1杯ずつのんで、それだけでいい気分。18時過ぎに、帰途につきました。もうちょっと言葉がわかるようになれば、お祝いの言葉も理解できるんだけどなぁ…。2日(金)、今日という日自体がネタです。ブルガリアがNATO加盟ということで、休みでした。3連休だ、わーい。…それだけ。ネットカフェと買い物にちょっと出かけただけだから、何も他にはネタがありません。家でブルガリア語の勉強をしてました(ということにしておいて下さい(爆))。3日(土)、先週に引き続き、1歩も外に出ない週末。心身共に腐ってくるぞ、おい(笑)。ブルガリア語の単語の整理と、工作、そんな1日でした。4日(日)、主婦みたいな生活してます。今日は冷蔵庫の霜取りをしたり、布団を干したり、本読んだり、買い物したり、ジャム作ったり…つくづく自分が出不精だということを思い知らされます。何かきっかけがないと外にでないかも。別にそういう意味ではないですが、明日からはラズグラッドという街に出かける予定です。仕事のことを教えてもらいに行ってきます。…と、風呂でも入って寝ようかと思ってたら、携帯にメールが入りました。誰だろう、と思って操作していると、突然画面が見えなくなりました。前にも何回か、バッテリ切れで電源が切れたことがあったので、今回もそれだろう、と思って、充電してシャワーを浴びました。出てきて、電源を入れてみたんですが、pinコード(起動時のパスワードみたいなもの)受け付けまでは画面が出ているのに、それ以降が何も出ない。試しに自分に電話をかけてみると(何も表示されないので、ちょっとドキドキです)通話中になるので、受発信はできそうです。初期画面以外の画面表示のところで、どうやら制御がおかしい模様。パソコンでいうと、BIOSはOKだけど、OSの表示用のプログラムが死んでる、といった感じかな。画面以外は正常っぽいので。いずれにしても、修理か交換ですな、こりゃ。平穏な週末の、最後の最後に落とし穴、しばらくは不便な生活を強いられそうです。5日(月)、今週は話題満載の予感。いくら、自分と同じような環境で働いている日本人がいるとはいえ、初めての街への移動。まず、無事にたどり着けるかどうか、です。神の裁量か、別件で事前にバスの発車時間を調べる用事があったので、今週滞在する街ラズグラッド行きのバスが朝に1本だけ出ているのを知ってました。一応何かあるといけないので、かなり早めに家を出て、バス発着所でチケットを買うことに。調べた時間通りにちゃんとありました。待っている間、昨日の出来事(携帯のこと)を書いたり、電話したり、単語集をつくったりしてました。大体時間になってバスが来たので、乗ろうと思って運転手にチケットを見せると、しばらく見てから「どこまで?」と訊かれました。どこ…って、書いてあるんだけどなぁ、と思いながら「ラズグラッドまで」と言うと、納得したようでした。予定時間をやや遅れて出発、経由地を見ると、前に行ったことのあるスリヴェンまでは同じ道のりのようです。バスに乗っている間、単語の勉強をしていこうかと思っていたんですが、発車して間もなく、トイレに行きたくなってしまいました。意識してしまうとダメですねぇ、停車まであとどれくらい、ということばかり考えてしまい、何もできません。最初に停まった所は、いわゆるバス発着所ではなく、道端で人を降ろしただけなので、トイレは断念、次は前に行ったことある街、多分大丈夫、と思い、30分くらい我慢。ほどなく到着したんですが、微妙に発着所の横の道路で人の乗降が始まりました。結構限界に来てたので、運転手に「トイレ行っていい?」と訊いたら「だー(いいよ、の意)」と言われたので、急いで行ってきました。スタラザゴラのバス発着所よりトイレ使用料安いですね。20ストティンキでした。バスに戻ると、出発するばかりだったようで、待たせてしまってすみません。しかも立ってる人までいるのに、席取りのカバン置いたまま…すみません。席に着くのと同じくらいにバスは出発、ここから先は未知の領域。見たことない風景が広がっています。と、しばらくして道脇のレストランで停車、どうやらここで正規の休憩をとるようです。ちょっとフライングしました。20分くらい停車していたんですが、ひたすらこれを書いてました。発車してしばらく調子に乗って単語の書き出しをしてたら、不覚にもちょっと車酔いしました。持っていた酔い止めを飲んで、ボーっとしてたら眠くなってきたので、うたた寝、目が覚めたらオムルタグという街のバス発着所でした。ここでもトイレに行き、残りの旅程に備えます。結局ラズグラッドに到着したのが15時少し前、5時間半くらいかかった計算です。意外と遠かったです。この街の人に連絡をとって、途中まで迎えに来てもらい、職場にお邪魔しました。仕事の内容をちょっと見せてもらい、話を聞いて、今日は終わり、お世話になるその人の家に荷物を置かせてもらい、夕食へ。中華料理をたらふく食べて、散歩して帰りました。4日ぶりのメールチェック、自分のパソコンではうまく接続できなかったので、パソコンを借りて受信してみたら30通ほど溜まってました…。一旦自分のパソコンに持ってきて、必要最低限の返信だけして、もう一度パソコンを借りて送信。電話線借りるのはしょうがないけど、明日は自分のパソコンでできるようにしよう…。そんなこんなで久し振りに1日の出来事をたらたら書いてみました。6日(火)、昨日書きすぎたので、今日は控えめに。今日は、実際に自分の仕事にも大きく関係してくる(というか、内容そのまんま)、データベースに変更を加える作業をしてました。といっても、こっちはデータベース開発超初心者、色々と教えてもらいながら、勉強しながら、です。一通り流れがわかったところで、実際に自分の手で変更を加えていってみます。何でもそうですが、見ているのとやってみるのでは勝手が違います。基本の基本くらいは何とかつかめたような気がしますが、ちょっと進んだ内容になると脳みそ飽和状態。新しいことを頭に入れるのは疲れます。まぁでも、やらなきゃいけないことだから、やりますよ。今日はこんなところで。