2004年1月31日(土) 今月はすごい勢いで過ぎていきました。あっという間に一月(ひとつき、と読んで下さい)が終わってしまいました。この調子でどんどん時間ばかり過ぎてしまったら、2年間結局何もできずに終わってしまいそう…。まぁ、その時はその時、ということで(笑)。それでは、今月の締め、いってみましょう。
29日(木)、夕方、家に帰ったら停電でした。周辺が暗かったので、もしや、と思ったら、案の定でした。すぐに復旧したので、何事もなかったようにご飯を炊きましたが。昨日の宿題の昼食の名前ですが、「джоб」です。「ポケット」という意味です。確かに2つのポケットがくっついているような形をしています。今日はハムがはさまったものを食べました。これでメニューコンプリート。明日は別のお店に行こうかな。お仕事は、大半がデータベースについて。よくよく見たら、windows98の方にしかファイルメーカがインストールされてないっぽくて、windows2000では、それを無理矢理使っているっぽいことが発覚。デュアルブートって、面倒くさいよね…。それでも、天邪鬼な自分は何とかして文字化けしないようにしてみたいので、色々とやってみました。システムにインストールされているフォントを全部使えるようにし、その内のキリル文字が表示できそうなフォントにすると、表示することができました。ただし、今度はそのファイルをwindows98で開くと文字化けしてしまいます。文字のコードは一緒のはずだろうから、表示の問題だけだろうなぁ。データの受け渡しがうまくできるんだったら、違うOS用の、内容が同じファイルを2つ作ってやり取りするしかないんだろうなぁ。明日は、その辺も突っ込んでできるようだったらやってみようかな。あと他には、日本から持って来た参考書を見ながら1からデータベースを作ってみたり。ソフトと本のバージョンが違うし、こっちのは日本語じゃないし(表示がうまくいかず文字化けする)、なによりデータベースの基礎がわかってないから勝手がよくわからない。これも今後の課題。というか、これがわかってないと仕事にならない。データベース以外では、博物館のウェブサイトのソース整理。ファイルコンペアツール、便利です。更新については、全然手をつけてないんですが、フロントページを使って作らないといけないらしく(文字コードの関係?)、これもまた慣れるまで大変そうです。できればメモ帳で作りたいんだが…。こんな感じで、なんとなく仕事っぽいことをやっているような気になった1日でした。30日(金)、7時に目覚ましをセットしてたのに、7時前に目が覚めました。寝たのが早かったので、なんとも言えないのですが、しばらくはこれで様子を見てみましょう。朝食は、前日に作っておいたおにぎり(のりはもらい物)を食べました。握る力が強かったのか、硬かったです。午前中は11時頃までパソコン講習&ブルガリア語教室、その後、部屋に戻って復習、キーボードの名称をブルガリア語で何て言うのか調べてみたけど、そもそも、元々何のためにあるキーなのかわからないのが幾つか。SysRqキーの意味を知ってる人、どのくらいいます?お昼をはさんで(結局別のお店がよくわからずいつものお店で大きいдюнерとお茶だった)午後も大半の時間をそれで費やしてしまいました。キーボードに関するマニアックなページ(キーボードだけじゃないんだけど)を見つけたけど、ちょっとアレなページだったので、あえてリンクしてません。知りたい方は個別に連絡下さい(爆)。仕事終了30分前くらいから、DB関係にちょっとだけ着手。データのインポート・エクスポートがうまくいきません。ちがうOS間ではダメなのかなぁー(というか、そもそも「よく2000で動いてるな」という状態なので、それで何かしようというのが間違いかも)。98で吐き出したデータは、98側ではキリル文字が表示されているのに、2000に持ってくると化けてるし、2000側で吐き出したデータは、吐き出した時点で化けてる、あ、でもこのデータは98側では見てないな、月曜に見てみよう。そんな感じで仕事終了、同じ街の人に会う約束をしていたので、向かいます。家でコーヒーをご馳走になり、その後、中華レストランへ。やっぱり量が多い…食べ切れずに残してしまった、もったいない。戻って来て、とりあえず持って帰れるもの、ということで、CDラジカセと体重計と卓上ライトと折りたたみ傘をゲット。ポケットラジオライフよ、サヨウナラ(笑)。家に帰って、体重を量ってみたら、ソフィアにいた頃より2kg減。誤差の範囲内ではありますが、まぁ大体ベスト体重。これから徐々に物が増えていくかと思うと楽しみです。明日も、ブルガリアの知り合いを紹介してもらえる、というので行ってきます。先輩様々です。31日(土)、雲1つない良い天気。洗濯日和です。10時に約束があったので、それまで朝食・洗濯。9時半頃に家を出て、待ち合わせ場所へ。今日は、針・灸をやっているブルガリア人を紹介してもらいました。日本語と英語とブルガリア語が微妙に混ざってて、頭がごっちゃになってくるけど、ブルガリア語だけよりはわかる。広島の大学に行ってたことがある人で、日本人より日本人の心を持っている感じの人。普段はスタラザゴラから60kmくらい離れた所に住んでいるそうで、次の週末、招待してくれるそうです。温泉があるらしい。やったー。日本に行ってた時に、色んな人に助けてもらったからか、ここでは「タクマの力になりたい」と言ってくれてます。その代わり、日本風の家を今建てる計画をしているから助言して欲しいんだそうです。大丈夫かな。まぁなんとかなるでしょう。お昼前にその人とは別れ、一旦家へ。途中で本屋に寄り、辞書購入。英語-ブルガリア語の18万語、20レヴァ。これで日英・英日辞書があれば、それなりになります。家では洗濯をもう1回して、食器を洗ったりして再出発。次は動物園。いつ振りだろう、すごく久し振りだと思います。軽く食事をとり、街の北に位置する動物園へ。1人50ストティンキ。安すぎます。いくら公営だからって、維持費というものがあるでしょう。間違いなくここは赤字ですね(笑)。それなりに広い園内、冬にも関わらず、割と沢山の動物を見ることができました。暖かかったからね。ラクダがいたのにはびっくりしました。ぐるっと1周して、出ると16時近く、街の外れにある記念碑も見たかったけど、今から行ったら帰りが遅くなってしまうので明日。帰る途中、水購入。一度家に帰り、別の店でバナナとリンゴ購入。細かいお金を持ってくるのを忘れてて、家まで取りに帰りました。小さなお店では、大きいお金のお釣りがない場合が多いので、注意が必要。ここのお店は初めて入ったんだけど、感じのいいおばちゃんで、今度から果物と野菜を買う時はここにしようかな。夕食は、前に買ったライススープみたいなのを食べようと、作り方を辞書を片手に読んでみます。オーブンがどーのとか書いてあるんだけど、家に耐熱の食器ってないよなぁ、と思いながら最後まで読んでみると、弱火でやれば、普通に鍋でも作れるそうです。よかったよかった。かくして、食事にありつけたのでした。今日はよく歩いたので、眠いです。明日もブルガリア人の友だちを紹介してもらうことになってるし、早めに寝て頭を休めよう。お休みなさい。
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電柱について。ソフィアに住んでる時も書きましたが、ここスタラザゴラでも、中心街は地中化のようです。たまにペデスタルボックスのようなものが道端にあります。この前、別なアパートの前ですが、マンホールを開けて、ケーブルテレビの工事らしいことをしてました。自分のアパートにもケーブルテレビが入っていると思うんですが…うーん、どうなんでしょう。できればケーブルインターネットにしたいんですが。
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値段の表記について。ブルガリアでは、例えば「1レフ25ストティンキ」という時、多くは「1,25レヴァ」という書き方をしてあります。小数点が「.(ピリオド)」ではなく「,(カンマ)」になっています。これは、ブルガリアに限ったことではなく、英語圏以外のところでは、そう表記するところが多いんだそうです。じゃあ、ピリオドは?ということになりますが、これは逆の使い方、つまり、3桁区切りの記号として使われているようです。ちなみに、国際的には統一されておらず、「どちらでもよい」らしいです。結構いい加減です。
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一月(ひとつき、と読んで下さい)で、全部読むためには何回スクロールしなきゃいけないの?というくらい書いてしまいました。来月は自重して多少は短めに…ならないかな(爆)。そんな感じで1月(いちがつ、です)分終わりです。
2004年1月28日(水) 最近、毎日眠いです。久し振りのデスクワークだし、パソコンの画面を凝視する時間が長いし、言葉を理解するために頭をフル回転させてるし、慣れない環境で生活してるし、夜寝てても何度か目が覚めるし…そりゃあ眠くもなりますわな(笑)。まぁ、無理しない程度に、と思ってます。
26日(月)、今日も寒いです。職場に行く途中、ほんの少し雪がちらつきました。今日は、あまり仕事らしい仕事をしなかったような気がします。画像加工、館内パソコン再考、データベースのデータ探し、博物館のウェブサイトのソース探し、自分の語学の勉強、この程度です。昼は、いつものお店で、ハムがはさまったトーストを食べました。ブルガリア語では、тостер с шункаと言います。多少暖かかったので、外で食べました。メニューコンプリートまで、あと少し(またこりもせずに)。帰りは寄り道はしなかったけど、いつもとちょっと違う道を通ってみました。なんとなく。夕食は作るのが面倒くさかったので、パンとバナナ。ボイラーの温度を上がるようにしたので、バスタブにお湯を入れてみましたが、全部入りきる前に急激に温度が下がってしまいNG。もう一度温度が上がるまで待って、さっさと風呂に入りました。うまい入り方ないかなぁ。こんな感じで、今日は終わり。27日(火)、雪が降りました。昼に外に出た時は、ほんの少しちらつく程度だったのに、夕方になって帰る時には、うっすらと白くなっていました。そんなわけで、寒いです。今日は、出勤前に郵便局へ行きました。絵葉書を出したかったんですが、多分切手を足さないといけないと思って。前に、同じ郵便局から出した時は65ストティンキでしたが、手元に60ストティンキの切手しかなく、それを先に絵葉書に貼ってしまったので、5ストティンキの切手があれば買おうかと。窓口で訊いたら、36ストティンキの切手が一番小さい額面だよ、と言われてしまい、ちょっと考えてから後で来ることにしました。職場に着いて、いつも通り何をしているのかよくわからないまま時間が過ぎ、お昼。今日も近くのお店でメニュー補完の続き。一番大きいдюнерを食べて、残りはあと2つ。午後もなんとなく時間が過ぎていき…あ、1件だけトラブルシューティングしたかな。ネットワーク経由でプリントアウトできない、というので、プリンタの設定(プリンタが繋がっているのが2000なので、ユーザ設定も)をしました。17時の定時前に、同室の人が「チャオ」と言って帰ってしまって(いや、用事があるんだよ、多分)1人部屋にポツン。いつも通り、17時5分前くらいに部屋を出ました。セキュリティシステムが作動するから、たらたらと残ってられないらしい。帰り道、朝に出せなかった葉書を出そうと、再度郵便局へ。訊き方を変えて、日本までの切手を下さい、と言ってみたら、出てきたのが55ストティンキの切手。あれ?前に出したのは、なんだったの?というわけで、60ストティンキの切手を貼ってしまったのは、そのままポストへ。ちゃんと届きますように。その後、風呂の栓が欲しくて(元々あるものの他にもう1つ)、お店を探したけど見つからず。家の近くの店でバナナ購入、その後、薬局に行かなきゃいけないことを思い出し、その近くの薬局へ。指のアカギレ(正確に言うとアカギレではないんだけど)がひどくなってきたので、指を見せて「これに効く一番良い薬下さい」と言って買ってみました。軟膏ではなく粉の薬が出てきました。薬局の人が親切に2回も「こうやって振って使ってね」とやり方を教えてくれました。言われた通り使ってます。早く治るといいな。そうそう、帰る途中、道路がかなり滑り易くなっていたため、いたるところで車がホイルスピンしながら走っていました。帰ってきて、今日はスパゲティを茹でて食べました。買ってきた瓶詰めソースが微妙な味。風呂は、今日もお湯はりに挑戦。少しずつためていったら、なんとかいっぱいになるまでもちこたえました。それから一旦温度が上がるまで待って入浴、足し湯をしながら、久し振りに風呂で汗をかきました。毎日入りたいけど、多分電気代と水道代がすごいことになるんだろうな…。節制しないと、真面目に赤字会計です(笑)。そんな感じで、今日も終了。28日(水)、いつも通り、6時半に目覚ましをかけて、スヌーズで5分おきにアラーム、7時にもぞもぞと起き出します。最初っから7時にセットしておいた方がいいかな。朝食はパンとミルクとバナナ、いたって質素です。職場に行って、メール送受信、今日もデジカメおばちゃんのところに行きます。まだ全然説明できてませんね。前の日使った単語なのに、きれいさっぱり忘れてます。部屋に戻って、データベースの調べもの、お昼はいつものお店。名前を忘れてしまいましたが、トーストみたいなもので、野菜と肉が分かれてはさまっているものを食べました。明日は名前をひかえておきます。午後は、いつも画像加工を頼みに来る人が「部屋に来い」と言うので行ってみます。家で打ち込んできたデータが読み出せない、というんだけど、そりゃあフロッピー入ってないのにショートカット先がフロッピーのデータは読めないでしょう。とはいえ、それを説明するのに一苦労。なんとか通じたみたいで「わかったわかった」と言ってました。他に、マウスの動作が変だから見てくれ(横にしかポインタが動かない)と言われたので、見てみました。コネクタ(PS/2)のピンが曲がっていたのでまっすぐにして、本体の中のカウンタのセンサ(フォトLEDかな)をちょっと曲げてやったら、ちゃんと動くようになりました。「ブラーボー(「ラー」の部分は巻き舌でやや長めに(笑))」と言われたんだけど、大したことしてないんだよね…。コーヒーをご馳走になって、部屋に戻り、午前中の会話の復習、データベースの調べものなどで淡々と時間が過ぎていきました。DBはファイルメーカープロ(Ver4.0v3)を使ってるんですが、これってwindows2000ではどうしたって文字化けするんでしょうか。キリル文字がうまく表示されません。windows98では同じデータでも表示されます。色々試してみて、なんとなく98と2000では、コード体系がまるっきり違うような気がしてきました。こんな感じで仕事は終わり、帰りは久し振りにパザールに寄ってみます。色々と食材を買わなきゃ、と思いつつも、買ったのは卵だけ。しかも、帰ってきても調理せず、そのまま冷蔵庫へ。明日食べます、明日。今日は昨日と同じスパゲティ。微妙な味です。あとはウェブサイトの更新してました。今夜も寒そうです。布団買っておいて正解でした。
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今回は、はみ出しコラム(いつの間にこんな名前が)は休業です。ネタがありません。次回、何かあれば書いておきます。
2004年1月25日(日) 何だか色々と充実してたような気がする週末でした。それではいつものように目をシパシパさせながら読んでいただきましょう(爆)。
23日(金)、職場のトイレの水が、ここ3日ほど流れない。でも、手を洗う流しの水は出る。別系統?それともトイレの方だけ元栓を締めてる?よくわかりません。今日も昨日とあまりやってることは変わりません。徐々にGIMPに慣れてきました。ショートカットキーが充実してるって、いいですね。朝、部屋に医者と名乗る人が来て、同室の人と喋ってたんですが、突然日本語が聞こえてきてびっくり。勉強しているんだそうです。ちょっと話して、いつものデジカメおばちゃんの所へ。お昼は、いつもの店で、トースト。ハンバーガより多少食べやすいけど、見てくれはあまり変わりません。そうそう、間違いの訂正。дюнерの仲間、「леден」じゃなくて「среден」でした。意味は「中位の」。ちょっと考えればわかったんですけどね。メニューに「小」と「大」があって、その間に書いてあるんだから。というわけで、ぬるいと思ったのは気のせいです、多分。午後は、2時間くらいネット繋がらなかったので、windows updateが止まってしまったけど、復旧後、なんとかsp4(2000です)にup完了。セキュリティ関係も少しupして(もちろん並行して仕事してましたよ(笑))今日は終わり。いつもと違う道で帰ってみると、またアマチュアらしきアンテナを見つけました。21MHz 3エレモノバンダーっぽいんだけど、よくわかりません。家に着いて、今日は米を炊きます。前回の反省を踏まえ(いつの間に反省したんだ?)火加減(正確には電気加減)を工夫してみました。大小のテーブルを使い分け、火の大小を再現。すると、ほとんど焦げ付かせずに炊くことができました。ガスコンロだったらこんな苦労はしないんだろうなぁ。適当にあるものをつまみながら夕食終了。土日は休みだから、洗濯の準備、手洗いが面倒だから、一晩洗剤を溶かしたお湯につけ込み。明日の朝、ゆすいで干します。晴れるといいなぁ。24日(土)、洗濯が凍ってました。服につららができてました。ということは、朝干して、すぐに凍ったんだな・・・。おそろしや。今日は、先週を反省して、朝から出かけました。良い天気とはいい難かったけど、雪も雨も降ってないし、街の様子も見たかったし。洗濯を終えて、とりあえず近場で買い物。睡眠中の寒さを少しでも軽減するため、布団を買いました。22レヴァ。まぁこんなもんでしょう。あと、お湯を沸かす電気ポットを買いました。16レヴァ。まぁこんなもんでしょう。1リットルまでしか沸かせませんが、すぐに沸くので重宝しそうです。あと、シャワーの首も買いました。元々付いていたのが、必要以上に広範囲にお湯を飛ばすので、まともなのに交換しました。2.5レヴァ。意外と安かった・・・かな。その後、「スタラザゴラ市内教会補完計画」実行。地図を見ると、全部で6つあるようです。しかも1つの教会を除いて順番に見ていけるようになってます。遠巻きに写真を撮るだけですが、日頃の運動不足が多少でも解消できるかも、と思って出かけました。家の近くのХрам "Св.Богородица"(Sveta Bogoroditsa Church)は、既に写真を撮っているのでパス、最初は、中心街の歩行者天国を抜けてХрам "Св.Николай"(Sveti Nikolai Church)に向かいます。次いでХрам "Св.Троица"(Sveta Troitsa Church)、その少し手前のレストランで昼食。更にСтарозагорска Митрополия(Stara Zagora Bishopric)、この教会は公園の入口にあります。公園の中にはХрам "Св.Теодор Тирон"(Sveti Teodor Tiron Church)があります。教会まではずっと坂道で、良い運動になりました。最後にКатедрален Храм "Св.Димитър"(Sveti Dimtar Church)、意外と職場の近くにありました。以上5箇所回ってみて、街の広さを実感できたような気がします。その後、帰る途中に買い物、ポケットに入るラジオが欲しかったので、パザールで物色、時計付きのちっちゃいのが7レヴァ。まぁこんなもんでしょう。あと、本屋で絵葉書と辞書を買いました。スタラザゴラの絵葉書、やっと見つけました。1枚0.50レヴァを4枚。辞書はブルガリア語から英語の辞書。英語もわからんのに買っちゃったよー(笑)。辞書は12万語の割と大きいもので18レヴァ、全部で20レヴァ。まぁこんなもんでしょう。一旦家に帰り、出直して近くのお店で食料物色。色々買ったら12レヴァもしました。今日はお金使いすぎ。明日は控えよう。25日(日)、結局今日も色々とお金を使ってしまったなぁ。日本円にしたら大した額じゃないんだろけど、こっちの物価で考えると、結構豪遊してる気がする。まぁ、平日は昼食くらいしかお金使わないから、明日からは節制できるでしょう。今日は、近くの街から同時期にブルガリアに来た人が、お昼前にスタラザゴラに来るというので、それまではウェブサイトの更新。合流してから、ちょっと郊外にある電化製品屋さんとスーパーと事務用品屋さんに行きました。電気屋では、パソコン用のフルキーボード(キリル文字プリントのもの、日本語キーボードじゃないからキーが足らないんだけど、普通に使えてる)を購入、12レヴァ。スーパーでは、スパゲティとそれ用のソースを購入、4レヴァくらい。事務屋では、ボールペンの替え芯を購入、5本入って0.60レヴァくらい。中心街まで戻ってきて、昼食、中華レストランに行き、おごってもらっちゃいました。ご馳走様でした。その後、うちに戻って来て、オフラインでウェブサイトを見た後、隣町の人は帰って行きました。自分はといえば、ちょこっとウェブサイト更新、5時過ぎに約束があったので、間に合うように家を出発、同じ街の人なんですが、ブルガリア人の友だちを紹介してくれるというので会いに行ってきました。日本語ペラペラのブルガリア人なので、今後、良い先生になりそうです(笑)。色々な情報ももらえたし、何より同じ街の人が再来月日本に帰るというので、家のものを色々と譲ってもらえるという話がとてもありがたく思いました。プリンタも買う必要がなくなりました。すばらしい。カフェとイタリアンレストランをハシゴして、21時頃に家に戻ってきました。帰り道、星がすごくきれいに見えましたねぇ。首都よりは空気が澄んでいるようです。じっくり見たいけど、寒いし、暗い夜道は危険だし、早々に家に入りました。温度の上がらないボイラの話もちょっと聞いてたので、下の部分の、唯一ドライバで開けられる所を開けて、それっぽいところを回したら、温度が上がるようになりました。なーんだ、こんなことでいいんだ、次からはバスタブに入れるぞー。あとは、ウェブサイトのブルガリア語のところをちょっといじって今日は終わり。さて、今週はどうなることやら。
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お店の開店時間について。どの店も、大体朝早くからやってます。7時か8時から18時か19時というパターンが多いかな。仕事に行く前に寄れて便利だなぁ、と思ってますが、まだ仕事前に入ったことありません。パザールや路上のお店については、よくわかりませんが、結構アバウトのようです。寒い日は早く閉まってたりします。休みの日は特に決まってないようですが、日曜日は大体のお店が休みのようです。買い物は土曜日に済ませないと。
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日本の場合どうなっているのか、行ったことがないのでわからないんですが、こっちで手続きに行った警察の窓口(外国人関係)の開いている時間を見て「なんじゃこりゃ」と思いました。9時から10時、10時半から12時、14時半から15時半、16時から17時、これ以外は閉まってます。狙って行かないと、待つことになります。間違って13時に行ってしまったら、1時間半も待たなきゃいけないですね。ブルガリアはどこの街に行ってもこうなんでしょうか。かなりな殿様商売ですよね。
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ブルガリアは、コネ社会なんだそうです。何をするにもコネがないと何もできないらしいです。探し物1つとっても、コネがないと見つからないんだそうです。日本の田舎みたいやね、何だか(笑)。そうと知ったら、ますますコネに頼らずに生きてやる、と天邪鬼なボクは思ってしまうのでした(爆)。
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通りの名前について。大通りも普通の通りも、ほとんど人の名前がついているような気がします。今住んでいるアパートも、「フリストさん通り」に面してます。日本だと、通りには、その土地に関係した名前を付けることが一般的ですよね、多分。
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上の通りの名前に関係してきますが、アパートの住所について。前述の通り、今住んでいるアパートは、「フリストさん通り」に面してます。で、住所は、その通りの何番地、という言い方をしています(自分の住んでいるアパートの場合)。多分、その通りに面している建物に、順番に番号が付いているんでしょうね。わかり易いと言えばわかり易い。で、アパートには入口がいくつかあり、別な入口から入ると部屋に辿り着けないので、どこの入口、というのも住所の一部です。で、更に、何階、というのがあって、ようやく何号室、という感じになってます。ソフィアのように大きな都市だと、住宅密集地はそういう言い方ができないのか、何とかという地区の、どこそこブロックの、入口はここで云々、という表し方をするようです。一戸建ては、どう言うのかわかりません。一緒だとは思いますけどね。
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多少、書き控えたつもりですが、やっぱり多くなってしまいました。それだけ話題があるということで、ご容赦下さい(笑)。
2004年1月22日(木) いい加減長くなりすぎたので、職場でアップロード。非常に長くて読みづらいので、暇で暇でしょうがない時にご覧下さい(笑)。
10日(土)、8時半頃起床、9時頃朝食。ひたすらパソコン、14時頃昼食。ひたすらパソコン、語学学校の先生が手作りブルガリア料理を食べさせてくれるというので、17時過ぎに家を出発。途中で花を買って、18時前には到着、まずラキヤが出てきます。バニツァを作るところを最初から見られました。何時から食べ始めたかわからないけど、最初からいいペースでラキヤを飲みながら、まずサラダ、その後もどんどん料理が出てきます。デザートのプリンを食べ終わる頃には、すっかり出来上がっており、またもや誘われるままに踊ってしまいました。そんな感じで、変なテンションで盛り上がりつつも、あんまり遅くなっても家の人に心配をかけるので、23時前に退散。どうもご馳走様でした。途中までトロレーで行けたけど、その後バスが全然来ずに、タクシーに乗りました。23時半近かったかな、家の人は起きて待っててくれました。ごめんなさい。家の人には寝てもらい、自分もすぐに寝りゃあいいものを、テレビを見てたらソファでうたた寝、気付いたら3時過ぎてた・・・。最悪。11日(日)、目覚ましなしで8時頃に起きたけど、二日酔い、頭痛いー。朝食をお茶だけにしてもらいました。昨日に続き、今日もアホみたいにパソコンばっかり。14時頃の昼食をはさんでひたすらウェブサイトいじってました。19時半くらいの夕食の前くらいに、さすがにこれではイカン、と思って荷物の準備、まぁ大体終わってるからいいっちゃあいいんだけどね。それなりにまとめて夕食、シャワーを浴びた後、1ヶ月以上伸ばした髭を、2時間くらいかけて剃りました。なんとなく気持ちの切り替えのため。さっぱり。ホームスティも今日で終わり。お盆のようなものをいただいたので、自分からは日本のお金をプレゼント。穴の開いた硬貨はやっぱり珍しいようで。その後にも、持ってけ持ってけ、という感じで、クルミやらリンゴやらジャムやら、いろいろもらっちゃいました。もう本当に申し訳ないくらい良くしてもらって、もっともっといっぱい喋りたかったんだけど、いかんせん語学力がなさ過ぎます。今度ソフィアに来る時は、もっと喋れるようになって、話をしに来たいですね。何はともあれ、お世話になりました。ありがとうございました。12日(月)、いよいよスタラザゴラに出発、いつも通り6時半頃起きて7時過ぎに食事、7時40分頃に迎えが来るということだったので、下で待ちます。アウトローな登場をしたパジェロに乗り、一旦事務所へ。荷物を積んで出発。途中お茶休憩をはさみ、お昼頃には現地到着。意外と近いのね、という感じ。まずは働くところへ挨拶、んー、相変わらず言っていることがさっぱりわかりません。その後、住むところへ移動、想像していたより良い感じ。入口の扉から入って、正面の扉の向こうがキッチン、その奥にはバルコニー、玄関右手の扉の向こうは応接兼寝室という感じかな。右手はバストイレです。ここにはなんとバスタブがあります。湯につかれる!そう思っただけで、疲れが少し軽減されたかも。もっとも、掃除しないと入れないんですが。部屋は市役所のものらしいので、備品をチェック、その後、暖房がないので、ヒータを買いに、郊外の電気屋まで車に乗せてもらいます。75レヴァの出費は痛いけど、背に腹は変えられぬ。アパートに戻ってきて、買い物に一緒に来てくれた職場の人は帰り、あとは1人で部屋と格闘。まず、トイレの電気がない。電球を別の所から持ってくれば済む話かと思ったら、ソケットもない。しょうがないので、寝室の電気の1つ壊れてしまっている所からソケットを外してトイレに取り付け、無事つきました。そして、今度はトイレの水。まず流れない。元栓をひねると水がタンクにたまりだしたけど、様子が変、タンクの弁のあたりにゴミ(ヘドロの固まったやつ?)がつまっているようで、たまってないみたい。弁をごつごつ動かしてたら、止まるようにはなったけど、今度はタンクがいっぱいになっても給水が止まってないみたい。給水弁のところを締め付けたりしてみたけど、隙間から漏れてくるみたいで、後日何とかしようと思い、とりあえず流し終わったら元栓を締めることにしました。で、ようやくここで昼食。朝、スティ先の人がくれたパンケーキのようなものを食べました。ありがとう、おばちゃん。そして、これまたようやくスーツを着替えて、布団をベランダでバタバタしてベッドを作りました。んー、外が暗くなってきたなぁ、真っ暗になる前に、現在地だけでも把握しておかないと、と思い、おもむろに地図を持って出かけました。近くの店でスリッパを買ったついでに聞いてみると、なんとなくこの辺かなぁ、と目星はつくのですが、はっきりとはわからない、ちょっと中心街に行ってみると、教会発見、お、地図にも載ってる、ここだ、ということで、現在地把握。手持ちの地図は縮尺が粗いので、もう少し細かい地図を近くで買いました。1.5レヴァ。スリッパも1.5レヴァでした。一旦家に戻り、買った地図を広げて見てみます。ふーん、インターネットカフェの場所まで載ってるよ、すごいねぇ。そうこうしていると、18時過ぎになってしまい、18時半に、同じ街の人と食事をする予定だったので出かけました。迷わず会うことができ、ちょっと歩いて中華料理屋で夕食、いろいろと面白い話が聞けました。22時近くにお開き、タクシーで家まで。ここスタラザゴラでは、呼んだタクシーは市街地どこに行っても1レフなんだそうです。流しを拾うと、もう少しするそうで、仕組みがよくわかりません。数分で家に到着、ありがとうございました。その後部屋の片付けをしようと思ったけど、これを書いてたら眠くてしょうがなくなって、寝てしまいました。寝ている間、寒くて何回も目が覚めたので、布団とか着るものをもう少し何とかしないと・・・。13日(火)、6時半の目覚ましで起きたけど、ズルズルとスヌーズで8時頃まで眠ったり起きたり。寒くてよく眠れなかったからなー。明け方、毛布を1枚追加し、セーターを着て、ヒーターをつけてたらちょっと眠れたけど、すぐ目覚ましだったからなー。今夜は対策を考えないと。で、まぁ起きて、顔洗ったりして準備して、昨日の続きを書いていると、呼び鈴の音が。んー、下に迎えに来てもらうのは9時の予定だし、第一この家の呼び鈴壊れててコードしか出てないしなぁ、と思いながら、一応覗き穴から扉の向こうを見てみると、うん、確かに人が待ってる、でも見たことない顔だと思うんだよなー。とりあえず放置してみよ。で、また文を書いていると、しばらくして呼び鈴が鳴りました。見てみるとさっきの人。今度は「タクマ?」と呼ばれたので、あ、博物館の人だ、と思って扉を開けました。ごめんなさい、顔を覚えてなかっただけですね・・・。この時点で、まだ8時45分だったので、9時に下で、と言い残して行ってしまいました。起きてるかどうか確認に来たんかな。そんなんで、9時頃に下に行くと、その人がいました。博物館までは歩き。やっぱり昨日より少し寒いですね。15分くらいで到着、今日は市役所で手続きをしなくちゃいけないらしいんだけど、なにやら書類が足りないらしく、とりあえずコーヒーを勧められたので飲んでみました。その後、市役所に行ってみたらやっぱりダメで、帰ってきて作ってくれるようです。今日はすることがなくなったかなぁ、と思ってたら、パソコンの移動を頼まれ、その上デジカメの画像取り込み・CD焼き方を教えてくれ、と言われ、知っている単語だけで無理矢理説明。相手はパソコンに触ったこともない超初心者、こっちはブルガリア語超初心者、そんな2人の意思疎通ができると思うかね、ワトソン君(意味不明)。夕方近くからキャパオーバー気味で、相手の言っていることが噛み砕けなくなり、いっぱいいっぱいになって帰宅。定時の17時よりちょっと早かったけど、帰っていい、って言われたんだもーん。家に着いてから、まず腹ごしらえ、スティ先の人からもらってきたクルミとリンゴを食べ、その後とりあえず風呂に入れるようにしてみようかなぁ、と思って、いろいろやってみました。浴槽の汚れはやっぱりおちないねぇ。我慢して入るか。足りないものが色々と出てきたので、そのうち買ってこないとねぇ。ちなみに、ボイラーの温度がいまいち上がらず、風呂に入れず。また後日。そうそう、確かこの日の午後、トイレの電気をわざわざ直しに来てくれました。自分でやってしまってたんだけど。職人さんに任せた方が安心だろうと思って見てたけど・・・おいおい、こんなんで大丈夫かよ、というような付け方。まぁ電気つくからいいけどね。14日(水)、8時半の出勤に間に合うように家を出発、少し前に博物館に着いて、呼び鈴を押すと(自分は入口の鍵を持っていないので、中の人に開けてもらわなければならないのです)、昨日デジカメのことを教えたおばちゃんが来ました。で、そのまま部屋に連れて行かれ(あ〜れ〜)、このCDを聞けるようにしてくれ、と音楽CDを見せられました。昨日繋いでなかったスピーカを繋いで電源を入れ、聞けるようにしました。で、上の階に上がっていきます。今日は警察で住民登録をするらしく(市役所行く前にこっちが先では?)、午前中は引っ張りまわされました。5レヴァを一緒に払ったから、ヴィザの申請もしてもらったっぽいんだんけど、3月にしかできないよ、と言われて、いまいちわからない。IDは・・・いつできるんだろ。まぁ、そんな感じで、午前はつぶれ、昼は教えてもらったカフェで食事。久し振りにたらふく食べたからなのか、水(でもペットボトルに入ったミネラルウォーターだったんだけど)が良くなかったのか、サラダの野菜が良くなかったのか、主食の油が良くなかったのか、疲れがたまっていたのか、ストレスなのか、おそらく全てが原因だとは思いますが、昼食後、しばらくして急激に腹が痛くなってきました。下るわ吐くわ、で大変な目に遭いました。その日は帰らせてもらい、家で寝てました。うーん、食べ物には気を付けねば。15日(木)、一応目覚ましで6時半に起きたけど、体を起こすと具合悪い、フラフラする(そりゃー何も食べてないからね)、今日は休もう、と思って、8時半頃に博物館に電話しました。それから少しウダウダと寝て、何か食べなきゃ、と思い立ち、スティ先の人からもらったリンゴや、同じ街の人からもらった日本食などを食べたりしました。体を動かしたくない時に、身近に食べるものがあるというのはすごく助かります。ありがとうございました。で、胃にものを入れたら、腹が落ち着いてきて、色々とやらなければいけないことが頭を巡ってきました。休んだついでに、やることやっとくか、と思って、買い物に行ったり、洗濯をしたりしてました。午後になって、餅(これももらったもの)を焼こうと思って、オーブンに電気を入れると・・・あれ、冷蔵庫が止まったな、ボイラーの電気もヒータの電気も消えてるな、ブレーカ落ちたかな、と思ったけど、大丈夫、もしかして、アパート全体の主幹を落としたかな、と思ったけど、エレベータも動くし階段の電気もつくし、他の部屋は電気を使っている模様。んー、電気が消えるのはよくあることらしいから、と思い、そのまま放置(!)。暗がりの中で、寝室の電気を直したり、洗濯を途中までしたり、夕食をとったりしてたけど、復旧の兆しなし。もしや、ブレーカの前にヒューズが飛んだのか、と思い(気付くのが遅い)、ブレーカボックスについているヒューズらしきものを外してハサミで短絡(もちろん手で触る部分は絶縁されているハサミ)したら、電気がつきました。が、時すでに遅し。もう店閉まってるよねー、ということで、今日はおとなしく寝ることにしました。洗濯の続きは明日しよう。家にいながらにして、マグライトの光で食事したり、トイレ行ったり、歯を磨いたり、なんて体験は、そうそうできないからねぇ。16日(金)、ヒータなしで寝た割には、ちょっと寒かったくらいで大丈夫だったなぁ。そんなことを考えながら7時頃に起きました(目覚ましは6時半、スヌーズで30分ウダウダ)。まだ暗いので、マグライトの光で準備をし、8時頃に家を出発、途中、ヒューズを買って行くつもりだったのに、店は9時からでした。お昼だな、こりゃ。博物館に着いて、午前中は・・・何してたっけ。業務的なことは何もしてないよな、とりあえず。ひたすら辞書と格闘してた気がする。昼は店に出向いてヒューズ購入、1個0.46レヴァのを2個買いました。戻りがてら、博物館の近くでдюнерなるものを食べてみました。道端でたまに見る、ツリーをさかさまにしたような肉の塊(見ないとわかんないですよね)をばっさばっさと切り落としたものと、ポテトと、あとなんかと、ケチャップとマヨネーズをクレープの分厚いのでくるんだようなものです(わかりづらい・・・)。なかなか美味かったです。博物館に戻って、午後は・・・何してたっけ。館内LANの見直しをちょっとしたくらいで、あとはひたすら辞書と格闘だったような。そうこうしていると、またもや「電気直すよ」と言われて連れて行かれてしまいました。ヒューズ買ったのに。まぁいいや、これは予備、と思って、職人さんと共に家に行き、見てもらうと・・・おぉ、すげー、ヒューズの再利用。つーか、やっていいんだろうか、こっちのヒューズはやたらにでかく、日本の普通のヒューズのガラスの部分が、何ていったらいいんだろう、つるつるじゃない碍子みたいなものでできてて、形もパワー真空管みたいな感じ、そんなのだから、両側の金属の部分も外せてしまうんですね、両側外してポケットからおもむろに取り出した針金を付けて、また蓋をしてました。それをボックスに取り付けて、電気がつくと、得意げに「Готово!(できた!みたいな感じ)」とのたもうておりました。そりゃつくよ、短絡しただけぢゃん、ブレーカより少ない電流で溶けるような線なら今回みたいなことになるよ、なんてことを思ってたら、「Това е нормално.(これが普通さ、みたいな感じ)」とも言われてしまいました。まぁ、「Това е България.(これがブルガリアだ、みたいな感じ)」と思わないとね。いちいち目くじら立ててたら、神経やられます。今日はこれで戻ってくる必要ないよ、と言われた(ような気がした)ので、そのまま家で洗濯。ようやく干せる。あと、部屋の掃除をして夕食、やっと餅が食べれるー。そんなこんなで、今日もバタバタした1日でした。17日(土)、鍋でご飯が炊けたよー。美味かったよー。・・・今日はこれだけでいいでしょう・・・え、ダメ?じゃあ、簡単に流れを。8時過ぎに起き、朝食、勢い余ってパンを焦がしました。洗濯をして、デジカメ写真の整理、そのうちサーバに上げときます。昼もパン、今度は焦がさずに食べられました。主食の在庫がなくなったので、買い物に行かなきゃ。午後は掃除をしたり、ウェブサイトの更新をしたりで、ゆるゆると時間が過ぎました。夕方になって、重い腰を上げ、外へ。寒いなぁ。とりあえず、台所の電球を買いに、いつもの店へ。1個14レヴァの電球(蛍光タイプだから高いのね)を2個購入、その足で戻りがてら、バザールを見てみます。米が食べたいんだよな〜、と思いながら見ていると、ありました、「ориз」と書いた袋が。1kgと0.5kgのしかなくて、当然1kgの方、値段が微妙に違うけど、真ん中とって1.2レヴァのを購入。同じ所でバナナも買いました。隣りでリンゴも売っていたので、500g購入、普通こんな少ない量で買わないんでしょうね、店の人に怪訝な顔をされました。1kgで0.50レヴァのリンゴって・・・安いよね、やっぱり。500gなので、25ストティンキでした。帰り道、卵を売ってましたが、フライパンも油も調味料も何もないので、後日。今日はとりあえずご飯だ。生活ハンドブックを見ながら、鍋で炊飯に挑戦。鍋が1個しかないから、他のことできなくなっちゃうなぁ、別なの買ってこないと、などと思いながら炊いてみます。おぉ〜、ご飯の匂いがしてきたねー、すごいねー、こげなきゃいいけど、と蒸らしまで終わって、いざ蓋を取ってみます。すげー、ちゃんと炊けてるよ、うまそう、皿に盛って、余った分はタッパへ、すくってたスプーンについた米を食べてみると「美味い!」普通に炊けてるよ、すばらしい。鍋の底の方は若干焦げてたけど、これくらいはしょうがないよね。適当に洗って、今度は同じ鍋でレトルトカレー(これももらい物)を温めます。数分後・・・「いただきまーす。」何日振りだろう、カレーライスなんて。すごく美味しく感じました。こんな小さなことで幸せになれるとは、なんてお手軽なんだこと、アタクシってば(爆)。きっと調子に乗って、あれもこれも作ろうとするぞ、多分。で、飽きるのも早いんだろうなぁ、今までのパターンだと。・・・いやいや、つれづれじゃないからこの辺で。夕食は、他にはバナナとリンゴ、クルミ少々といったところでしょうか。バランスが取れてないですよねー、まぁ、そのうち何とかします。夜はずっとパソコン。まだネット繋がってないのに、ウェブサイトの更新してます。繋がった時に、一気に上げます。そんなこんなで、1日終了。18日(日)、目覚ましなしで、7時半頃起床。洗濯して、昨日炊いたご飯をヒータの上で温めて朝食。その後はひたすらウェブサイト更新、ブルガリア語のページがいまいちです。軽く昼食をはさみ、14時半頃にふと思い立って、外に出ました。天気が良かったので、なんとなく1日中家にいるのももったいないなぁ、と思って。とりあえず、移動の拠点となる都市間バスの発着所と鉄道の駅へ。首都行きは、どちらも本数は多いけど、やっぱりバスの方が便が良さそう。その後、中心街まで戻り、バザールで買い物。今日は、卵を調理すべく、フライパンと油、調味料の塩と砂糖、水を沸かずための小さな手鍋、バナナ等を購入、家に帰って早速ご飯の準備。今日は焦げがちょっと多かったような気もするけど、一応炊けた、卵焼きも作ったし、お茶も入れて、ちょっと夕ご飯っぽい。徐々に手数を増やしていきたいな。夕食の後は、またパソコン、今日撮った写真の整理をして、明日の準備。さて、明日は何をしたらいいんだろうかなぁ・・・。19日(月)、今日も業務らしい業務をせずに1日が終了。自分用のパソコンをgetしたので、とりあえずネット環境はあるらしい。でも、自分の家でメール見たいよね・・・。職場の人と会話らしい会話もしてないので、語学力もまったく上達せず。こんなんじゃあ、いかんなぁ。帰りは、前から入ろうと思っていた店に寄ってみました。生活全般のもの(食べ物・日用品など)が一通り揃うなぁ、もっと早くに見てみれば良かった。規模は、ちょっと大きめのコンビニくらいかなぁ。何にしろ、家に近いので重宝しそうです。夕食はパンとスープ他、職場で吸い上げてきたメールにひたすら返信、今日はもう寝ます。お休みなさい・・・。20日(火)、昨日も昼食はこれだったんだけど、職場の近くの店でハンバーガを食べました。ブルガリア語ではхамбургерと書きます。昨日は薄い肉がはさまった、いわゆる普通のハンバーガхамбургер с кюфте、今日はハムがはさまったхамбургер с шункаを食べました。今日はそれに加えてпоничкиというものも食べてみました。本体は、味がなくて脂っこくてすかすかしたミニドーナツという感じかなぁ(どんな感じや)。店の人に「何かける?」と聞かれた(ような気がした)ので、うーん、と考えてると、あれこれと名前を言い出し、「カラメル」というのが聞こえたから、それをかけてもらいました。ちなみに、1個8ストティンキ、安っ!さっきも書いたけど、本体には味がほとんどないので、カラメルがやたら甘く感じました。そんな感じの昼食でした。今日のお仕事は、頼まれてパソコンを見たのが3回。1つは、いつぞやのデジカメおばちゃん、もう一度取り込みの手順を見たいということで、できないブルガリア語で無理矢理説明してたら、見るに見かねてか、この動作はこう言うの、と逆にこっちが勉強に行ったみたいでした。もう1つは、ネットワーク上のコンピュータが見えないからというので、色々いじってみても見えないから、パソコンを再起動したら復活、原因不明。もう1つはプリンタの出力ができないというので、色々いじってみてもうまくいかないから、プリンタの電源を再投入したら復活、原因不明。ボクのトラブルシューティングなんて、所詮こんなもんです。あとは、館内のLAN構成とパソコンの構成を見られる範囲で現状把握、残っている資料と若干違ってました。そうそう、明日フォトショップの使い方を教えてくれ、と頼まれたんだった。写真に字を入れるだけだから、多分何とかなるでしょう。でも、表記が全て英語なんだよなぁ、いざという時に、マニュアルが読めない(泣)。そんな感じで、今日もわけのわからぬまま仕事終了。職場の近くの本屋さんで、いつもポケットに入れているボールペンの替え芯がないか探したけど、合うのがなくて残念、帰りがけ、家の近くの店で、水を買って帰ります。少しの距離だけど、10リットルは手にくるねぇ、しびれたですよ(誰?)。夕食は、昨日食べきれなかったパンの残りと、昨日飲み切れなかったスープの残りと、リンゴとクルミ少々。これだけ食べてるのに、まだなくなんないです、クルミ。そして、メールの返信、ウェブサイト更新。文章がすごいことになってます。書いている本人も読みたくないです(自爆)。そんなこんなの1日でした。21日(水)、GIMPを初めて使ってみたけど、すごいねー、このソフト。フリーなのに完成度高すぎ。というわけで、この画像加工ソフトを使って、今日はちょっとだけ仕事っぽいことをしました。やっぱり頼まれた仕事なんだけど、そうそう、昨日フォトショップを使って云々と書いてた、あれ。今朝部屋に行って、話を聞いてみたら「Photoshop、няма.(フォトショップないよ)」と言われてしまいました。しかもよくよく話を聞くと、やって欲しいのはどうやら写真画像に字を入れることではなく、被写体を微妙に回転させて欲しい、ということらしい。やってみる、と言って、自分のパソコンに戻ってきて、もともと入ってるソフトで色々やってみたけど無理。ウェブ上で加工ソフトを色々見てたらGIMPに行き着いた、というわけです。大きいので、ダウンロードにちょっと時間かかったけど、でもその価値はあるねぇ。画面構成が全部英語なので、慣れるまで大変だったけど(というか、この手の画像加工ソフトをまともに使ったのは初めて)、やり方がわかると便利。サンプルにもらった画像で慣らしていると、頼んだ人が来ました。やたらと「Нямам време.(時間がない)」と言っている、そういえば、昨日も言ってたなぁ、そんなに急ぐんだったらもっと前からやっとけばいいのに。土壇場ですごい力を発揮するが、それまでは何もやらない、と話には聞いていたブルガリア人の特徴を目の当たりにした気がしました。で、まぁそんな感じで、その後は「これはちょっと左に」とか「これは右に回して」とか言われながらガシガシ回転させていきました。一区切りついたところで、今日の分は終了。明日もこんな感じでやるみたいです。久し振りに肩がこったぞ。ちなみに、他のお仕事は、トラブルシューティングが2件、またネットワークが見えなくなったので(昨日と同じパソコン)パソコン再起動、もう1つは、デジカメおばちゃんのパソコンのモニタの電源入らず、コンセントの抜き差しをしたら復旧、接触不良?よくわかりません。このおばちゃんのところには、館長もいて、「毎日ここに来て、パソコン教えてあげてね、少しの時間でいいから。ブルガリア語の練習にもなるし」と言われた(ような気がした)ので、明日から通わなければ。あと、もう1つ頼まれたのが、イントラネットのメッセンジャない?という質問。離れた部屋でちょっとした文をやりとりしたいらしいんだけど、IP messengerの英語版ってあったっけ。このソフトくらいしか知らないんだな、その手のソフトって。時間があったら探してみましょう。そうそう、昼食、いつもの店で、今日はледен дюнерというдюнерの仲間に挑戦。普通のと何が違うんだろうと思いながら食べ終わり、あとで辞書をひいてみると、леденは「冷たい」。確かにぬるかった気がする。しかも今日は雪模様で、寒かったんだなぁ、店の人は、さぞかし変な思いだったろうなぁ。まぁいいや、食べちゃったものだし。明日はトーストにチャレンジです。夕食はパンとスープ、そろそろ米が食べたくなってきました。ぼちぼち炊こうかな。食後はメールの返信とこれの下書き、昨日寝たのが遅かったので、今日は早めに眠ろうかな。お休みなさい。22日(木)、朝起きて、外を見たら、うっすらと白いです。夜のうちに少し降ったようです。朝食をとって、外に出てみると、寒い寒い。ここに来て一番寒いと感じました。職場に着いて、家で書いてきたメール送信、そしてデジカメおばちゃんのところへ行きます。やっぱり意思の疎通は難しいけど、辛抱強く聞いてくれるし、ゆっくり喋ってくれるので、とても助かります。10時頃にいつもの部屋に戻り、昨日訊かれたイントラネットのメッセンジャを探してみます。IP messengerの英語版もあったので、これでいぃやぁね。午前中は、画像加工と共有プリンタの設定で終わりました。お昼は、事務所から職員の人が来て、語学研修旅行の日当をくれるというので(済みません、こんなのまでお金もらってます、税金の無駄遣いと言われてもしょうがないですよね)、昼食に便乗、ちゃっかりおごってもらっちゃいました。高そうなレストランで(実際高かった)久し振りに米を食べたので満足。午後も画像加工、15時半頃に警察に行きました。前回行った時に、どうやらやっぱり住所登録とヴィザの申請までしてあったようで、今日はIDの申請でした。職場に戻る時に「全部終わったよ」と言われた(ような気がした)ので、大丈夫だよね?多分、2月中に新しいヴィザとIDを受け取って、晴れてブルガリア人と同等の権利を手に入れられるわけです。あ、電話はどうなってるんだろう、IDができてから、といわれたような気がしたけど、もう住所は決まってるわけだし、できるような気がするんだけど・・・まぁいいか。とりあえず職場でメールできてるし。というわけで、職場に戻って、共有プリンタの設定の続き。2000でまともに設定したことなかったから手間取ったー。帰りの時間ぎりぎりで、クライアントの98からもプリントアウトすることができました。帰りは、食器を洗った後に置いとくやつとバナナを買って家へ。昼しっかり食べたので、パンで済ませます(いつもだけど)。メールの返事書いて、シャワー浴びて、これ書いて・・・と、いつものパターンやね。明日が終われば休み、ちょっとボーっとしたいです。
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電気のスイッチについて。最近気付いたんですが、こっちのスイッチは、下にするとONのようです。日本だと、上がONですよね。だから、パッと見ると、常に電源ONだと思ってしまいます。取り付け方が逆なだけ、といってしまえばそれまでなんですが。形は、日本と同じようなものもあれば、もっと大きなものもあります。建物の廊下や階段などのスイッチは、形は大きい方と似てますが、バネ式プッシュスイッチで、一定時間経つと電気が消えるようになっています。経済的ですが、スイッチから離れた所で真っ暗になると、ちょっと慌てます。
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続トロレー。トラムと同じ仕組みだと思われます。レールの切り替えのようなものが、電線の分岐点にあって、方向を変えたいトロレーは、少し手前をゆっくり走っているように見えました。やっぱり電源供給バーから信号を送ってるのかな。
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調理器具について。ステイしてたところも、今住んでいる所も、ガスはありません。電熱調理器具だけです。今キッチンにあるのは、大小の鍋をのせるテーブルと、その下にオーブンがついている、多分一般的なものだと思います。ちなみに、風呂場のボイラも電気、部屋のヒータも電気、そりゃあヒューズも飛びますわな・・・。
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ブルガリアの学校教育制度について。いつも掲示板に書き込みをしてくれているほんま君から情報をいただきました。ブルガリアの学年は、日本で言う小学校から大学院まで、通しで学年を振っているようです。だから、日本の小学1年生から小学6年生までは一緒ですが、中学は7年生から9年生というイメージです。もっとも、区切りは8年生までが初等教育となっているようです。だから、プレゼンで行った学校は、8年制の初等学校ということになるんですね。その上は、中等教育、高等教育と続くわけですが、わかりやすく図になっているものをここに置いておくので、興味がある方はご覧下さい。ちなみに関係ウェブサイトから勝手に持ってきたものですので、扱いはそれなりに(笑)。
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傘について。ブルガリアの人は、ほとんど傘をさしません。結構雨が降ってても、さしません。雪だとなおさらさしません。だから、ちょっとの雪で自分が傘をさしてると、目立ちます。少々濡れるのは気にしない、という気質なのか、単に持ち歩いてないだけなのか、よくわかりませんが、とにかく傘人口率は低いです。
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電気について。自分のスティしてた家も、他の人がスティしてた家もそうだったんですが、部屋の電気が、ソケット6つあるのに3つしか電気がついてなくて、ちょっと暗い部屋で暮らしていました。今の部屋も、来た時には、電球が1つ弛めてあってつかないようになってたし、職場も2つ電球がついているのに電気がついてないところがあります。電気料金が高いらしいので、ケチっているのでしょうか。それとも、例えばスティ先や職場の場合、切れちゃってる電球を取り替えるのが面倒だから、そのままでいいや、ということなんでしょうか。うーん、真相は闇の中・・・。
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上の内容にも関係してきますが、ブルガリアの人は、お金の話が大好きのようです。会話の中で、やたら「пари(お金)」という言葉が出てきます。日々の文の中で出てくる、デジカメおばちゃんも、自分の所得と息子の所得は、0が1つ違うんだ、みたいな話をしてました。関心があるから、それだけ話に出てくるんでしょうけど、逆に切羽詰った問題なんだ、ということもできると思います。
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・・・ふぅ、お疲れ様です(爆)。
2004年1月9日(金) 移動前の準備日を利用して、世界遺産を見てきました。すみません、国民の血税を使って、こんなことやってて・・・。
割とゆっくり目に起きて朝食をとり、ひとまず事務所に行きます。一緒に行く人と合流、メールをチェックしたり、両替したり(ドルとユーロからレバへ、初めて100レバ紙幣を手にしました)でばたばたと時間が過ぎてしまい、結局昼食をとってからの出発です。行き先は「ボヤナ教会(Боянска Църква)」。公共の足を乗り継いで行けなくもなかったんですが、4人で割れば安いだろうとふんで、タクシーで行きました。運転手が正確な場所を知らなかったので、ちょっと迷いながらも到着、1人1.75レバでした。門を通って中に行くと、チケットを買うところがあって、そこでお金を払います。1人10レバ、ガイドをつけて5レバ(これは1グループ料金だったので1人1.25レバ、これを払わないと建物の中に入れない)、かなり高めの料金設定ですが、その価値はあったと思います。ガイドの人に連れられて、まず中に入って行きます。最初の扉を入ると、ちょっと広くなっています。ここまでは写真撮影OK、でも壁画も何もありません。次の扉を入ると、そこにはすばらしいフレスコ画がありました。撮影できないのが残念。奥の方はまだ修復中ということで、中まで入れませんでしたが、入口から覗くと、天上にはきれいなキリストが描かれていました。ブルガリアにいる間に修復が終わるといいなぁ。ガイドの人が英語で色々と説明してくれるんですが、うーん、なんとなくぼんやりとしか言っていることがわからない。でもブルガリア語で説明されるよりはわかるかも。そんな程度です、ボクの語学力って(爆)。十分堪能した後、外に出て、今度は建物の周辺を見学。外見もきれいです。オフシーズンの平日に来れて良かったです、静かに見られて。ぐるっと1周して建物からは退却、チケットを買ったところでパンフレットと絵葉書を買いました。帰りは、直接家に帰る人がバスに乗るということだったので、一旦事務所組の3人は、またタクシーに乗り込みます。事務所の建物は有名らしく、迷うことなく到着、1人2レバで済みました。またメールチェックやらなんやらしてから帰途につきました。途中、乗換えをする停留所の近くで、携帯の料金を払ってきました。利用料金については、基本料は事務所もちで、通話料金は使用者もちということになっています。家の人に「帰ってくるよ」と言った時間よりちょっと遅れて帰宅、腹いっぱい夕食をとり、現在に至る。土日で引越しの準備をしないとね・・・。
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洗濯機について。ブルガリアだけではないのかも知れませんが、日本のものと違います。乾燥機のような形の洗濯機(但しもっとどっしりとしている)、多分全自動です。この前、大型スーパーへ行った時に値段を見てきたんですが、スティ先にある洗濯機は500レバくらいのものと一緒だった気がするなぁ。色移りしなさそうなものは洗濯機で洗ってるようですが、そうでないものは、風呂場で手洗いしているようです。そんなわけで、あまり動いているのを見たことがありません。・・・あ、前にちょっと触れてました。付け足しということで(笑)。
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コーヒーについて。濃いです。エスプレッソですね。スティ先で入れてもらうコーヒーも、エスプレッソメーカを使ってます。喫茶店でコーヒーを頼むと、小さいカップで出てくるみたいです(自分はいつもお茶だから実際はどうなのかわからない)。街を歩いていると、よくコーヒー豆を売っているのを見ます。新しいすみかで落ち着いたら、またミルやドリッパなどのコーヒーセットを揃えて、自分でいれて飲みたいです。
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ロマについて。大事なことだから、書かねばなるまい。多分、差別用語だから、ということで使われなくなった言葉だと思うけど、「ジプシー」とも呼ばれます。自分的には、いわゆる「被差別民族(日本で言う、江戸時代のえた・ひにんの末裔的な存在?)」だという認識でいます。話を聞いた限りでは(と言っても2人からしか聞いてないけど)、スリをするのはциганин(ロマ)だ、という言い方をしていました(もっともそればかりじゃないんですけどね)。街角で、物乞いをしている人(子供や老人が多いかな)は大抵はロマらしいです。馬車(といっても屋根なんか付いてません、リアカーの一回り大きいような感じの乗り物)に乗ってどこからともなくやって来て、どこへともなく去っていく、そんな光景をたまに見ます。どこに住んでいるのかわかりません。ただ、境遇を考えれば、まともなところには住んでないでしょうね。社会的な問題ですよね。国全体の意識が差別的な方向を向いていると思われるので、かなりたちが悪い問題だと思います。EU加盟に精を出す前に、取り組まなくてはいけない問題だと思うんですが。博物館でコンピュータいじってる場合かよ、と自分に突っ込みを入れたくもなります。でも、事務所の方針は「見て見ぬフリ」。関わらないこと、とクギをさされています。小銭を渡すのも禁止。ロマと関係を持つことで、ブルガリア人から煙たがられるのを恐れているようです。根の深い問題ですよね。1人の力ではどうにもならないんだろうなぁ。みんなの意識を変えていかないと。
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ドル安について。前にレートの所でちょっと触れたことがありましたが、じりじりとドルが弱くなってきています。国際事情を反映しているんでしょうね、多分。1ヶ月くらい前には、1ドルは1.6レバくらいでしたが、今日両替した時には、1ドルが1.533レバでした。ちなみに、本日1ユーロは1.952レバで換金。地球の歩き方には、ユーロと固定相場制って書いてある、ユーロのレートに関しては変化がなくて当然?(すみません、この辺弱いので。)
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お金ネタが続きます、紙幣の取り扱いについて。今日両替した時に手元にやってきたレバ紙幣ですが、ピン札じゃないです。しかるべき大きな銀行で両替すればきれいな紙幣なのかも知れませんが、事務所の近くの両替商で両替したので。大きい額の紙幣は割ときれいなんですが、小さい額の紙幣は結構ぼろぼろです。中には破れているのをテープで補強してある紙幣があったりします。日本だと、破れた紙幣は銀行に持っていけば新しいものと交換してくれますが(但し大きさによる)、ブルガリアではどうなんでしょう。ちょっとだけ興味があります。そうそう、蛇足ですが、日本でドルから円に両替したことがないのでどうなのか知りませんが、ドルとユーロからレバに両替したら、1ストティンキの桁まで使って全部きれいにレバになって返ってきました。日本で円からドルに両替した時は、ドルを切りのいい数字に合わせるため、端数を1円単位で払った記憶があるんですが、逆はどうなんでしょう。
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トラムの方向切り替えについて。予想の域を出ませんが、パンタグラフから信号を送っているような気がします。というのも、ポイントの手前のパンタグラフが接している電線に、送電用ではないケーブルが付いているからです。その行き先は、ポイント近くの支柱。切り替えが必要な車両は、その地点をずいぶんゆっくり走行、通る時に「カシャッ」とポイントが切り替わる音が聞こえたような気がしました。ちなみに、雪の日はうまくポイントが切り替わらないらしく、この前トラムに乗ってた時に、なかなか発車しないなぁ、と思っていたら、運転手がポイントの雪をかき出して切り替えをしていた、ということがありました。あ、そうそう、受動車両仲間ついでにトロレーのことも書いておこうかな。トロレーは、線路があるわけではないので、ポイント切り替えは必要ないんですが、逆に電源供給バーをどうやって制御してるの、という疑問があります。直線を走っている時は何も考えなくてもいいんですけど、交差点にさしかかった時、ある路線は左、ある路線は右、ある路線は直進、という時に分かれていたら、電源供給用のバーはどうやってそっちの方向の電線に移るのでしょう。運転席で、何か制御するのかな。今度注意して見てみよう。
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乗り物ネタが続きます、バスなどの乗り降りと扉の開閉について。前に「停留所のずいぶん手前から降りる準備をしている」と書いたことがあったと思いますが、理由がなんとなくわかった気がします。運転手によってだと思いますが、扉を閉めるタイミングが早いんですよね。さっさと降りないと、降りっぱぐれる、ある意味、運転手との競争です。これは乗る時にもいえることで、とっとと乗らないとおいていかれます。だから我先に乗り込むんですね、みんなして。これは・・・うーん、どうしたらいいんだろうなぁ、やっぱりみんなの意識改革かな。
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更に乗り物ネタ、タクシーのチップについて。事務所の人から聞いたので乗った時は実行しているんですが、「端数は運転手にあげちゃう」。例えば、料金が2.85レバの時、3レバを渡して「おつりはいらねぇ」とカッコつけるんです。運転手には「メルシー」と感謝されるし、なんかわかんないけど良いことをしたような気になるし(実際は散財)、たまにしか乗らないからいいんじゃないですか?
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流行の色(?)について。割と目に留まるのが「白と黒のツートンカラー(っていうんでしたっけ、2色でまとめられているデザイン)」。若い女性に多いと思うんですが、靴やズボンなどでこの色づかいをたまに見ます。道行く人に聞くわけにもいかないし(もっとも聞き方もわからない)、まぁ、そのうち確認できる機会があったらしてみます。
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ディナーの順序について。日本食くらいなんでしょうか、ばーん、と最初に全部出てきてしまうのは。ブルガリアでは、最初にサラダとラキヤ、次に副食(というのかな、ようはおかずです)、そして主食、最後にデザート、という順で食べるのが一般的のようです。レストランでも確かこんな順で出てきてたように記憶してます。でも、スティ先の人は、日本の食事方法をそれなりにわかっているらしく、自分の分はブルガリア風の順序で出しますが、ボク(笑)の分はまとめて全部出してくれます。それがいいのかどうかはわかりませんが。
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食べ物ネタが続きます、冬季間の野菜について。生野菜が食卓にのぼることはまずありません。直訳すると「酸っぱい野菜」という意味のкисел зеленчукばかりです。日本で言う漬物みたいな感覚でしょうか。ビンなどに作りおきしておき、バルコニーなどで保管(天然冷蔵庫)、食べる分だけ取り出しているようです。嫌いではないんですが・・・こればっかりだとなんとなく、ねぇ(笑)。
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1日分なのに、書きすぎました。しばらくおとなしくしてます。つーか、素直に引越しの準備しなさいってば、自分。勉強もしなさいってば、自分。
2004年1月8日(木) 現地語学訓練終了。相変わらず、さっぱり喋れるようになってません。こんなんで、大丈夫なんかいな。一人暮らしできるのか、結構不安だったりします。まぁ、今更どうこういってもしょうがないので、なるようにしかならないんですけどね。
4日(日)、スティ先から、一歩も外に出ませんでした。部屋でひたすらウェブサイトの更新したり、月曜日に学校でやらなきゃいけないプレゼンの用意をしたり、語学訓練の最終試験の一つのプレゼンの準備をしたり、最終試験の勉強をしたり・・・すみません、いかにも勉強してるように書きましたが、実態は中身がないんですよ・・・。まぁ、それはいいんですが(いや、良くない)、ずっと家にいたので、食事は3食スティ先で。やっぱりきついですねぇ。朝は良かったけど、昼は量が多くて、残した分は夜にまわしてもらいました。夜も夜で、多かったんですけどね。ちなみに、この日は1日中お腹の調子が良くなくて、何回も何回もトイレに行ってました。朝から変だったから、食べ過ぎが原因ではなく前日に食べたものかなぁ。次の日には直ってたんで、良かったんですけど。それから、ホストファミリーのお父さんの方が、調子が悪いらしく、病院に行ってました。大丈夫かな。何か声をかけたいのに、それもブルガリア語でなんて言っていいのかわからないからもどかしい・・・。5日(月)、朝食抜き(実際には前日のデザート(なのにご飯が入ってる)の残りを食べた)で出発、7時半から8時10分まで、学校(語学学校ではないところ)で、日本文化紹介ということで折り紙のプレゼンをしました。実際に折り紙の紹介は別な人がやって(4人グループで行きました)自分は日本の紹介。またしてもほとんど原稿棒読み、だから人前はダメなんだってば。語学学校に戻ってきて、今度は最終試験のプレゼンの練習、本当にできない自分が嫌になってきます。昼食をとる気がしなくて何も食べず、午後は博物館関係のテクニカルターム。その後、事務所に行って写真をまとめてアップ。精神的にちょっと不安定な1日でした。6日(火)、朝早くにホストファミリーが家を出て行きました。初めて1人で家を出ることに。お父さんの方が入院なのだそうです。10日間帰ってこないみたいだから、自分が家を出る時にいないんですねぇ・・・。ちょっと寂しい。午前は授業、プレゼンの練習、相変わらず覚えてないです。午後は屋外授業、銀行での両替の仕方、実際にしたわけではないので、よくわかりませんでした。その後、みんなでお茶して事務所へ。メールチェックしたりして帰りました。7日(水)、午前は最終試験、現地語学訓練の成果を見るためのものですが・・・さっぱりですわ。プレゼンの練習もして、そしてこの練習とは別のプレゼン(これも試験の内の1つ)をして終了、午後は事務所でオリエンテーション、メールチェックとかもして、家に帰りました。8日(木)、午前は省庁訪問、2箇所行って、簡単な自己紹介と、練習してきたプレゼンを披露。原稿見ずにはできたけど、出来は良くなかったですね。相手が言ってることも、さっぱりわからないし。この1ヶ月っていったい・・・。午後は事務所にたむろしてました。メール見たり本読んだり(読みかけてた本1冊読破)。LANの数が限られているにも関わらず、迷惑承知で○ffice up dateなぞしてたんですが、○ffice 2○○○のSR1がインストールできないんですよねぇ。何ででしょう。まぁ、そんな感じで、日々の生活はこんなんでした。
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ブルガリアの人の予知能力?バスやトラム、トロレーなどを停留所で待っている時、まだ影も形も見えてないのに、近づいていることを察知しているかのように車道のほうに出て行きます。で、ちゃんと来るんですよねぇ。すごいですねぇ。停留所には、時刻表も何もないし、あっても時間どうりになんか運行しないだろうし、不思議です。
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こちらの学校の形態がよくわかりません。折り紙のプレゼンをした学校しか見てないので、なんともわからないんですが、小さい子から大きい子まで一緒でした。プレゼンをしたのは7年生(12〜13歳)の前、ということだったので、日本で言う中学も一緒なんでしょうか。9年生まであるのかな。他の学校は違うかもしれないし、おいおいわかったら、また書こうと思います。
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皮膚の変化。雪が降って、足元からの寒さが厳しいからでしょうねぇ、足のスネの下の方の皮膚がかさかさになってアカギレ寸前です。痛痒い。まだ切れてはないですけど。なんかクリーム塗った方がいいかな。これから行く所は、もう少し暖かいらしから、ほっといてもいいかなぁ、なんて思ってるんですが、まぁ、酷くなったら何か考えましょう。
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以上、現場から東海林がお伝えしました(嘘)。
2004年1月3日(土) 快適ではないけど、スティ先でもネットができるようになったので、調子に乗ってメールしたりHP更新したりしてます。なかなか繋がらなかったり、繋がってもすぐに応答がなくなったりするので、できるだけ手短にやってます。
2日(金)、午前は授業、昼休みに、学校の近くの店で、前買ったのとは別な会社のインターネットカードを買ってみました。午後はテクニカルターム(博物館関係)。終わってから、中心街まで出て行って、ちょっと買い物をしました。絵葉書を買ったら(1枚0.60лева(レヴァ)、4枚買ってみた)、小さなカレンダーをもらいました。粋な計らい。その後、4日で定期が切れるので、5日から5日間乗り放題の券を購入。9леваでした。家に帰ってから、早速昼に買ったインターネットカードを試してみました。前に買ったのより繋がりが良い気がするぞ。bolという会社のカードなんですが、5леваで最大50時間できるようです。但し、33.6kbps。56kpbsコースもありますが、9時間で、しかもベストエフォートらしく、今まで56kbpsで繋がったことありません。その他に、やはり33.6kbpsで15時間というコースもありますが、50時間コースと何が違うのかわかりません。ちなみに、前に買ったのはnetelという会社のカード、ここはアクセスポイントが5箇所もあるのに、ほとんどつながらない。5леваで27時間というのは魅力だけど、繋がりにくいし、そういえばスピードもわからないし。まぁ、あと1週間くらいだから、この2社でやりくりしよう。3日(土)、午前中は授業、月曜日に行く学校でのプレゼンの練習。まともに発表できてないので、何度もダメだしされました。家でもちゃんと練習しなさい、とも言われました。苦手というか、嫌いですね、この手の人前でやることは。午後は「授業の一環で」買い物。郊外にある「メトロ」という大型スーパーまで車に乗せてもらって行ってきました。食料品も日用品も電化製品も、ここで一通り揃います。自分はいつものように、何も買わずに出てきてしまいましたが、一緒に行った人たちは、何かしら買ってました。その後、中心街まで送ってもらい、解散。疲れていたので、今日はまっすぐ家に帰りました。というわけで、2日分終わり。
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車のブザーについて。多分警報装置のブザーだと思うんですが、やたらにうるさいです。音の種類は、パトカーのサイレンみたいな感じの音が多いかな。どういう時に鳴っているのかわからないんですが、年越しの花火に反応して鳴っていた、という話も聞いたので、音か光にも反応するんかな。いまいち不明点が多いです。
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町でよく見かける略語。「ООД」は「オ・オ・デ」と発音するらしいです。「дружество с ограничена отговорност」の略で、なぜか「Д」は一番最後に来ます。英語では「a limited liability company」らしいので、「株式会社」とでも訳したらいいんかな。次に「ДДС」。「デ・デ・セ」と発音するらしいです。「данък добавена стойност」の略で、英語では「value added tax(VAT)」らしいです。「付加価値税」とでも訳したらいいんかな。日本の消費税みたいなものだと思うけど、これがブルガリアでは20%です。今日行ったメトロの値札にもこの「ДДС 20%」と書いてありました。
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трамвай(トラム)・тролей(トロレー)の到着予知。どちらも車両の上にある電線から電気を供給して走っているので、その電線の揺れを見れば近づいているかどうかがわかるかな、と思って見てみました。結果は、一言で言うと「わかりづらい」です。基本的に、1本の道に両方向の車両が走っているわけで、それぞれの電線を支えるワイヤーが一緒であれば、どちらかの方向の車両が来たら揺れてしまうわけです。たまたま、自分が乗り換えするспирка(停留所)は、片方向しか走ってないので、自分の乗りたい車両が来るのがわかりますが、となりのспиркаだと、逆方向の車両の電線が交差する場所が近いので、間違うこともしばしば。街の中心のтрамвайなんかだと、完全にアウトですね。常に両方向の車両が走っているので、見てても全然わかりません。まぁ、こういう下らないことを考えている暇があったらもっと周囲に警戒せい、ということですね。
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道路の凸について。スティ先の近くにもあるし、街中でも見たことがありますが、道を横断してわざと出っ張りを付けてあるところがあります。大きい道では見たことがないですが、細い道にあるようです。うっかりスピードを出して通過したのか、車の下をこすった跡があるところもあります。みんな慎重に、すごくゆっくりと通過していきます。スピード出し過ぎ防止?にしては、スピードを出せそうもないような道にあるしなぁ。そのうち写真撮って、サーバに上げておきますので、見てみて下さい。
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スティ先の鍵について。3つ必要です。まず、建物に入るのに鍵がいります。これは日本のマンションなどと一緒かな。次に、家の扉が2重なので、鍵が2つ必要です。扉が1枚で鍵が2つじゃなくて、扉が2枚で鍵が1つずつです。それだけ物騒なんでしょうね。だって、防寒のためにしては、内側の扉が隙間だらけだからおかしい(笑)。ただ、建物の入り口の扉は、たまに開けっ放しだったりする(オートロックなんて贅沢なものはついてません)ので、家の入り口までは誰でも来れることがよくあるんじゃないでしょうか。このあたりはいい加減なんですね。さすがブルガリア。
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ラジオ続編。自分の持ってきたラジオで、聞ける局を探してみました。AMから。828,963,981,1089,1134,1431,1458,1467(kHz)で、何かが聞こえました。FMは、87.6,88.0,88.4,89.1,89.5,90.0(MHz)で、何かが聞こえました。ついでにTVの周波数帯はどうだろう、と思って聞いてみると、1,2,4,12(ch)で何がが聞こえました。但し、1と2は音が割れ気味なので、周波数が合ってないものと思われます。4と12は、テレビの番組と同じ音声でした。で、自分が住んでいる部屋のレコードプレーヤを何気なく見てみると、チューナも付いてて、周波数帯も書いてあるじゃないですか。それぞれのバンドエッジを見てみると、FMは87.0〜105.5MHz、MFは520〜1600kHz、LFは150〜260kHzとなってます。書いてある数字をそのまま抜き出しただけなので、実際はこれより広いのかも知れませんが、それでも、FMは日本より高めの帯域設定(だからTVの1と2で何か聞こえたんだな)、これはリージョンの違いでしょうね。でもMFは日本と大体同じ帯域。LFがあるのには驚きましたが、実際に放送されているんでしょうか・・・。試しにちょっと聞いてみたけど、何も聞こえず、MFもほとんど何も聞こえなかったから、アンテナが繋がってないのかな。まぁ、そんなわけで、あっさりと1日に書いた疑問が解決してしまいました。
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今日は何だか疲れたので、とっとと寝ようかな。また時間をみてレポートします。
2004年1月1日(木) さてさて、年越しパーティーの続きです。
「Честита Нова Година!(明けましておめでとう!というような意味だと思う)」というわけで、ワインの乾杯と同時に年が明けました。テレビも特集ばかり、異常に盛り上がってます。家の外でも、年越しが近づくにつれてうるさくなってきた爆竹や花火の音が更に激しくなりました。クリスマスより年越しの方が盛り上がっているような感じです。マンションのベランダからロケット花火を飛ばしている人もいます。雨なのに、みんな元気やねぇ。まぁ、それはいいんですが、外で夕食食べてくる、と確か言ったはずなのに、普通に食事が出てきました。もちろん全部食べきれず、残りは明日ね、と言って残してしまいました。半分寝ながらワインを飲んだりコーラを飲んだり、で、最後に、もうこの世のものとは思えないくらい甘い、パイのような食べ物が出てきました。調子に乗って、食べてしまったんですが・・・朝起きたら、ものすごく胸焼けしてました。食道がヒリヒリしてます。うーん、これじゃあ何も食べられないなぁ、朝食はчай(お茶)だけでごめんなさいしてしまいました。そして、こんな状態で、大晦日に行った村に今日も伝統行事を見に行きます。かめを中心に、みんな円を描いて踊る踊る。自分も誘われるままに踊っちゃいました。素面だったんだけどなぁ(笑)。ステップがいくつかあって、動きが細かいのは難しいです。最初ゆっくりの音楽でも、最後には早くなってきたりするので、はしゃいで踊っていると汗をかきます。まぁ、でも、体を動かしたおかげで、体調は元に戻りました。かめからみんなが預けたものを取り出すのを見届けてから、村を後にしました。ソフィアに戻る途中、自分たちが乗った車を追い抜いていく車があったんですが、ちょっと先で警察につかまってました。ネズミ捕りかな、ブルガリアにもあるんですね。しかも正月からご苦労様です。解散場所の語学教室から、家までは、今まで撮り損ねた景色の写真を撮ろうと、ちょっと回り道をしながら帰ることに。人が少なくて、動きやすいです。と同時に、店もほとんどしまってて、欲しかったポストカードが買えんかった・・・。家に着いてからは、ひたすらこのブルガリア文章を書いてました。夕ご飯を食べて(残した食べ物が約束通り出てきました)、シャワーを浴びて、服を洗って・・・正月から忙しいなぁ、なんだか。こんな感じで、元旦は過ぎていきました。
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аптека(薬局)について。ソフィア市内でやたら目にします。チェーンというわけではないんでしょうけど、日本の薬局くらいたくさんあります。品揃えは・・・まぁ、ここはブルガリアなので(爆)。
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花火・爆竹について。本文中でも触れましたが、バンバン、パンパン、よく音がします。何か行事があるとやるんでしょうか、冬なのに売っているのを見ます。
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手紙について。書きたいのにレターセットが見当たりません。クリスマス・新年という時期柄か、カードはよく見ます。でも、便箋は見たことがないです。大量に文章を書きたい人はどうしているんでしょうか。長い文を書くという文化がないのでしょうか。それとも、何枚かのカードに渡って書くのでしょうか。とりあえず、文房具屋でレポート用紙を買ってきたので、当面はこれで書くしかないです。
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検札について。不正をしていなければ何もビビることはないんですが、突然声をかけられるとびっくりします。というのも、常に車両に乗っているわけではなく、спирка(停留所)から、しらっと乗り込んで、おもむろにカバンから係のはおりを取り出し、しらっと着て「切符を見せろ」と言ってくるんです。乗ってくる人に注意してないと「なんか変な人に声かけられた」と思ってしまいます。ちなみに、乗っている時間は割と短く、全員の切符を見てから降りるわけではないみたいです。適当といえば適当。時には、怪しそうな人にだけ確認をしている時もあるみたいで、すぐ隣の人には何も言わないのに、自分にだけ声をかけてきた時もありました(ここでは外国人だからしょうがない)。
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車の制限速度について。前にもちらっと触れたことがあったかも知れません。速度設定に「?」と思うことが、たまにあります。一般道の最高速度がもともと高いのか、ハイウェイではなさそうな道も80km/時だったり、狭い道や石畳の道でも40km/時だったりします。まぁ、それでも守ってない車が結構いたりするんですが。
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冷蔵について。今は冬なので、飲み物や漬物なんかは外に出して冷やしているようです。天然の冷蔵庫。
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窓について。寒いところ仕様ですね。二重サッシです。だから、парно(パルノ)がついていれば、外の気温からしたら考えられないくらい暖かいです。そんなわけで、今もTシャツ1枚でこれを書いてます。
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信号機について。大きな道では、日本同様、右左折用の信号に分かれています。ただし、全てが独立していて、縦型です。日本と同じで一番上が赤で真中が黄色と言うより赤っぽい色(色弱なので断言は勘弁して下さい)で一番下が青(緑?)ですが、色だけでなく矢印(直進だったら上矢印)の表示もあります。変わり方は、赤から青になる時は、カウントダウン方式で、「赤」→「赤と黄」→「青」です。青から赤になる時は、日本と同じで順番で変わっていきます。小さな道では、右左折用に別れておらず、1つの信号だけです。やはり動作は独立タイプと同じです。日本でも最近は横断歩道でカウントダウン方式の信号がありますが、こっちでは、歩行者信号に秒読みがついているのは見たことありません。
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挨拶・あいづちについて。いまさらですが、習慣についてです。初めて会った人であろうが、親友であろうが、挨拶の時はとりあえず握手をするようです。これはブルガリアに限らず、ヨーロッパ・アメリカなどで広く一般化している習慣ですね。むしろ、日本のように会釈で済ませるところのほうが少ないんでしょう。それから、あいづちですが、首の振り方が、肯定と否定で逆です。「да(はい)」の時は首を横に振り、「не(いいえ)」の時は首を縦に振ります。ただ、あまり注意して見てないだけかも知れませんが、実際にそういう素振りをしている人をあまり見ないような気が・・・。自分が答える立場で「да」って言いながら首を縦に振っても話は通じてるみたいですから、そんなに考え込む必要もないかも知れません。
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ラジオについて。スティ先にあるラジオを見ると、どうもワイドバンドレシーバっぽいんですよね。短波(ハイバンドに当たる周波数?)帯がやたら種類あって、中波っぽいのもあって、FM帯もあるんだけど、微妙に周波数が低かったり。でも、街中の宣伝を見ると、もっと高い周波数だったり。いまいちわかりません。これについては、興味深いので、更に追求したいと思います。詳しいことがわかったら、また書きます。
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電話回線について。住んでいるところにもよるんでしょうけど、スティ先の回線については、いまいちなようです。屋内については、単純に並列配線をしてあるのか、2個ある電話のどっちかで電話をかけようとすると、もう1つの電話でパルス音がなります(そう、この家はトーンじゃなくてパルス契約らしい)。で、どこかのHPで見たんですが、別な家と1本の回線を共用しているらしく、たまにおかしな動作をすることがあります。家の片一方の電話を使い終わって切ると、もう片方の電話で「チーン」って音がするんですが、それと同じ音が、何もしてないのにすることがあります。別な家で、使い終わった時の回り込みだと考えれば、納得がいく・・・かな。ダイアルアップでネットつなごうとしている時も、ダイアル中に切れてしまうことが何回かありました。別な個所で同時に使おうとしている影響でしょうか。なんにしろ、あまり安定した回線ではないようです。
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博物館などの料金について。ブルガリアだけに限ったことではないですが、入場料を2種類設定してある場合が多いようです。ホテルもしかり。IDが手に入れば現地人料金になるそうなので、もう少しの辛抱だ・・・。
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電柱について。ソフィアの中心街は、どうやら地中化のようです。トラムやトロレーのための電線は張り巡らされていますが、家庭用の電線や電話線などが乗った電柱は見たことがありません。そういえば、下を見たら目が眩むくらいの空洞が広がっていた格子の蓋があったな、あれが共同坑かな。
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車のタイヤについて。チェーンを見たことがありません。スタッドレスかどうかも怪しいです。みんな、普通に滑りながら走ってます。いや、こう書くと語弊があるかな、発進・停止時に、ちょっとタイヤが空回りしたり滑ったりすることがあるみたい、と書いた方が正しい(笑)。これがこっちのスタンダードなんでしょう。怖くて自分では運転できません(しちゃいけないからしないけど)。
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магазин(お店)について。なんて言ったらいいんだろ、日本で言う「露店」みたいな感じの店が、市内にはたくさんあります。спирка近くに集中してますね。売っているものは、雑誌や新聞、飲み物、お菓子、テレホンカードなどなど。寒いのに、朝早くからご苦労様です、という感じです。
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今までためにためていたものを、一気に書いてみました。またしばらく書かない気がする・・・。まぁ、気長にお待ち下さいませ。